紫陽花シーズン到来です。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

紫陽花シーズン到来です。

今日から六月。花祭窯の露地には紫陽花はありませんが、一歩外に出ればご近所さんの庭先や小路に咲く紫陽花がたくさん目に入ってきます。一口に紫陽花と言っても、色も形もさまざま。いつも庭にお花がいっぱいのご近所さんから、おすそ分けをいただきました!

紫陽花
紫陽花
紫陽花
紫陽花

両手に抱えきれないほどの花をいただき、家に戻ってすぐにバケツにたくさんの水を張って投げ込み、花器を集めてきて生けました。おかげさまで屋内でも紫陽花を満喫しています。

毎年こんなふうに書いているような気がする…と思いチェックしてみたら、昨年は6月9日に「紫陽花をたくさんいただいたので。」とアップしていました。ありがたいですね。

続・読書『英語の品格』第4章(インターナショナル新書)ロッシェル・カップ/大野和基 著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

続・読書『英語の品格』第4章(インターナショナル新書)ロッシェル・カップ/大野和基 著

読書『英語の品格』の続き、最終章です。たくさん掲載されている文例のなかから、自分にとって使い勝手の良さそうな例文を「わたし用」にまとめています。「第1章日本人英語の非常識」「第2章自然な英語を目指して」「第3章品のある英語に仕上げるためのスパイス」に続いては、「第4章品格のある英語で好感度を上げるコツ」です。


  • In other words, … / What I mean is …
  • It’s not urgent. / It’s no rush.
  • Let me make sure that I got that right.
  • Let’s keep in touch.
  • It’s been a long time.
  • There was some room for improvement.
  • We would have liked it to be better.
  • I’m grateful for your assistance.
  • I appreciate your help.
  • That’s very kind of you to say.
  • It makes me happy to hear you say that.
  • I’m so glad to hear that.
  • I hope everything goes well.
  • I’m crossing my fingers for you.
  • It was really great talking with you.
  • I’m so glad I got the chance to meet you.
  • I learned a lot from talking with you.

『英語の品格』(インターナショナル新書)ロッシェル・カップ/大野和基 著より


個人的には、会話よりもメールで英語を使うことの方が多いのですが、メールでの言い回しにもそのまま使える表現がたくさんありました。これから英文メールを書くたびに、お世話になること間違いなしです。たくさんの文例のなかから、まずは自分の使いやすいものをひとつづつ、自分の表現として身に着けていきたいと思います。

続・読書『英語の品格』第3章(インターナショナル新書)ロッシェル・カップ/大野和基 著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

続・読書『英語の品格』第3章(インターナショナル新書)ロッシェル・カップ/大野和基 著

読書『英語の品格』の続き。たくさん掲載されている文例のなかから、自分にとって使い勝手の良さそうな例文を「わたし用」にまとめています。「第1章日本人英語の非常識」「第2章自然な英語を目指して」に続いては、「第3章品のある英語に仕上げるためのスパイス」です。


  • Overall it looks very good. There is one portion, however, that I have concerns about and would like you to revise.
  • May I have a cup of coffee?
  • I’d like to check out.
  • Would you please call a taxi?
  • Could you recommend something as a gift for my mother?
  • This is just a small token of my appreciation.
  • I hope you’ll like this.
  • I hope this will brighten your day.
  • This is just a small souvenir from Fukuoka.
  • I suggest you try blue for this room.
  • Some people might think that…
  • I was wondering if you might have time to help me with this project.
  • There seems to be a problem.
  • I suspect that there’s something wrong with the work.

