確定申告シーズン、今年は国税局からの税理士さんの記帳指導で大助かり。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

確定申告シーズン、今年は国税局からの税理士さんの記帳指導で大助かり。

シーズン到来。2023年度は、国税局からのご案内で、8月から「国税局から委託された税理士が、受講される方の備付帳簿に応じて、記帳の仕方、決算における処理、所得税及び消費税の確定申告書の書き方等の指導を、計4回無料で行うもの」なるサービスを受けていました。

つい先日、その4回目(最終回)の指導が終了。花祭窯の指導を担当してくださったのは、地元・宗像エリアで公認会計士事務所を開いておられる瀧口先生です。クラウド会計サービスfreeeの認定アドバイザーでもいらっしゃるので、毎回画面上でわかりやすく指導してくださいました。

日ごろ使っているソフト上で、記帳内容のチェックの仕方や決算処理の際に確認すべき事項や、そのための手順を教えていただけたのが、とてもよかったです。自分がクラウド会計ソフトの便利機能をほとんど使えていなかったことが、よくわかりました。指導のなかで見せていただいた作業手順は、そのまま持ち帰って使うことができましたので、実務的にも勉強になりました。

これまでにも商工会のサービスなどで、単発で税理士さんの相談をお願いしたことがありましたが、クラウド会計(それも、自分が使っているのと同じもの)に精通しておられる税理士さんは今回が初めてでした。プラットフォームが同じ=共通言語で指導していただくことが出来ますので、いいですね。わかりやすく明快なご指導で、たいへん助かりました。

それにしても、国税局が費用負担してのサービスですから、ありがたいものです。このような機会があるときは、しっかり活用したいですね。

英語でアート!で、アーティストへの質問を学ぶ。番外編。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

英語でアート!で、アーティストへの質問を学ぶ。番外編。

『英語でアート!』(マール社/佐藤実・宮本由紀共著の由紀さんに、期間限定のマンツーマンレッスンを受けています。展覧会の際にギャラリーでクライアントから聞かれやすいことや、アーティストトークなどの機会に寄せられる質問項目などを想定して、それらに対する受け答えをブラッシュアップしています。

宮本由紀さんのアート英語講座 アートを通して英語を学ぶ Art Alliance

昨日はブログに「アーティストへの質問」をまとめました

今回は、由紀さんがわたし用に作ってくださった質問項目のまとめです。わたし用=立場としてはキュレーター用、マネージャー用、エージェント用とでもいうところですね。英語で情報発信するようになってから10年以上、わたしが主に作ってきたのは「アーティスト・藤吉憲典」としての英語でした。が、そのサポート位置にある人自身に対しても、質問が飛んでくることがありますよ、ということで。これはまったく考えていなかったことでしたので、目からうろこでした。

というわけで、以下、番外編の質問リスト。


  • What do you do?/What kind of work do you do?
  • How do you promote and manage Kensuke’s work?
  • What challenges do you face as an art agent, and how do you overcome them?
  • Are there specific goals or aspirations you have for Kensuke’s career in the art world?
  • Can you share any memorable experiences or highlights from your work as an agent?
  • What advice would you give to someone aspiring to become an art agent or manager?
  • How do you stay informed about the current trends in the art world?
  • How has your role evolved over time, and what have you learned from the experience?
  • What excites you the most about the upcoming solo show in Beijing? London?

あらためて質問項目を読み返してみると、当然ながらアーティストに対する質問とはまったく異なるもので、これまでにあまり考えたことも無ければ、日本語でも言葉にしたこともありませんでした。これらの質問リストに応えることは、自分の仕事を振り返り整理し直すことにもつながりますので、さっそく自分なりの回答を、英語と日本語の両方で作ってみようと思いました。

英語でアート!で、アーティストへの質問を学ぶ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

英語でアート!で、アーティストへの質問を学ぶ。

『英語でアート!』(マール社/佐藤実・宮本由紀共著の由紀さんに、期間限定のマンツーマンレッスンを受けています。5回講座の4回目が終わり、残すところラスト1回です。このレッスンが通常の英会話学習と圧倒的に異なるのは、指導してくださる由紀さんが、長年米国のギャラリーや美術館での仕事をなさっていて、アートの現場での英語を熟知しておられること。そのような方に直接指導していただけるわたしは、つくづくラッキーです。

