『美の壺「青と白の粋 染付の器」』個人的備忘録。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

『美の壺「青と白の粋 染付の器」』個人的備忘録。

7月2日の本放送からの「気づき」を、忘れないうちにメモ。


  • 放送開始から1時間ほどでインスタグラムのフォロー数が50件以上増。
  • 放送開始から約3日間でインスタフォロー数が合計150件ほど増。
  • フェイスブックページへのフォローはそれほど伸びず。
  • サイトからの問い合わせは、ほとんどが7月2日放送中から3日朝までに入り、そのあとはわりと静か。
  • サイトからの問い合わせは、公式サイトからと、オンラインショップからの2方向から。
  • 公式サイト→オンラインショップに行く人と、公式サイト→Artworkに行く人。
  • フェイスブック経由でオンラインショップにたどり着いた人が約55%。
  • 放送開始から約3日間でメルマガ登録者約20名。アクセス数から考えると約1%。
  • モバイルから62%。デスクトップから20%。その他諸々18%。
  • 米国からのアクセスが67件。ワールドプレミアム放送からの流れ?
  • 中国より「見ましたよ」の報告数件。見れるらしい。
  • 番組に出た情報「福岡県福津市」「陶芸家藤吉憲典」「染付」=検索ワード。
  • サイトを見ても「完全予約制」の表示を見ていない人が多数=周知してもらえるようにするには?要検討。
  • 翌日以降3日間で電話での問合せ(アポ予約電話以外)は6件。
  • アポ無し直接訪問は6件。

「放送後」に備えての反省点は、これから要検討。

特に、番組の性格上「訪問前に要予約」を入れてもらうことができない場合の対処。サイト、SNS、紙媒体など、あちらこちらに「完全予約制」を明示しているつもりが、周知の難しさを痛感。今回も「1度に1組のお客さま」を順守するため、予約無し訪問はほとんどお断りせざるを得ず。玄関先まで来て中に入れなかった方のお気持ちは察して余りあるし、こちらとしてもせっかく足を運んでくださった方をお断りするのは、正直ストレスが大きい。まずはここをなんとかしたい。

NHK BSプレミアム『美の壺 File543 「青と白の粋 染付の器」』へのご感想・メッセージ、ありがとうございます。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

NHK BSプレミアム『美の壺 File543 「青と白の粋 染付の器」』へのご感想・メッセージ、ありがとうございます。

NHK BSプレミアム『美の壺 File543 「青と白の粋 染付の器」』に、藤吉憲典がちょっぴり登場いたします。と、ご案内していたのは6月中旬のことでした。

先週末7月2日に本放送があり、ご覧になった皆さまから、たくさんのメッセージをいただきました。ほんとうにありがとうございました。当初5-6分と聞いていた放映時間も、10分ほどあったのではないかという感じに充実したものになっていて、制作してくださった皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。1日半がかりでの撮影が、どのように集約されているものかドキドキしていましたが、見終わって「よかったね」とホッといたしました。

特に、古くからのお客さまや、お取引先の方々、日ごろからお世話になっているご近所の皆さま、お友だち、遠くで近くで私たちのことを気にかけてくださっている方々に、ちょっとでも楽しく喜んでいただけたことが嬉しいです。これまでと変わらぬスタンスで、ますます精進いたします。今後ともよろしくお願い申し上げます。

再放送は、下記の日程でございます。まだご覧になっていない皆さま、お時間と環境が許しましたら、ぜひご笑覧くださいませ。


美の壺 File543 「青と白の粋 染付の器」

< BSプレミアム/BS4K>
再放送: 7月10日(土) 6:45〜 7:15
再々放送:7月16日(金)12:30~13:00

2021上半期読んだ本、ふじゆり的ベスト5。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

2021上半期読んだ本、ふじゆり的ベスト5。

昨年に続き今年も引きこもり気味なので、読書時間が確保できている実感はありました。先ほど数えてみたら、1月から6月末までの半年で40冊以上。「たくさん本が読める幸せ」をあらためて感じています。大げさ!と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、わたしにとって「睡眠時間」と「読書時間」がたっぷりとれることは、とても大切なことなのです^^

さっそくベスト5をご紹介!