『英語の品格』(インターナショナル新書)ロッシェル・カップ/大野和基 著より


「言いにくいことを伝える」場面での婉曲的な言い回しなど、日本語に置き換えても使えると思いました。丁寧な言葉遣いを心がける際の考え方は、英語も日本語も同じですね。

津屋崎陶片ミュージアム@花祭窯、展示替え。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

津屋崎陶片ミュージアム@花祭窯、展示替え。

久しぶりに津屋崎陶片ミュージアムのお話。展示棚を変えたいな、などと思いながら、このところ放置状態になっておりました津屋崎陶片ミュージアム。ほぼ毎日海辺の散歩に出かけるダンナが、いいカケラを見つけては拾ってくる日常は変わりありませんので、日々陶片の数は増え続けています。

先日行われたメディアの取材に先立ち、ディレクターさんに肥前磁器の歴史と伝統文化、そして現代へのつながりを理解していただくのに、陶片を使って説明するとビジュアル的に説得力もあり、とてもわかりやすいということが判明。

簡易的なものながら、キャプションパネル(文字による説明)も新しく作り直し、肥前磁器作家・藤吉憲典に、今回の番組テーマにおススメの陶片を選んでもらいました。大量にある陶片のなかからの、ほんの一部を選りすぐり。テーマによって、どんな陶片をどう見せるかは変わってくるので、やはり定期的な展示替えも必要だなぁ、などと思いつつ。

津屋崎陶片ミュージアム@花祭窯

津屋崎陶片ミュージアム@花祭窯

津屋崎陶片ミュージアム@花祭窯

「いずれはこんな風に展示したい」の陶片展示イメージが頭の中にあります。お手本は、東京出光美術館の陶片室。保存収納と展示を兼ね備えた引き出し式の展示棚が秀逸で、これを花祭窯のギャラリースペースに収まるサイズで作ってもらえたらいいなと妄想しています。

読書『英語の品格』(インターナショナル新書)ロッシェル・カップ/大野和基 著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『英語の品格』(インターナショナル新書)ロッシェル・カップ/大野和基 著

先日、Zoom参加した日本商事仲裁協会(JCAA)主催の貿易実務セミナー「成功する国際ビジネス交渉の基本ルールと注意点」の報告をしたところでしたが、その後、フォローメールが届きました。セミナー中にチャットで質問がたくさん入っていたようで、時間内にすべて返事が出来なかったと、すべての質問と回答が一覧になっていました。A4サイズで4ページにわたっていました。Zoom開催のセミナーは、参加する側は気楽ですが、開催する側は会場開催以上に細やかな気配りをなさっていて、頭が下がります。

さてその質疑応答一覧に「今回のセミナー内容に合った書籍の紹介」がありました。本書は、その亀田尚己先生のおすすめ本のなかのひとつです。探してみたら帯に「小林克也氏推薦!」とあり、即決購入。

「相手を思いやる婉曲表現、人間関係を円滑にする丁寧で気の利いた言い回しなど」が、「なぜそうなのか」の説明とともに、いくつもの例文で教示されています。この手の本としては、わたしはマヤ・バーダンさんの『英語のお手本 そのままマネしたい「敬語」集』に、ずっとお世話になっていますが、本書もぜひ並行して使っていきたいと思いました。

文例をまとめようかとも思ったのですが、ここでご紹介するにはけっこうな量があるので、気になった方はぜひ手に入れて読んでみてください。ひとつだけ気になる点は、米国英語での表現が中心になっているので、英国ではまた少し異なる表現になるかも、というところ。わたしの場合は、会話より先にEメール等で英語表現を使うことが多いので、実際にメールを書く際に、その都度検証していけたらよいな、と思います。

試行錯誤の英語学習、やっぱり自学時間の確保が必要。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

試行錯誤の英語学習、やっぱり自学時間の確保が必要。

英字新聞「The Japan Times Alpha」に追い回されています。とブログを書いたのは、つい二月ほど前のこと。毎週1部、英字新聞が増えていきます。放っておいてもなかなか改善できないので、この機に「英語学習」全体を見直そう!という結論にたどり着きました。もう何年もこれを繰り返しているような気がしています。学習が途切れていないのが救いではありますが、これは「実際に仕事で使う。必要。」という現状のおかげです。