宮本由紀さんのアート英語講座はこちらからご確認いただくことが出来ます。
アートを通して英語を学ぶ Art Alliance

先月のレッスン後は、「おお!」な言い回しをまとめましたので、今回は、アーティストがよく聞かれること(質問事項)を書いておこうと思います。

以下、質問リスト。


  1. When did he first start creating art work?
  2. Is there a particular historical period from which he draws inspiration?
  3. When he executes a work of art, does it come from an inner aesthetic? Or is he reacting to the world around him?
  4. Is there a reason why he creates his work in a certain size? Is scale important to him?
  5. Did he ever consider expressing himself in other art forms?
  6. Does he have a favorite art work among his creations?
  7. How does the artist know when he’s finished a particular art work?
  8. Did Kensuke have a challenging moment in his artistic journey? How did he overcome it?
  9. Does he use symbolism?
  10. Does religion, or any sort of spiritual belief, play the creation of his work?
  11. Why did he give it this title?
  12. “What is art” to Kensuke?
  13. What part of Kensuke’s work can people identify with?
  14. What kind of people would you like to sell Kensuke’s work to?
  15. What kind of environment should his art be shown at?
  16. Can regular people live with his art in the same place?
  17. Do you think what does could help socirty?
  18. Are successful artists responsible for the impact of their work inside sociey?

昨年春に藤吉憲典が英国メディアから受けたインタビューでも、同様の質問項目がいくつもありました。

アーティストに聞きたいことは、英国でも米国でも共通しているようです。つまり、これらの質問リストに対する回答を準備しておけば、ある程度スムーズに受け答えが出来るはず!だということ。いつそのような機会があっても慌てずに対応できるように、準備しておくのがいいですね。

『英語でアート!』(マール社/佐藤実・宮本由紀共著

読書『ウルトラ・ニッチ』(ダイヤモンド社)浜田寿人著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『ウルトラ・ニッチ』(ダイヤモンド社)浜田寿人著

久しぶりにビジネス書というか実用書というか、の本をまとめ読みしています。新しいことに取り組むときの、わたしのパターン。サブタイトルに「小さく始めろ!ニッチを攻めろ!」とあります。帯は堀江貴文氏で、「数ある日本の誇れる『商品、食材、サービス』は、小さく始めて、とことんニッチを攻めて行けば、日本を飛び越えて世界でも勝てる」とあります。そこを目指しているのだけれど、なかなか思うように「飛び越える」ことが出来ていないわたしに必要な本でした。

以下、備忘。


  • わかりやすく世界で通用するコンテンツで、世界一、つまり世界で一人だけという称号を目指す
  • 超のつく高付加価値
  • わかりやすいビジョン
  • 新しいマーケットを創造する意識
  • 最終的には、業界の中での仲間を増やしていくことが重要になる
  • トッププレーヤーの言葉を聞きに行く
  • 一番強いところと組む
  • あえて、投資を募る。応援してくださる仲間を募る。
  • わかりやすい(=ワン&オンリー、高級で高付加価値)
  • 非言語で伝わるもの
  • 1秒でわかる
  • 説明不要なもの、価値ある希少なもの
  • 努力は好きに勝てない
  • グローバルな人間をパートナーに巻き込んでしまう
  • 自分自身に一人称での付加価値をつけていく
  • ハイエンド
  • グローバルコミュニケーションの中で通用するもの
  • グローバルコミュニケーションの価値づけにおいて、「共通した層」
  • 自分たちのクリエイティブを理解してくれる人たちを作ること
  • 金融市場の周辺(香港、ロンドン、ニューヨーク)
  • 自分が大切にするクリエイティブな領域に自分の時間とお金を少しでも投資する
  • 何を人生で大事にするのか
  • パッと見て価値がわかることが大切
  • ヒットしたら、そのイメージをずっと固定化させていく
  • 何かひとつアイコンとなるイメージを作ることのほうが大事
  • 「あなたは、いったい誰なのか」ということをシンプルにはっきり
  • 一言でわかる強い言葉
  • 一番高く売る
  • いかに価値を認めてもらうか。それをステータスとしてもらうか。
  • クリエイティブ料
  • いい体験が得られるクリエイティブを考える
  • 体験に対する原価というのは、実は無いに等しい
  • 提供する相手は一流の人たちになります。ならば、少しでもそういう人たちに近づけるようなライフスタイルを意識した方がいい。
  • 家はきちんときれいにする。居心地のいい空間を作る。一流のものを、できるだけ揃えていく。
  • ファッション、インテリア、アート、音楽
  • いろいろな分野のスペシャリストと組む
  • 会社ではなく、フリーランス、個人名で活躍されているスペシャリストたち
  • スピードとクオリティを手に入れる
  • 売り込まない
  • 事業への思いを発信する
  • ネーミングにこだわれ
  • 一目でわかる、一瞬でわかる
  • 見た目は極めて重要
  • 英文で発信していく
  • 英語で書いてもらえるような取り組みを意識する
  • 告知媒体としてのクラウドファンディング
  • 同じ内容、同じコンテンツを上げていく
  • ひとつのことしか出さない
  • 同じことをずっとやり続ける
  • ストーリーの活用(メインの枠との使い分け)
  • パーソナルメディア
  • 一番簡単な方法が、ライブ
  • 映像を配信する。コンセプトを決めてライブをしていく。

