動き方を変えてみたら、案外満足のいく結果になった。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

動き方を変えてみたら、案外満足のいく結果になった。

昨日のこと。プライベートでのTo Do事案がたくさんありましたので、お茶のお稽古をいつもより早めに失礼し、いつもより少し早く博多駅へ。ところがホームまで上がったところで、トラブルのために電車が止まっていて、運行再開予定時刻が2時間以上後になることが発覚。一度改札を出て、バスでの帰路をスマホで調べつつ博多駅に隣接するバスターミナルへ向かいました。博多のバスターミナルから花祭窯のある福津市までは、乗り換え1回を含め高速利用のバスを使って辿り着くことが出来ます。

さっそく乗り換え地点に向かう乗り場に並び、バスの発車時刻と到着予定時刻を確認すると、最速でも1時間半はかかりそうだということが判明。通勤(帰り)時間帯にガッツリ被っていることを考えると、バス停で待たされ、椅子には座れず、しかも渋滞に巻き込まれることが予想できました。それでも電車を待つよりは1時間以上早く到着できるかもしれないというところで、いつもならそのまま「バスを使って帰る」を選んでいたと思います。そもそも早く帰ろうと、お茶のお稽古も早めに切り上げたのでしたから。

けれども昨日はなんとなく腹を括って、電車が動くのを待つことにしようと思い直したのでした。電車再開までの2時間ほどのあいだに、最近できていなかったこと=本屋さんをゆっくり眺めたり、お茶飲みながら本を読んだりしようと思いつき、バス乗り場の列を離れて、バスターミナルの上にある紀伊國屋書店へ直行。気持ちがバタバタしていましたので、まずは紀伊國屋書店内にあるカフェでロイヤルミルクティーを注文して一息すると、ホッとしました。

結果、最近読み進むことが出来ていなかった小説は読了し、久しぶりに本屋さんをぶらぶらすることも出来て、思いがけず気分がリフレッシュ。電車はほぼ最初の案内通り、2時間後に動き始めました。車内は心配したほどには混雑しておらず、ストレスを感じることなく帰宅。自分ではコントロールできない要因が大きかったので、たまたまの結果ではありますが、我ながら良い判断でした^^

わりと「反射的に動いてしまう」ことがあることを自覚しているワタクシ。癖というか習慣というか、反射的に言葉を返したり、反射的に行動したり、ということがままあり、それはいつも良い結果を生むとは限りません。今回は「2時間の待ち時間」をどう解釈するかで、自分の取る行動を変えることが出来ました。そういえば社会人一年目のときに、尊敬している先輩から「一生懸命やっているのはわかるし、すぐに行動に移すのは良いことだけど、動く前にほんとうにそれが最善かどうか、ちょっと考えてから動く癖をつけた方がいいよ」と言われたのを思い出しました。

自分の動き方・行動パターンを、一呼吸おいて考え変えてみること、ちょっと意識してやってみようと思います。