新しいことを始めては計画し直し…は、「英語学習あるある」ですね。唯一変わらずに続いているのが、英会話教室。通い始めてもう8年目になると思います。ご近所の英会話教室ブループラネットさん。主催するマックティアーご夫妻の、楽しいクラスと柔軟で理解ある対応のおかげです。スピーキングの機会を定期的に持つことで、上達しないまでも現状維持はできているのではないかしらと。

ずーっと気になっているのは語彙不足。語彙が足りないと痛感しつつも受験勉強のように「単語を覚える」だけの学習はやりたくないのが、我ながらわがままです。一番良いのは検定試験の類を目指して学習することなのだと頭ではわかっているのですが。ただ英字新聞を読みだしたことで、新しい語彙に触れる機会は確実に増えてきたので、これをなんとか生かしたいところです。

昨年から外出機会が激減したこともあり、今更ながら「隙間時間に学習」がほとんどできないことに気づきました。それまでは、電車での移動時間やアポの合間のカフェタイムなどが、程良い隙間時間になっていたのですが。ならば、1日のなかで、1週間のなかで、1か月のなかで、決まった時間を英語学習にあてるべし、ですね。タイミングよく某メルマガで「大人になってからの自己学習でも『時間割』を設定することが大事」的なコメントを発見し、やはりそうよね!と。

その一方で「一人で学ぶよりも、複数人で学習した方が、刺激のレベルが高くなり、記憶に定着しやすい」とのコメントも発見。そこは引き続き英会話教室に頼ることになります。加えて高校生になった息子の英語の勉強につきあうことが、いい復習になると感じつつある今日この頃。

ともあれ、自学時間を計画的に確保して、英語学習を習慣化することを目指します。ここで宣言したからには、頑張らねば。次回の渡英をモチベーションに、手を変え品を変え取り組む英語学習です。

九州EC勉強会「GOOGLEマイビジネス を学ぼう」に参加しました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

九州EC勉強会「GOOGLEマイビジネス を学ぼう」に参加しました。

九州ECの久しぶりの勉強会は、Zoom開催でした。九州EC=九州ECミーティングは、EC(イーコマース)事業者が集い、事業運営に役立つ情報交換・提供を行う会で、2005年1月にEC事業に関する情報過疎地であった九州でも東京並みの情報が得られる場を作ることが目的で結成されました。自ら経営者でありECに取り組む方々が幹事となり、ボランティアで続けてきている勉強会組織です。

今回のテーマは、Googleマイビジネスとインスタグラムの活用について。講師の先生は、株式会社モアモスト 取締役の河野忍さん。とっても可愛らしい雰囲気をまといつつ、小学生の時からホームページ制作をなさっていたという、筋金入りのIT専門家でいらっしゃいました。やさしい語り口ながら、ズバズバと「やるべきこと」「見込める成果」について、実践結果を見せながらレクチャーしてくださいました。

以下、備忘


  • テレビ、雑誌、新聞、本などによる情報=認知を増やすための情報。
  • ネット検索による情報=行動欲求に結び付いている情報。
  • 認知を増やす→行動欲求。(だから、どちらも大事。)
  • Googleマイビジネスチューニングの目的は「見込客に魅力を正しく伝える」こと。(=誤解を減らし、間違って来てしまう人を防ぐ役にも立つ」。)
  • 写真200枚。
  • 説明文や投稿は、選んだキーワードで5w1hで作文。
  • 投稿は具体的なお客さまを思い浮かべて、その人に向かって。
  • メッセージ機能をうまく使おう。オンライン予約の方法として使えるかも。
  • 口コミには必ず返信。
  • どのメディアにも言えることだが「まず運用方針を決める!」。
  • インスタ初期設定を見直す。
  • #を決める。
  • #は30まで入れる。
  • 目的に合う#の探し方。
  • 2語以上の組み合わせ#。
  • インスタをカタログ化して「更新しない」という手もあり。

九州EC勉強会「GOOGLEマイビジネス を学ぼう」株式会社モアモスト 取締役河野忍氏より


これだけ明確に語られると、もう「話を聞いたのに実践しなかった」は許されない感じがしました(笑)。九州ECは自ら経営者でありECに取り組む方々が幹事となり、ボランティアで続けてきている勉強会組織なので、「今ほんとうに学びたいこと・学ぶべきこと」が学べます。今回もたいへんお世話になりました。ありがとうございました!

