神戸の春の風物詩「いかなごのくぎ煮」到着!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

神戸の春の風物詩「いかなごのくぎ煮」到着!

いかなご漁は今年も厳しくて価格が高騰している…という話を聞いていた矢先、神戸にいるお友だちから「いかなごのくぎ煮」が到着。昨年も「春の風物詩」のタイトルでブログにアップしていました。くぎ煮が到着すると「そっか、もうそんな季節だ!」となる藤吉家。毎年恒例と言いつつ、ほんとうにありがたく嬉しい贈り物です。

くぎ煮は家で炊くものだったから、それぞれの家の味があるとのことです。わたしは自分で炊いたことがありませんが、イメージするだけでも、甘さ加減、煮詰め加減など難しいだろうなと思います。我が家に届くようになって10年以上(20年近く?)。最初のころは「今年はちょっと固くなっちゃった!」「今年はいかなごのサイズが小さかった!」などのコメント付きで届いていたのが、今では懐かしく思えるほどに、すっかり安定した「いつもの味」です。

仕事で忙しいであろう彼女が、春になりくぎ煮が市場に出ると、毎年自ら炊いてくれる。そのことが、とってもありがたいのです。だいじに食べようと思いつつ、おいしいものだから、あっという間になくなります。白ご飯とくぎ煮で、進む進む。

写真は、藤吉憲典の染錦浅葱文楕円小皿に、くぎ煮。

藤吉憲典の染錦浅葱文楕円小皿