告知:世界史を建築家の視点で学ぶ、第3回目『初期キリスト教・ビザンチン』

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

福岡acad. 世界史を建築家の視点で学ぶ! 第3回初期キリスト教・ビザンチン

株式会社藤井設計室の藤井昌宏さんを講師にお迎えして学ぶシリーズ。第3回の「初期キリスト教・ビザンチン」では、世界遺産登録されているイタリアのラヴェンナの美しい建築装飾が楽しみです。

「建築の歴史勉強会シリーズ」でスタートしたスライドショー勉強会の第3回目。今回から勉強会タイトルを「世界史を建築家の視点で学ぶ!」と変更しました。

というのも、過去2回の参加者の方々から「建築のことをまったく知らなくても、世界史の面白さがわかるし、哲学的でとても楽しい!」というご感想をいただいたのでした。

藤井さんの解説で建築の歴史を学ぶことの最大の楽しさは、日本では「点」で紹介されることの多い芸術(建築・美術・工芸・デザイン)が、世界史の流れのなかで繋がっていくことです。これは、ここでしかなしえないことだと思います。

皆さまのご参加を心よりお待ちいたしております!


【福岡acad. 世界史を建築家の視点で学ぶ! 第3回 初期キリスト教・ビザンチン】

講師:株式会社藤井設計室・藤井昌宏氏

木原千利建築設計事務所を経て、藤井建築設計室を開く。店舗・住宅・病院などのほか、ハウステンボス、阿蘇ファームランド、ひらかたパークなどエンターテイメント性の高い設計管理を得意としている。昨年(2017年)全体リニューアルした「かしいかえん」の設計監理は遊園地の大規模リノベーションとして、エンターテイメントビジネス業界で注目を集めている。(https://www.facebook.com/Fujii.Design.Office/)

<日時>2018年9月29日(土) 18:30 – 21:30

<会場>メイトム宗像 2階202会議室

<住所>福岡県宗像市久原180

<参加費>3000円(※学生は1500円)
※軽食と飲み物付。

<定員>最大45名

<申込方法>このイベントページにて「参加」ボタンを押してください。追って事務局より確認のメッセージを差し上げます。
メッセージでの確認完了をもって、正式申込といたします。

※キャンセルについて:軽食準備の都合上、9月27日(木)17時以降のキャンセルは100%(3000円※学生は1500円)申込者の負担となります。何卒ご了承くださいませ。

<ジャンル>クリエイティブ、デザイン、建築、アート、工芸、世界史
<主催グループ>福岡acad.(藤井昌宏、藤井睦、相良友也、藤吉有里)
<事務局>Meet Me at Art 藤吉有里

<スケジュール>
18時~ 開場・受付開始
・お飲み物と軽食をご用意しております!(参加費に含まれています)

18時半~ スタート

・参加者自己紹介(一人30秒程度)。
・スライドショー講座スタート。
・途中休憩をはさみます。

21時~ 交流タイム
・質疑応答&意見交換会

21時半~ ・アンケート記入。自由解散。
・閉場時間まで、名刺交換等ご自由にお過ごしください。
(注意)勧誘・営業行為などは厳禁です。社会人としてのマナーを守れない方は、退場&今後の参加をお断りいたします。

21時50分 閉場

<お問合せ・申込方法>FBイベントページにて「参加」ボタンを押してください。追って事務局・藤吉有里より確認のメッセージを差し上げます。

世界史を建築家の視点で学ぶ! 第3回 初期キリスト教・ビザンチン
https://www.facebook.com/events/1071637046344986/

 

2018朝勉強会スタート。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

2018朝勉強会スタート。

気がつけば7年目に入る、花祭窯での朝勉強会。気張ったり気負ったりすることなく、ざっくばらんな雰囲気で続いているのがいいのかもしれません。ともあれ、毎月1回、朝から花祭窯に足を運んでくださるメンバーがいることに感謝です。

主催者(わたし)の独断で、今年から少し趣向を変えようと、近況報告の「最近どう?」に読書会を加えることを決定。2018年の第一回目だった今日は、「どの本を読むか?」を決めました。