『ウルトラ・ニッチ』(ダイヤモンド社)浜田寿人著より


ざっと書き出すと、重複して強調されている部分も多く、著者が本書で言いたいことの熱量が伝わってきます。海外展開アプローチ仕切り直しに、ぴったりの内容でした。最終段のタイトルは「すぐはじめよ」ということで、すぐやろうと思います。

『ウルトラ・ニッチ』(ダイヤモンド社)浜田寿人著

映画『ジャンヌ・デュ・バリュー』を観てきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

映画『ジャンヌ・デュ・バリュー』を観てきました。

2024年2本目は、フランス映画。ジョニー・デップ出演の最新作ということで、ワクワクしながら映画館へ。

ジョニー・デップ演じるルイ15世の最後の公式愛妾といわれたジャンヌ・デュ・バリューの、波乱の人生が描かれた映画でした。主役ジャンヌを演じたのは、本作の監督であり脚本家でもあるマイウェンという、フランスの女優さん。初めてお名前とお顔を知りましたが、とっても素敵でした。

映画で描かれたのは、ジャンヌがルイ15世の愛妾となり、ルイ15世の崩御とともにヴェルサイユ宮殿を追い出されるまで。そのあとフランスは、ルイ16世とマリー・アントワネットの時代となり、市民革命へと突き進んでいくのだと考えると、時代が大きく動くまさにその一歩手前の夢物語だったのかもしれません。映画のエンディングのキャプションによれば、市民革命によってルイ16世とマリー・アントワネットが処刑されたのに続いて、ジャンヌも処刑されているとのこと。映画ですっかりジャンヌの魅力に引き込まれた者としては、その運命の起伏の激しさに残酷さを感じました。

映画は全編フランス語。ヴェルサイユ宮殿での撮影、衣装はシャネルが全面協力とあり、とにかく美しく眼福な世界観でした。ジョニー・デップは、この役のために体重を増やしたのではないかと見えましたが、相変わらず魅力的でした。ジャンヌの「動」に対して、ルイ15世の「静」。映画はエンディングに向かって悲痛な感じになってくるのですが、それまでは思わずくすっと笑いたくなるような場面も多く、フランス映画のエスプリとでもいうようなものを感じました。

ルイ15世の御付きの人を演じた俳優さんが、とても素敵だなと思っていたら、ちょうど一昨年の2月に観た『フレンチ・ディスパッチ』にも出演なさっていたようです。今では全くどのストーリーのどの役で出ておられたのか、見当もつきませんが(調べればすぐわかるのでしょうけれど)。そういえばフランス映画はその時以来だったかもしれません。

最寄りのTOHOシネマズで上映してくれたことに感謝です。こういう映画を引き続き上映してもらえるように、わたしにできる唯一のことは、足を運ぶことですね。

春節、あけましておめでとうございます。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

春節、あけましておめでとうございます。

季節の移り変わりが暦にわかりやすく反映されているなぁと感じる二月です。先々週末に豆まきをして立春を迎えたと思えば、先週末は旧暦正月の春節。毎年思うことですが、元旦のお正月で新年がはじまり、その一か月後に再スタートのタイミングに出来る春節があり、さらにその1~2カ月後には新年度という形で、また新たな(そして大きな)変化を迎える時点がある。日本人の生活には、春=変化を促すタイミングがいくつもありますね。

三日坊主という言葉があります。わたしはもうずいぶんと前から、三日坊主になってしまったけど継続したいという時は、また最初の一日目からやり直したらいい、と考えていて、そのような考え方に対して、いくつも節目を持つ「暦」の解釈はとても心強いものです。週末は春節でしたので、あらためて新年の意思決定や願い事を紙に書きだしました。

占星術(占星学)を生業としているお友だちがいて、毎新月・満月ごとに、その時の星の配置が占星学的に見るとどのようなことを示唆しているのかを、オープンに発信してくれます。そこには呪術的な要素は皆無で(と、わたしは感じています)、どちらかといえば占星学の統計学的な側面を垣間見ることが出来、自らの行動や思考パターンを省みる、とても良いタイミングとなっています。

