読書『フィジカルAIの衝撃』(朝日新聞出版)田中道昭著

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『フィジカルAIの衝撃』(朝日新聞出版)田中道昭著

「この本は夏までに読んでおきたい!」というビジネス系・実用系書籍が数冊ありましたので、えいやっとまとめ買いしてきたうちの一冊です。フルタイトルは『フィジカルAIの衝撃「身体をもった人工知能」は2030年の世界をどう変えるか』とあり、帯には「『これまで通りのやり方がそのまま通用し続ける世界が終わりを迎える。」とあります。なにかの記事で、ソフトバンクの孫さんが今一番投資しているのがフィジカルAIだというのを読んで、興味をそそられていました。「フィジカルAI」だなんて、ほんの少し前まではそんな単語、まったく知らなかったのですけれど。

以下、備忘。


  • (フィジカルAIは)「身体に根差した知」を書き換える。
  • これまで経験と勘に支えられてきた領域が、センサーと人工知能によって再構築される。
  • ここでAIが果たしている役割は、人と置き換わることではない。人が人にしかできない仕事に集中できる余地を生み出すことである。
  • 重要なのは、これがプログラムではなく、「学習」だという点
  • 現実世界を学習の糧とし、経験によって進化する知能
  • 現実世界の「身体感覚」を獲得する
  • 現場を支える重要な資産であると同時に、属人的で、継承の難しいもの
  • 熟練者がいなくなれば失われてしまう暗黙知
  • 仕事は消えなかったが、前提が変わった
  • 目標や制約条件は、依然として人間や組織によって設計される。AIに委ねられるのは、その枠組みの中で最適な行動を選択し続ける権限
  • 「自動化(Automation)」「自律化(Autonomy)」
  • (生成AIについて)大規模言語モデルの本質は、あくまでも「記号操作」
  • (フィジカルAIについて)物理法則のエッセンスを、自らの行動原理として血肉化
  • 「脳×身体×現場」
  • これらは美しいが、ビジネスとして成立するのか
  • 人間の形をしているほうが、この世界に既に存在しているインフラを、そのまま使える
  • 人間の仕事を思い出してみると、その多くは「動作」そのものよりも「判断」によって成り立っている
  • 人間が意味を介して世界を理解するのに対し、ヒューマノイドは関係性(因果の傾向)を通じて世界を把握する
  • 価値観や目的や意図そのものは、人間が与える

『フィジカルAIの衝撃』(朝日新聞出版)田中道昭著 より


フィジカルAIについては、福岡県では北九州市が、安川電機さんを中心に力を入れていることが、このところよく西日本新聞に取り上げられています。本書を読んだことでアンテナが少し伸びて、身近にこの技術に取り組んでいるがあることに気が付きます。「知らないから・まったくわからないから不安」を少しでも解消するためにも、読書は役に立ちますね。アナログ頭なわたしにもわかりやすいように落とし込んであり、事例による解説も多く、ふつうの人にわかるように書こうという著者の気持ちが伝わってくるようでした。ものすごいスピードで動いている分野であり、門外漢ながら、今このタイミングで読んでよかった一冊です。

『フィジカルAIの衝撃』(朝日新聞出版)田中道昭著

藤吉憲典公式サイト更新情報-2025アート作品をアップしました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

藤吉憲典公式サイト更新情報-2025アート作品をアップしました。

藤吉憲典公式サイトのなかに、作品のアップを進めています。先日のブログでは、蕎麦猪口のアップをお知らせしました。アート作品も、最新版の2025年新作をアップすることができましたので、ご案内です。

藤吉憲典公式サイト ARTWORKS(作品)

アート作品、特にAnimal Boxesシリーズは、毎年作ってもほとんどをロンドンのSladmoreギャラリーに納品していて、またありがたいことにエキシビジョンでほぼ完売するため、なかなか国内でご覧いただくことができずにおりました。国内のお客さまからお問い合わせをいただくたびに、実物をご覧いただく機会をつくらねば、つくりたいな、と思いながらのここ数年。

来年の話になりますが、ついに国内で、アート作品での個展開催が決定いたしました!

2027年秋、場所は東京です。とってもとっても嬉しいです。詳しいことはこれから詰めていくところ。情報解禁になりましたら、こちらでもご紹介して参りますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

さしづめ「蕎麦猪口文様のデザイン帳」-藤吉憲典公式サイトを整備中。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

さしづめ「蕎麦猪口文様のデザイン帳」-藤吉憲典公式サイトを整備中。

藤吉憲典公式サイトのなかに、作品のアップを進めています。ようやくひと段落したのが蕎麦猪口の写真。オンラインショップのときも一覧で見ることができましたが、やはり「販売用」と「観覧用」とではページのつくりが異なります。期待していた以上に見え方が変わって雰囲気が良くなり、この意思決定をして良かったと思いました。さしづめ「蕎麦猪口のデザイン帳」とでも呼びたくなるような一覧が出来上がりつつあります。

藤吉憲典公式サイト 蕎麦猪口一覧のページ

器(VESSELS)の写真は、「懐石の器」「小皿豆皿」「蕎麦猪口」のジャンルに分けて、ご紹介しています。いずれも、作ったものすべてを掲載できるわけではなく、写真を撮るタイミングで在庫のあったものをボチボチ追加していく感じになります。ジャンルについては、ご覧になりたいというご要望の多いジャンルを優先しました。料理人さんからのお問い合わせが多いので、このような顔ぶれに。上記以外にも、たとえば珈琲碗皿やらマグカップやらご飯茶わんやらといろいろありますが、この辺りを追加していくかどうかは、今後要検討。その前にまず、「懐石の器」「小皿豆皿」はまだまだアップしていくべきものがありますし、蕎麦猪口も未掲載のものが残っていますので、そこからです。

ECカートによるオンラインショップサービスを終了いたしました、とご挨拶したのはつい先月のことでした。今後のご注文ご検討につきましては、藤吉憲典公式サイトをご参照のうえ、メールでお気軽にお問い合わせくださいませ。蕎麦猪口と小皿豆皿につきましては基本的に注文制作が可能ですし、懐石の器につきましても向付は注文制作に応じることができるものが少なくありません。また東京・南青山の百福さん大阪・阿倍野の暮らし用品さんでも、ご相談いただけると嬉しく思います。百福さんでは今年2026年11月、暮らし用品さんでは来年2027年10月に、藤吉憲典の個展開催が決定しています^^