あらかじめ何冊かピックアップしていた本を、今日の参加者に中身を見てもらい、選書作業。いかにもなP.F.ドラッカーの本、各種ビジネス書、古典から「論語」「老子」など、一見バラバラだけれど「(短期的・長期的の違いはあるにしても)経営者としての気づきや体力強化につながる」と思える本を用意してみました。

結果、第一冊目に決定したのは

『経営者に贈る5つの質問』P.F.ドラッカー著、上田惇生訳(ダイヤモンド社)

さてどのような読書会になるか、とっても楽しみです。

 

書き初めに見る「人となり」。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

書き初めに見る「人となり」。

昨日に引き続き、書き初め話。

書き初めでなんという字を書くかだけでなく、字の書き方にも人となりが出るというのは、自分自身を省みてつくづく感じます。そもそもダンナに教わってお習字をはじめた当初は、書く線すべてが太く大きく、半紙に文字が入りきれないという…。お手本を見ながら何度も何度も書くうちに、次第にお手本に近づいていくのではありますが。

わたし自身の2018年のテーマは、少し前に友人からいただいたことばのなかにあった「愛と美と調和」から「愛」「美」「和」。

ところが、「和」が書けません(汗)

愛、美と、比較的すんなり書けたのですが、調和の「和」が、なんともバランスよく書けない。なんだか縮こまっている。自分の苦手とするところがこういう形で現れるものかと、思わず苦笑いしました。

それでも繰り返し書くうちに、なんとか「今日のところはこれでよし」と、納得というか妥協できるものが書けるようになりました。思わぬところで、今年のテーマのなかでももっとも意識すべきもの=「和」が目の前に立ち現れた、今年の書き初めでした。

書き初めおそるべし(笑)

 

読書『脳と音読』(講談社現代新書)

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

読書『脳と音読』(講談社現代新書)

「脳を鍛える大人の〇〇」シリーズで有名な医学博士の川島隆太氏と、独文学者の安藤忠夫氏による音読論。

音読に関する本がたくさんあるなか、実験や研究の結果をも通して論じられる音読論で、良い影響のある部分、関連性が見いだせない部分、まだわからない部分、正直に書かれていると感じました。「なんとなくイメージで音読がよさそう」というものとは異なっていました。

今は小学校の宿題に「音読」が出る時代。花祭窯ではときどき「論語を声に出して読もう」を実施していて、何人かで声に出して読むことの面白さを感じていました。また、個人的にはお経を声に出して読んでいて、意味は分からなくてもとりあえず音にして読むことを楽しんでいたのですが、そのいずれも、どうやら脳に好い面があったようです。

 

一日大学生体験。@郷育カレッジ

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

一日大学生体験。@郷育カレッジ

花祭窯のある福津市には、市民のための生涯学習の仕組み「郷育カレッジ」というものがあります。

福津市には「郷育カレッジ」があります。

本日はその講座のひとつ、「一日大学生体験をしよう」に参加してきました。気持ちの良い青空のもと、向かったのはお隣の宗像市にある福岡教育大学

プログラムは「キャンパスツアー→ミニ講義→学食ランチ体験」。

キャンパスツアーでは大学図書館のなかへ。教育大学だけあって、教育学に関する蔵書の数はおそらく九州一とのこと。戦前からの学校教科書など、貴重な資料が保管してある書庫にも入らせていただきました。

ミニ講義では、健康科学センター貫名英之先生による60分の健康講座。学術的でありながら素人にもわかりやすい語り口での講座は、60分もあっという間でした。

そして最後はお楽しみの「学食」。学食で昼食をとるなんて、何十年ぶりでしょう(笑)カツカレーが370円ほど…さすが学食。とっても楽しかったです。

自由時間には、学内にある本屋さんへ。あまり大きな書店ではありませんでしたが、こちらも教育学関連の書籍がずらりと並んでいました。

4時間弱の滞在でしたが、とっても面白かったです。
お取り計らい下さった大学の職員さん、講義を担当してくださった先生、ほんとうにありがとうございました!

