チューリップがあると、ぐっと春が近づいたような気がします。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

チューリップがあると、ぐっと春が近づいたような気がします。

昨日は息子の高校卒業式でした。その昔、わたし自身の高校卒業式も3月1日だったと思います。当時もそうでしたが、息子のクラスも、進路が決定した子もいれば、まだ進路も決定していない子も多数という状況。卒業と言われても、まだ受験が残っている子どもたちにしてみたら、なんとなくスッキリしないのではないかしらと思いつつ卒業式に列席しました。

卒業式は、とっても良かったです。式が退屈になるかどうかのカギを握る校長先生のお話も、PTA会長さんのお話も、ご自身の言葉で丁寧に卒業生に言葉を贈ってくださり、保護者としてありがたいなぁと思いました。ちょっと驚いたのは、号泣している生徒がけっこういたこと。その素直さが素晴らしいと思いましたし、想い入れのある3年間を送ることが出来たのだろうなと、うらやましい感じも致しました。

卒業式後には、各クラスでの最後のホームルーム。ホームルームでは生徒一人一人が「一言挨拶」をしたのですが、ここでまた驚かされました。それぞれの生徒が、クラスの仲間に対して、先生に対して、そして保護者に対して、きちんと言葉にしてお礼を言うのです。いやぁ、今どきの若者はなんてすごいんだろうと、時代の流れを感じました。おかげさまで、とてもさわやかな気持ちになりました。

その後部活の集まりがあるという息子を残して、わたしは一足先に帰宅。夕方遅く、息子が花束を抱えて帰ってきました。

チューリップ

チューリップ、いいですね。玄関でいいよ、というので、さっそく玄関に生けました。ほかにもなんやかんやと卒業祝いのプレゼントをいただいたようでした。我が息子はまだ進路が決定していないのですが、卒業は卒業。進路未定での卒業式と言われてもなんとなくスッキリしないのではないかしらと考えたのは、まったくの杞憂でした。

この春ご卒業の皆さま、誠におめでとうございます。