こんにちは。ふじゆりです。
5月5日から5月27日まで、ロンドンのSLADMORE CONTEMPORARY ギャラリーで
FIVE CERAMISTS なるエキシビション。ダンナ・藤吉憲典も参加しています。
ロンドンではちょうど5月に London craft week なるものが開催され、
そのタイミングにあわせての企画展です。
日本人である藤吉、北米の女性アーティスト、英国の男性アーティストお二人、韓国の女性アーティスト、という顔ぶれ。皆、SLADMORE CONTEMPORARY の作家です。
そもそもどうしてここに藤吉が入っているのか。
そのお話を今日はしたいと思います。
2013年から、藤吉憲典は海外ギャラリーへの展開を視野に入れはじめました。
2014年5月にロンドンのSAATCHI GALLERY で開催された COLLECT というアートフェアを視察。
COLLECTには、工芸とアートを融合していくものに価値を見出すギャラリーが集まっていました。
工芸とアートの融合。ちょうど藤吉が取り組んでいるもの、そのものです。
帰国してから、視察で得た情報をもとにアートフェアに参加していたギャラリーについてあらためて調べ、
そのなかで、藤吉のつくるモノと価値観を共有できそうなギャラリーを3軒ほど見つけることができました。
同年秋、ふたたびロンドンへ。
このときは、COLLECTからピックアップしたギャラリーにあらかじめアポイントをとりました。
このアポイントに応じてくださったのが、SLADMORE CONTEMPORARY のオーナーGerryでした。
アポイントさえ取れたら、あとはもう作品をみてもらうだけです。
気に入るか、気に入らないか。
ギャラリーに合うか、合わないか。
とってもシンプル。
そして、Gerryはとっても気に入ってくれたのです。
「わたしのギャラリーの常連さんたちは、ケンスケの作品を必ず気に入るよ!」と
即決でお付き合いがはじまりました。
ロンドンのギャラリーは、作品そのものの価値を評価してくれました。
翌2015年5月、1年前に視察に行ったCOLLECTに、SLADMOREのアーティストとして参加する機会を頂き、
そして今年2016年5月、ギャラリーでの企画展の機会を頂いたのでした。
来年2017年5月には、いよいよ単独での個展の機会を用意していただいています。
頂いた機会に応える方法はただひとつ、
その時点でできる最高の仕事をして、かたちにして、お届けすることです。
“FIVE CERAMISTS” は2016年5月27日まで。
ロンドンにお住まいの方、ロンドンに遊びに行くご予定のある方、ぜひお立ち寄りくださいませ。