読書:シャーロックホームズ シリーズ読み直し。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書:シャーロックホームズ シリーズ読み直し。

近所の図書館でお正月休みの間に大量に借りてきたのが、シャーロックホームズものの文庫版。昨年のシャーロックホームズミュージアム訪問『ヴィクトリア朝ロンドンとシャーロックホームズ』(原書房)の読書から、すっかり引っ張られています(笑)

読みたい!と思ったときに過去の名作を容易に手に取ることができるのは、ひとえに文庫と図書館のおかげです。かつてホームズを読んだのは、小学校高学年の頃だったと思いますので、数十年ぶりの読み直し。『緋色の研究』からスタートし、『四つの署名』『バスカヴィル家の犬』(いずれもコナン・ドイル著、新潮文庫)と進んでいます。

面白いです。ストーリー自体の面白さに、ささやかながら自分の経験や知識がプラスされて想像力が広がっていくのを、読書を通して感じています。なかでも特に 『ヴィクトリア朝ロンドンとシャーロックホームズ』(原書房)の読書 によって、ストーリーの世界がぐっと広がりました。本の力ってすごいですね。

『ヴィクトリア朝ロンドンとシャーロックホームズ』(原書房) を編んだのは、シャーロックホームズの展覧会をキュレーションした学芸員や研究者の方々で、熱烈なシャーロックホームズファン。このことがまた、わたしにとっては刺激的な事実であり、学芸員の仕事の面白さ、「好き」が生み出す力の素晴らしさを感じています。

こんなふうに、学芸員としての仕事を形にできたら、素敵ですね。ひとつまた、目標ができました。