貿易実務セミナー「成功する国際ビジネス交渉の基本ルールと注意点」(日本商事仲裁協会主催)

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

貿易実務セミナー「成功する国際ビジネス交渉の基本ルールと注意点」(日本商事仲裁協会主催)

久しぶりにビジネス系のセミナーに参加いたしました。Zoom開催です。JCAA(日本商事仲裁協会)さんには、無料のセミナーや相談窓口があり、これまでにも、わからないことや確認したいことがあるときに何度かお世話になっております。

講師の亀田尚己先生は、同志社大学商学部商学研究科で30年以上教鞭をとっておられるということで、お話がとても面白く分かりやすく聞きやすく。またそのお話のベースは、中小製造業の社長として輸出の仕事を長年なさってきた豊富な経験に裏付けられたもので、とても納得できるものでした。

以下、備忘。


  • 念入りなコミュニケーション。
  • 「言わなくてもわかるだろう」を捨てる。
  • パトス(感情)65%、ロゴス(人柄)25%、エトス(証明)10%(アリストテレス『弁術論』より)。
  • 日本語表現の特徴(小前提論拠が抜ける/察してくれることを期待する/はっきり言わない)を捨てる。
  • 聞き上手と質問上手。
  • 自分のこととして話ができるくらいにウェブサイトを徹底的に読み込んでから交渉に臨む。
  • Seazon’s greetingsは有効。
  • 自分が正しく理解できるまで質問を繰り返す(いくら質問してもOK)。
  • 使用される言葉の定義の確認を怠らない。
  • 伝えるだけでなく相手の考えを引き出す(What+How、Why+How)。
  • 商談後は必ず「その時の言語(英語)」で商談録を作成する。
  • 「どちらか」でうまくいかない(納得できない)ときは、第3、4、5…の方法を考える。
  • 商談がうまく進まないときは、視点と視野を変える、回答を持ち越す、交渉のパイを拡張する。
  • 第一に大切なのは人間関係の構築、交渉はお取引全体のなかの一部分(部分集合)。

<理解できるまで繰り返す質問例>

  • Could you please say that again?
  • You said … As I understand, you mean…?
  • Could you please give me some examples?
  • … Is that correct?
  • Am I right in understanding that … ?
  • Please let me see if I am clear about what you said. Do you mean … ?
  • May I sum up our discussion as follows … ?

貿易実務セミナー「成功する国際ビジネス交渉の基本ルールと注意点」(日本商事仲裁協会主催)同志社大学亀田尚己先生のお話より


それにしても、居ながらにしてこのような内容のセミナーを受講することができることに、地方在住者として純粋に喜んでいます。機会を提供してくださったJCAA(日本商事仲裁協会)さんに、心より感謝いたします。セミナー告知からすぐに全国から参加申し込みが入り、定員に達するのが思いがけず早かったとおっしゃっていました。

実際に足を運ぶことで得られるものには勝らないのは承知の上でも、以前なら「足を運べないから」と逃していた機会を、オンラインによって掴めるようになったのは、とてもありがたいこと。こうして距離の物理的壁を乗り越えられるようになったことは、昨年からの一年間で「よくなったこと」のひとつですね。

誰に向かって書いているのか。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

誰に向かって書いているのか。

ゴールデンウィークも本日まで。とはいえ、ほとんど通常通りに仕事をしていたので、あまり「休みが終わってしまう!」という感じはありません。自分のペースで日々を淡々と重ねることができるのは、自営業・自由業の良いところだと思います。

