こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。
おかげさまで好評をいただいております。いよいよ今週末までとなりました
町田ももふくさんでの藤吉憲典展。
今回の個展に合わせて、ももふくさんが藤吉憲典の記事を書いてくださっています。ありがとうございます<(_ _)>
実は初日の晩、お食事をご一緒しながらオーナーの田辺さんがまずおっしゃったのは
「作品全体の雰囲気が、変わったような・・
なんだか、やわらかくなりましたよね!」
ということでした。
前回の個展からは約2年ぶり。
常設でもいろいろと扱ってくださっているので、常にリアルタイムの藤吉の器をご覧なのですが、それでもやはり個展というかたまりで眺めると、あらためて感じられるものがあるようです。
工房を津屋崎に移転して、山から海へと制作環境も大きく変わりました。
また、「ものづくり」に真摯に取り組む異分野のプロフェッショナルな友人が近所に増えました。・・そんなようなことが、作品にも反映されているようです。
同じ文様を同じ作家が絵付しても、描いた環境や本人の状態によって雰囲気が少しづつ変わります。技術の創意工夫・熟練も、もちろんあります。こうした変化を見つけやすいのも、個展の面白さかもしれません。
いわば作家の成長を一緒に感じることができるのも、作家ものの器を使う面白さのひとつ。
ともあれ、ももふくさんが書いてくださった連続記事。
個展訪問前の予習にも、個展訪問後に手に入れた器を眺めながらの復習にも、これを読むと「藤吉憲典の器」をより楽しんでいただけると思います(^^)
ももふくさん、ありがとうございます<(_ _)>