こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
読書『乾物』(家の光協会)有元葉子 著
ご存じ料理研究家の有元葉子さんの料理本です。表紙タイトルの右側に「有元葉子の和の食材」と書いてあり、どうやらシリーズもののよう。タイトルの左側には「切り干し大根、干し椎茸、きくらげ、かんぴょう、ずいき、大豆、干し湯葉、車麩、ひじき、煮干し、干し貝柱、干しえび、桜えび、じゃこ」と書いてあります。
乾物は大好きです。長期保存が大前提というところから、近頃は非常食としての側面を説く人たちも出てきましたね。個人的に、もっと活用したいと思っていたところに良書発見!ちなみに今うちの台所にある乾物を上げてみると、切り干し大根、干し椎茸、昆布、高野豆腐、ひじき、煮干し、じゃこ、削り節、ひよこ豆。
乾物って、面倒くさそうに見えて、実は「戻す」という一手間があるだけのこと。調理自体が面倒くさかったり難しかったり、ということでは無いと思います。そして、常備しておけば、いざという時にとっても便利です。なによりも、美味しくて栄養バランスが良いというのもGOOD。本書をパラパラとめくり、もっと買い貯めておこうと思いました。
それぞれの乾物をおいしくいただくための「戻し方」と、特徴にあったレシピがわかりやすく載っています。写真もいい感じです。最近は、調理方法を知りたいと思ったらインターネットでサッと調べることができますので、料理本を購入する機会がめっきりなくなりましたが、この『乾物』は手元に置いておきたい1冊です。