八田占星学研究所

新月と満月ごとですから、約14日ごとに、そのタイミングがやってきます。概ね月に2回ですから、感覚的には「わりとしょっちゅう」です。個人的な占い結果ではありませんので、なるほど大きな視点で観たときにそういう傾向があるのかもしれないな、というぐらい。それでも、自分に照らして微修正したり推進したりする機会となっていて、これはとてもありがたいことです。

彼女が言うには、個人的な占いをする場面でも、ほとんどのケースでは本人が自分のなかに解決策や意思決定がある状態で、占い師としてできることは、それを意識上に見えやすくしたり、ちょっと背中を押してあげることだけ、だということ。2月10日の新月のメッセージを見ながら、我が身を省みる三連休でした。

今更ですが、クラウドソーシングサービスを使ってみた。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

今更ですが、クラウドソーシングサービスを使ってみた。

初めてネットショップをつくってからかれこれ20年以上が経っています。その間に、ウェブ上の様々なサービスが、登場しては進化したり消えて行ったりするのを眺めてきました。ネットショップ構築をはじめとしたデザイン系の仕事では、ちょっとした仕事を外注する仕組みがわりと早い時期からあったように記憶しています。

この手のサービスを、今どきは「クラウトソーシング」と呼ぶと知りました。外注(アウトソーシング)をインターネット(クラウド)上で行うから、クラウドソーシングということなのですね。ググってみたところ、現在この手のサービスを展開している事業者はいくつもあるようですが、わたしが見た限りでは「ランサーズ」と「クラウドワークス」が、2トップのようでした。

自分でやるにはややこしい仕事を、その道を生業としておられる方に委ねるのは、とても理にかなっています。そうしたサービスを、あたりまえに上手に活用なさっている人は、わたしの周りにはたくさん。頭ではわかっているつもりでいたわたし自身も、これまでに何度も「誰かにお願いしようかな」と思った仕事はありましたが、結局うまく活用できずにおりました。

今回、ちょっとした画像処理の仕事ではありましたが、専門家に任せた方が早いし確実!という案件があり、初めてランサーズを使ってみました。結論、良かったです。ランサーズに登録し、案件をやっていただけそうな専門家を探し、見積もり依頼をかけたところ、その翌日にはその案件の成果物が手元に届くというスピード解決!

いや、びっくりです。まず、どなたにお願いするかの専門家(フリーランサーさん)選定が肝でした。該当する分野に対応できるという専門家の一覧が出てきて、おススメ順位やプロフィールを見て選ぶ、という手順。候補者を探している最中は「わかりやすい、選びやすい」という印象は失礼ながらなかったのですが、結果としてはちゃんと、とても良い方にお願いすることが出来ました。

同時に何人にも相談を投げかけて良いということでしたので、二人の方に同じ依頼で相談してみました。するとお一人の方は「自分には力不足で難しい」と、率直に辞退のご連絡をくださいました。そしてもう一人の方は、いつ納品できるか、いくらでできるかをすぐに出してくださいました。どちらの方の印象も良かったです。最初にどなたに仕事を依頼するかによって、サービスの使い勝手の印象がまったく変わってくるだろうな、と思います。わたしはラッキーでした。

今回、納品スピード、成果物の内容、金額ともに納得いくもので、とっても助かりました。最初の印象が良かったので、これからもお世話になることになりそうです。やはり「餅は餅屋」ですね。このようなサービスを安心して使える仕組みを提供してくださる事業者さんがあることに、感謝です。

ごりょんさんの山笠はじめ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ごりょんさんの山笠はじめ。

2024年も津屋崎祇園山笠は開催される予定のようです。上の写真は昨年のもの。年末年始のバタバタが少しおさまった先日、ごりょんさんの初打合せがありました。みんなご近所とはいえ、それぞれ仕事を持っているし、子どもを持つ母親でもありますので、ゆっくり顔を合わせる機会はなかなかありません。ときどき道端で偶然会って、あいさつ程度の会話を交わす程度。そんななか、ごりょんさんの集まりは、格好の井戸端会議の場なのです。

お昼ご飯を食べながらのおしゃべりは、時間がいくらあっても足りませんね。夏の山笠終了後半年が経っていますから、その間に起こったこともいろいろ。久しぶりにそれぞれの近況を知ることが出来ました。それぞれの家族ぐるみの近況を聞いておくことは、実は山笠の運営をサポートする立場として役立ちます。山笠の準備が始まる6月から7月の間だけのこととはいえ、皆さん家事や仕事があるなか時間をとって集合しますので、忙しくて都合がつかないこともしばしば。そんなとき、それぞれの状況がある程度わかっていると、お互いに心配りし、スムーズに役割を分担しあうことができます。