 

読書『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

読書『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』山口周(光文社新書)

先日読んだ、池上彰さんの『考える力がつく本』で、ドン・キホーテ創業者の安田隆夫さんとの対談のなかに「書店めぐりをしているとありますよね。(中略)本のほうから手招きするんです。」という会話がありました。今回の本はまさにそうでした。

2017年7月20日初版。実のところ著者のお名前も存じませんでしたが(汗)、タイトルと副題の『経営における「アート」と「サイエンス」』に惹かれ、パラパラと中をめくり、飛び込んできたいくつかのキーワードで即決購入。一気に読みました。

以下、備忘。


  • 「美しい」と人が感じるとき、それはなにがしかの合理的な目的に適っている、というのがカントの指摘
  • 「直観」はいいが「非論理的」はダメ
  • 論理的にシロクロのはっきりつかない問題について答えを出さなければならないとき、最終的に頼れるのは個人の『美意識』
  • 千利休は最初のチーフクリエイティブオフィサー
  • 不確実性の高い意思決定においては、(中略)経営者の「直観」や「感性」、言いかえれば「美意識」に基づいた大きな意思決定が必要
  • モノの消費というのは機能的便益を手に入れるための交換という側面が弱くなり、自己実現のための記号の獲得という側面が強くなっていた
  • 外観もテクノロジーも簡単にコピーすることが可能ですが、世界観とストーリーは決してコピーすることができない
  • 世界観とストーリーの形成には高い水準の美意識が求められる
  • 生活の中から失われた「美」は、やがてそこに暮らす人の感性を鈍麻させ、鈍麻した感性を持った人々が、(中略)社会の美を根こそぎにしていく
  • 「システムに良く適応する」ということと「より良い生を営む」というのは、まったく違うこと
  • 「より高品質の意思決定」を行うために「主観的な内部のモノサシ」を持つ
  • 「顧客に好まれるデザイン」ではなく「顧客を魅了するデザイン」
  • 一目見て、イイものはイイ、ダメなものはダメ
  • 14世紀のイタリアから始まったルネサンスでは、(中略)「人間性=ヒューマニズム」の回復が起こった(中略)、それまで神様に委ねられてきた「真・善・美」の判断を、自分たち人間が担うようになった

『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』より


読書『考える力がつく本』池上彰

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

読書『考える力がつく本』池上彰(プレジデント社)

先日読んだ、池上彰さんと佐藤優さんによる『僕らが毎日やっている最強の読み方』(東洋経済新報社)の、池上さん版。という感じでしょうか。『本、新聞、ネットの読み方、情報整理の「超」入門』というサブタイトルがついています。

読書『最強の読み方』。

大きな違いは、「第7章 リーダーたちは何を読んできたのか」で、池上さんと企業トップの方との、本対談。7章から成っているのですが、この7章目がページの半分以上を占めています。もとはプレジデント誌で連載の「トップの読書術」。企業トップとひとことで言っても、「おすすめ」として挙げる三冊はそれぞれに特徴があり、とても面白かったです。

そのなかでも、わたしにとって一番インパクトがあったのが、富士フィルムホールディングス会長兼CEO古森重隆さんのことば。

「人生で起こる問題を解決するのは、ノウハウではないんです。自分が人生で身につけてきた知恵、考え方、勇気、美学、情熱といった人間としての総合力が解決するのです。」(「考える力がつく本」より)

本を読むことは、その総合力を養う方法のひとつなのですね。

 

 

 

 

宗像で勉強会でした。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

先週末は、

宗像で、とっても濃い勉強会でした。

ゲストにナチュラムの中島さん(ミネルヴァ・ホールディングス株式会社 代表取締役社長兼グループCEO 中島成浩氏)、成都インハナの坂口さん(Chengdu YINHENA 取締役社長 坂口幸太郎氏)をお迎えしての勉強会。

少人数でしたが、参加者の約半数が福岡県外から。非常にエネルギーの高い集まりになりました。

以下、覚え書き。


  • 「わたし(自社)」の存在意義は?
  • 「生きた情報」発信。
  • 「心を動かす」提案力があるか?
  • 「自らの立ち位置」を明確にする。
  • ほんとうの良さが伝わる・真の感動が生まれる場所は、ネットではなく「リアル」。
    →リアルでの感動をネットで発信する。
  • 「あたりまえ」を徹底していく。
  • AIにできること→システム化・アウトソーシング
    アウトソーシングとは、単なる「作業の外注」ではなく「仕組み化」
    仕組み化=「こうなった時は、こうする」の自動化
  • 「コア」に集中。
  • まずは自分の目で確かめに行く。

