「デザイン開発ワークショップ」最終日。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「デザイン開発ワークショップ」最終日。

福岡県商工部新事業支援課さんからのご案内で、年初1月からスタートした「デザイン開発ワークショップ」。四回の連続講座も無事最終日を迎えました。会場の西日本工業大学地域連携センターは、JR西小倉駅から歩いて3分ほど。開始時間より少し早く着きましたので、小倉城周りをちょっぴりお散歩することが出来ました。思えば第1回目のときは、まだ日が短くて辺りが暗く散歩しようという気になりませんでしたから、季節の流れを感じます。

さて最終回。これまでの3回で積み上げてきたことを、いかに実現して商売として成果=売上に結びつけていくかという今後の計画の確認と、決意表明の時間となりました。花祭窯を含めた受講3社とも、第一回目のワークショップの時点でイメージしていた成果とは少々(あるいはかなり)異なる方向に目標が変化しましたが、そのこと自体がワークショップの一つの成果であったと言えそうです。

講座タイトルこそ「デザイン開発」となっておりましたが、一般的な意味での物理的デザインを本格的に検討する機会は、結局三社ともありませんでした。思考のデザインを学ぶこと、「何をどう売っていくか」「その方法をどうデザインするか」という部分に注力した4回8時間でした。

最後にアドバイザーのお一人が「三社ともぜんぜん違う業種で、ばらばらの方向性を持っていたので、最初はどうなるかと思っていましたが、それぞれに成果に結びつけることが出来そうで、良かったです」と安堵の表情をなさっていたのが印象的でした。なるほど、ワークショップの成果を求められるアドバイザーなる立場に置かれた方々にとっては、かなりプレッシャーがあったのだろうなぁと。そんなアドバイザーの方がたとの出会いも嬉しいワークショップでした。

デザイン開発ワークショップは、福岡県の事業として毎年開催されています。福岡県内の事業者さんで興味のある方は、来年度以降の機会に参加なさってみてはいかがでしょうか。