それにしても毎回思うのは、会長職はじめ、役職者の奥さま方のたいへんさ。山笠のお祭り自体を楽しんでいるのは旦那衆ですから、奥さん方はいわば巻き込まれている感じです。会長職の奥さんともなると、有無を言わさずごりょんさんの役割を果たさねばならないということになり、その心理的・時間的負担はいかほどかと思います。このような昔ながらのやり方は、今ではどんどん廃れつつあるのでしょうけれど、花祭窯のある「新町流れ」では未だ顕在。負担が少なくなるように、毎年少しづつ工夫して変わって来てはいますが、それでもたいへんだろうな、と思います。

ただただ山笠に参加させていただいているわたしたちとしては、できる限りのお手伝いをするだけです。少しでもお役に立てたら良いな、と思いつつ、2024年の山笠も楽しみです。

仕事でChat GPTを使う場面をいくつかパターン化してみた。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

仕事でChat GPTを使う場面をいくつかパターン化してみた。

「今やらないヤツはバカ!」とホリエモンに言われたのは、いつのことだったかと思えば、昨年の11月末のことでした。

「今」と言われてから既に2か月以上経ってしまいましたが。この間、「生成AI」と呼ばれるものが具体的に使われている場面に何度も出合ううちに、現状の自分の仕事のなかではどう使えるか、のイメージがだいぶ湧いてきました。お友だちのなかでも、仕事上であたりまえに活用している方が、どんどん増えています。

わたしの仕事で身近なところでは、ECショップのプラットフォームでも、生成AIの活用が進んでいるのに気が付きます。わかりやすいところでは、商品説明文の自動作成。もちろん、実際に公に使う説明文としては手直し作業が必須ではありますが、かなり作業時間が短縮される効果があることは、間違いなさそうです。オンライン上の各種サービスでのヘルプにも、ずいぶんと取り入れられていますね。自分が意識していなかっただけで、実は前々からあったのだということが、実感としてわかる今日この頃。

というわけで、ようやく今月に入ってからChat GPTそのものを使い始めました。わたしの仕事のなかでは、やはり商品や作品の説明文づくりが一番気安く始められる部分。日本語での文章を作ってもらって、手直しして、それを英文に作り直してもらって、さらに手直しして、という感じで仕事を手伝ってもらっています。英文制作は翻訳ツールのDeepLにずっとお世話になっていますが(こちらも高性能AIですね)、これからはChat GPTと両方使うことで、時間を短縮できそうです。

日本文にしても英文にしても、ときどき、自分ではこれまで考えてもいなかった秀逸な表現をしてくれることがあり、「なるほど、この言い方いいかも!」と、目からうろこが落ちることも少なからず。これは、使い始める前までは予想していなかったグッドポイントでした。

どんなキーワードを入れるか、どんなオーダーをするかで出来不出来が左右されるのを目の当たりにすると、「プロンプト・デザイナー」なる職業が生まれつつあるという話もうなずけます。最適解を得るためには、より適切な質問・指示が必要。まずは繰り返し使ってみることが、プロンプトのコツをつかむ方法になるのかな、と思います。

再読書『ひと目でわかるレイアウトの基本。』大里浩二監修・MdN編集部編

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

再読書『ひと目でわかるレイアウトの基本。』大里浩二監修・MdN編集部編

先日のデザイン開発ワークショップのなかで

「使える(おすすめの)デザインの参考書」を挙げるシーンがあり、わたしが真っ先に思い出し、おススメしたのが、本書でした。

タイトルを口にすると、デザインのプロであるアドバイザーの皆さんが、「そう、これこれ!」という反応を返してくださったので、嬉しくなりました。わたしがこの本を見つけたのは約2年前、いつものカメリアステージ図書館でのこと。読んですぐに発注したのでした。ワークショップから帰ってきてから、真っ先に本書を本棚から引っ張り出し、再読。

表紙に書いてある通り「ちゃんとデザインの基本原則が学べるデザイン教本。」なので、わたしのようなデザイン素人にとっては、心強い限りです。今回久しぶりに読み直しましたが、やはり、いいですね♪

雑誌・書籍・ムック・インターネット・イベントを通して、グラフィックデザインやWebデザインのノウハウと可能性を伝える出版社であるMdNさんのサイトでは、本書意外にもたくさんのデザイン関連本を探すことが出来ますので、ご参考まで。

https://books.mdn.co.jp/