ドライブがてら、花見でホッ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ドライブがてら、花見でホッ。

四月に入って桜がちょうど見頃になるなんて、とても久しぶりだったと思います。ここ数年は、卒業式の頃に桜が咲いて、入学式シーズンにはもう散っていたような印象がありますので、桜シーズンに入学式を迎えることができる今年の新入生の皆さんは、とてもラッキーですね♪

さてぽかぽか陽気の一日、車で移動の用事がありました。気持ちの良いお日さまのもと、道すがら目に飛び込んでくるのは、桜並木の艶やかさだったり、山の斜面にぼんやりと浮かんで見える山桜の薄桃色だったり。約一時間のドライブが、思いがけず「車窓から花見」の贅沢な時間となりました。

この春は、花見宴会を計画しようと考える間もなく桜シーズンを迎えていましたので、思わず「ラッキー」とつぶやきました。途中、新幹線の線路沿いにあるパーキングエリアで休憩したときには、目の前を新幹線2本が通り過ぎるのをじっくり目撃することも出来、鉄分補充でさらにラッキー。景色にホッとすると同時に、気忙しさに周りが見えなくなりつつあった自分に気が付きました。いかんいかん、ですね。

今年は7月から8月にかけて、銀座・博多・北京と藤吉憲典の展覧会が続きます。自然の景色の美しさを味方につけて英気を養い、しっかり準備を進めて行こうと気分の晴れた「ドライブ花見」でした。昨日は本降りの雨と強風で「桜散し」の心配をしましたが、今週末まではどうやら大丈夫そうですので、あらためてお花見を計画するのも良いな、などと欲も出つつ。

上の写真は、昨年撮った佐賀花祭の桜。佐賀花祭の桜は少し遅めですので、まだここまで咲いていないかもしれませんが、桜シーズンのうちに足を運ぶのはちょっと厳しいかもしれません。桜は散っても花のシーズン、新緑シーズンの楽しみがこれから続きます。今年はまだ果樹の植樹など「我が家の春のルーチンワーク」が出来ていませんので、ちょっと落ち着いたら取り戻して参ります^^

3月岡山和気・ギャラリー栂さんでの藤吉憲典作品展、ありがとうございました。次は7月東京銀座・黒田陶苑さんです。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

3月岡山和気・ギャラリー栂さんでの藤吉憲典作品展、ありがとうございました。次は7月東京銀座・黒田陶苑さんです。

ギャラリー栂さんでの藤吉憲典作品展は、先週末無事に閉会いたしました。足を運んでくださいました皆さま、誠にありがとうございました!三年ぶりとあって、たくさんの作品をお持ちいたしました。ご覧になられたあるお客さまからは、食器の楽しさとともにアート作品の見応えを感じたと直接ご感想をご連絡いただきました。また別のお客さまからは、「龍の掛け軸に心をわしづかみにされた」とメッセージをいただきました。他にもSNSを通して、たくさんのご感想をいただきました。作者ともども嬉しくありがたく、あらためてお礼申し上げます。

さて2024年の藤吉憲典は、例年より少し多めの展覧会予定となっております。次は7月、本社ビルがこの4月にリニューアルオープンなさる、銀座黒田陶苑さんでの個展となります。

黒田陶苑さんでの展覧会は、おおよそ隔年で機会をいただいております。個人のお客様だけでなく、料理人さんをはじめプロのお客さまも多いのが黒田さんの特徴の一つだと感じています。北大路魯山人を世に出したギャラリーとして知られ、その歩みの歴史を拝見するほどに、プロに信頼されるギャラリーであることを深く納得します。

黒田陶苑さんの公式サイト 「社史」

そんなわけで、肥前磁器作家・藤吉憲典は既に黒田陶苑さんでの個展に向けて、新作をたくさん生み出し中。今回は特に「向付」に力が入っています。新作制作のようすは今後、藤吉憲典の公式インスタグラムでご紹介していく予定です。どうぞお楽しみに。

藤吉憲典公式インスタグラム

友人からアーモンドの種が届いて、思わず笑った。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

友人からアーモンドの種が届いて、思わず笑った。

久しぶりに、いかにも新年度!という感じの4月1日を迎え、出先から戻ったところ、親しい友人から小さな荷物が到着していました。上の写真が、荷物の中身です。「アーモンドフェスティバル」なるイベントに行ってきたということで、「みんなで咲かそうアーモンド」のキャッチコピーとともに、殻付きの種が6つ入っていました。都市部でマンション暮らしの友人に、木を植えることのできるようなスペースはなく、同封された手紙の「託す!」の言葉に思わず笑いました。

アーモンドの花は桜によく似ているという話を、以前に聞いたことがありました。種についての説明書きを読むと、まさにそのようなことが書いてあり、なるほど育って花が咲くようになったら、これは楽しいだろうなぁとワクワク。ここ数年、3月から4月頃になると、花祭窯の創業地・佐賀花祭に果樹苗を植える「花祭果樹園化プロジェクト」(今、勝手に名前を付けました)を実行しています。一昨年は柑橘系の苗木を3本、昨年は林檎とヤマモモを植えたのでした。

アーモンドは種で届きました。解説書によると、これが直植え出来る苗木にまで育つのに、3~5年はかかりそうです。そして、湿気の多い場所、粘土質な土地はどうやら合わないようです。佐賀花祭は、山間部で湿気が多く、土も粘土質。ということは、苗木サイズまで育ったとしても、植樹は難しそうです。津屋崎は風がよく通り乾きやすい土地なので、土壌的には合いそうですが、潮風の影響が気になります。また花祭窯の露地はとても小さいので、成木になったらちょっと大変かな、と。

そんなわけで、将来どこに植樹できるのか、現段階では当ての無い状態ではありますが、まずは鉢植えで若木まで育てられたらいいね、ということになりました。そもそも発芽するのか!?という疑問がありますが、そこは友人のガーデナーさんの力を借りながら、チャレンジしてみようかな、と。

「みんなで咲かそうアーモンド」進捗状況をこちらで書いていきたいと思います。まずはうまく行けば1-2カ月で発芽するらしく。良い報告が出来るよう、頑張ります。