ナチュラム中島さん、インハナ坂口さんのお話が面白かったのはもちろん、参加者の皆さんそれぞれの、そのまま次の勉強会の「素」になりそうな自己紹介がまた素晴らしく刺激的でした。

宗像でこのような勉強会を企画してくださったお二方、株式会社ピアリビングの室水さん、株式会社ブルーミングスケープの大塚さんに、心より感謝です。

ありがとうございました!

 

2017年下半期朝勉スタート。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

2017年下半期朝勉強会スタート。

花祭窯で開催している月に1度の津屋崎朝勉強会。半年ごとに継続するか退会するかの意思確認をしながら、メンバーも入れ替わり立ち代わりしつつ、ゆるゆると継続しています。

今日は2017年下半期の第1回目。とはいっても上半期からメンバーが変わらなかったので、いつも通りのスタートでした。

勉強会の柱は「最近どう?」

簡単に言ってしまえば、それぞれの取り組みを聞き、自分の現状を話すというそれだけのことですが、これがまあ大きな気づきのもとになるのです。

もともと「全員異業界」であることが特徴の集まりなのですが、このところその幅の振れ方がより大きくなり、ますます面白くなっています。人数は3名から多いときでも8名なので、人数的には多くないのですが、その職業がさまざま。

ざっくり分けても飲食業、製造業、小売業、農業、仕業…と、ほんとうにいろんな視点での意見交換ができます。共通点は個人かまたは家族経営に近い事業形態であるところ。

ついつい専門バカになりがちで、視野が狭くなりそうなところを、腹を割った話のできる仲間たちに、とても助けられています。

 

津屋崎朝勉強会、続行中。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

本日は2017年最初の「朝勉デー」でした。

津屋崎朝勉強会、続行中です(^^)

この朝勉も、2012年に津屋崎に工房を移転してきてから始めた取り組みの一つです。今日は2017年初めの朝勉ということで、「2017年の決意表明を書に」をテーマに実施しました。

参加者がほぼ全員個人事業主なので、1月は事業的にも年度初め。というわけで書かれた文字も、個人的な目標もあれば事業的な目標もあり。「愛」「勇気」「初心」「塩」などなど、各々に個性的な面白い決意表明となりました。

この朝勉強会、月に一度集まって仕事の進捗状況や課題を発表しあうというもの。いわば「最近どう?」を確認する場です。気心の知れた数人で実施しているため、お互いにざっくばらんな意見交換ができます。またそれぞれが自分自身の事業の「現在」を口に出して語ることで、自分のなかでの整理の機会にもなっています。

全員が異業種で、事業を起こすまでのキャリアもさまざまなので、これまでの経験・ものの見方・切り口が異なるのが魅力の一つ。課題解決に向けて意見が欲しい場合にとても助かります。参加者の知恵だけでどうにもならないことも、それぞれの交友関係から「あの人に聞いてみたら良いかも!」ということがしばしば。これもまた大きな魅力です。

2012年の朝勉強会スタート時から続いている重要なルールはみっつ。

  • 自分のことは棚に上げる。

自分のことは見えなくなっているときでも、他者のことはよく見えることがありますよね。なので「自分ができているかどうか」なんていうのは二の次で、思いついたアドバイスは遠慮なく口にすることがルールです。

  • 朝令暮改、大いに結構。

月に一回の開催なので、「そういえば前回言っていたあれ、どうなった?」に対して、状況がまったく変わっていることもしばしば。当然それもまた良しとして話が進みます。

  • 去る者追わず、出戻りOK。

それぞれの事業の進み具合や個人としての考え方、いろんな変化のタイミングがあるのが普通なので、そんなときお休みしやすいように半年ごとに「継続しますか?」確認をしています。勉強会への参加をやめたからといって個人的なお付き合いのスタンスは変わりません。

そんなこんなで、いつの間にか5年も続いていたんですね。参加したいと言ってくださる方がお一人でもある限り、続けていきたいと思っています。