ここ数日は文章仕事に勤しみました。いつものこのブログと、あらたに書き始めたオンラインショップ花祭窯蕎麦猪口倶楽部用のブログと、メールマガジンと、依頼されている記事と…。文章を書くことは全く苦にならないどころか、とっても楽しいので、いい仕事をしているなぁとつくづく思います。文章仕事のご依頼ご相談、随時募集中です^^

さてブログ。つい先日、気のおけない友人から「ずっと書いてるよね、誰が読んでるの?」との厳しい質問(笑)。SNSに「ブログ更新」とリンクを張ったりしていますが、賑わい感があるとはお世辞にも言えません。実のところ一番読んでいるのは、わたし自身です。過去を検索する際の備忘録として、とても助かっています。いわば「自分辞典」であり、基本スタンスは、最大読者である「わたし」が読みたいことを書くこと。

このブログのもうひとつの大きな役割は、仕事などで自己紹介が必要な時の、職務経歴書的な役割です。ここに目を通していただけば、どんな考え方をしていて、どんなことをしているのか、おおよそ理解してもらえるので楽々です。このブログが誰かの役に立っているか?と問われれば、まったくわかりません。ずっと前にそういう(人の役に立つ)ブログを目指したこともありましたが、そこを意識しすぎるとわたしは文章を書き続けることができないとわかりました。読んでくださった人のなかに、結果としてなんらかの気づきを得た!という方が一人でもいらっしゃったとしたら、それはとっても嬉しい副産物です。

そういえば『読みたいことを、書けばいい。』(ダイヤモンド社)を読んで、「書きたいことを書く」のと「読みたいことを書く」のとは違うのだと、ぼんやりながらも理解したのは、おおよそ2年前のことでした。「あとから読む自分」のために書く文章は、ほかの方にはわかりにくい(不親切な)文章になってしまっているかもしれませんが、「書きたいこと」から「読みたいこと」へと意識を向けただけでも、自分のなかでは進歩です。

先日来「オードリー・タン」についての本を数冊読みました。いわく、クリエイティブな判断をするためには「散歩、読書、睡眠」が大切な役割を果たすこと、情報はダウンロードとアップロードのバランスが大切であること、情報をアップロードするということはすなわちクリエイティブであり続けること…。凡人のわたしにできる「クリエイティブ」のひとつが、このブログを書き続けることなのだなぁ、と思っています。

千鳥(チドリ)の種類が変わっている!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

千鳥(チドリ)の種類が変わっている!

ちょうど10日ほど前のブログに「カモメ→ツバメ」と書いたばかりでしたが、さらにまた砂浜散歩での違和感があり、「千鳥→別の千鳥」の変化に気づいたのでした。千鳥の種類もいろいろで、季節によって会える種類が変わるのですね。知識としてはわかっていても、実際に浜辺を歩いている姿を見て理解すると、ちょっと感動します。

千鳥は和文様のひとつとして大人気です。肥前磁器でも古伊万里の古典文様からずっと描き続けられている定番文様ですので、肥前磁器の仕事に関わる人にとっても、馴染み深いものです。藤吉憲典のロングセラーのなかでも「波千鳥」は、独立当初からずっと書き続けている定番人気文様。ここ津屋崎に工房を構えたことで、「波千鳥」を日常的に実感できるようになったのは、思いがけない幸運でした。

染付波千鳥文蕎麦猪口 藤吉憲典
染付波千鳥文蕎麦猪口 藤吉憲典
染付波千鳥文小皿 藤吉憲典
染付波千鳥文小皿 藤吉憲典

佐賀有田には海はありません。古(いにしえ)の陶工たちがどんなイメージを持って波千鳥を描き続けたのか…そんなことを考えつつ、波千鳥文様をより身近に感じる今日この頃です。