第5位『リアルビジネス3.0 あらゆる企業は教育化する』(日経BP)日経トップリーダー編

「事業の教育化」の流れと実例を示したビジネス書です。自分のしている仕事の可能性をとらえ直すのに、「教育化」は役に立つ考え方だと思いました。「ビジネスの教育化」と言われてピンと来なくても、事例が載っているのでわかりやすいです。ビジネス書は、年間通して何冊も読んでいる割には、あまり「ふじゆり的ベスト5」に入ってこないので、これはヒット!と言えると思います。

第4位『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』(プレジデント社)オードリー・タン

時の人、台湾IT相オードリー・タン氏の自著。彼女に関する本をこれまで4冊読みました。いずれも「オードリー・タン」を主人公としていますので、重なる内容はもちろん多いのですが、視点が変われば着眼点も変わるところがあり、それぞれに面白かったです。何冊も読むことで内容の相互補完ができるので、興味のある方はいろいろ読んでみるとお良いかもしれません。が、どれか一冊だけ選べと言われたら、わたしは本書をお勧めします。

第3位『シャネル CHANEL』(講談社)藤本ひとみ

『一人で勝手に藤本ひとみ祭り』開催中です(笑)。半年で著書10冊以上読破していました。藤本ひとみさんの著書は、なんといっても『皇妃エリザベート』『王妃マリー・アントワネット』など、女性を主人公にした歴史小説!と思っていましたが、マリリン・モンローや本書シャネルを主人公にした近現代ものも、読みごたえがありました。

第2位『起業の天才!江副浩正 8兆円企業リクルートをつくった男』(東洋経済新報社)大西康之 著

リクルート社や創業者江副さんに関する本はたくさん出ていますし、何冊も読んでまいりました。本書は居並ぶ「江副本」の最新版にして470ページに及ぶ大作です。見るからに分厚く、読むのに何日かかるかと危惧していましたが、ストーリーに熱中して数日で読了。視点が変わるとまた新たに理解できることがありますね。著者のジャーナリスト魂が感じられる一冊でした。

第1位『小説 イタリア・ルネッサンス 』シリーズ(新潮文庫)塩野七生

2020年から読み始めた『1 ヴェネツィア』『2 フィレンツェ』『 3 ローマ』『4 再び、ヴェネツィア』のシリーズが今回もランキング入り。余韻が深く、その世界観にいつまでも没頭していたくなる塩野七生ワールドでした。塩野さんの本は、これまで何度も読みかけては挫折していましたが、本書はコンパクトなうえストーリーにスピード感があって、全部読むことができました。ルネッサンス時代のイタリアを旅するように読める本でした。

振り返ってみれば、「藤本ひとみ」「塩野七生」「オードリー・タン」な上半期でした。これまでになく「人物」に関心が向いていたようです。毎回そうなのですが、読書を振り返ることで、自分の「今」を垣間見ることができますね。

英文書類作成に追われていました…。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

英文書類作成に追われていました…。

このようなタイトルでブログ記事が上がること自体、いかに英語力が足りていないかを表してしまっていますね(笑)。当たり前にできるようになったら、「それをブログのネタにする」こともなくなるはずです。そんな日が来ることを願いつつ。ともあれここ数日、提出締め切り間近の書類作成にかかりきりになっていました。ようやく目途がつきましたので、ちょっとだけブログ執筆に逃避。

上の写真は、今回の英文書類作成に際し、中心となって活躍してくれた参考書の皆さん。いつもおおよそ同じ顔ぶれではあります。ダンナ・藤吉憲典の仕事について書くこと=美術・芸術系のことを英語で書くときは、なんといっても宮本由紀さんの『英語でアート!』(マール者)が力強い味方です。それから英語の本ではないものの、今回は用語などの確認に『いちばん親切な西洋美術史』(新星出版社)を参照。言い回しについては、ずっと使っているマヤ・バーダマンさんの『英語のお手本』(朝日新聞出版社)と最近手に入れた『英語の品格』(インターナショナル新書)に倣います。

もちろん翻訳サイトにもガンガンお世話になりながらの英作文です。そのうえでも重宝するのが「紙の辞書」。アナログです。和英・英和ともに、紙の辞書の特徴である「前後左右の情報が無意識に目に入ってくる」のが、わたしにとっては使い勝手の良さにつながっています。ただ、今回使いながら和英の「例文」に古さを感じ、発行年を確認したら2013年でした。これは最新版に買い替えねば!新しい英英辞典も欲しくなってきました。

市販の参考書類のほか、最近一番良く使い参照・引用するのは、実はこれまでに自分が作った英文書類なのです。仕事を英語で説明する機会が増えてきたのは2013年から。以来8年あまりで、使いまわせる英文のストックが、ずいぶん増えてきました。間違っていたり、稚拙な文章で使えないものも多々ありますが(笑)。そのまま使えるものもありますし、ちょっと単語を入れ替えたり、言い回しをブラッシュアップしたりして使えるものも。自分が実際に使った英文=自分用にカスタマイズされていますから、とても便利。過去の自分が今の自分を助けてくれる感じです。

そうしてある程度文章が出来上がったら、最後は(わたしにとっては一番肝要な!)ネイティブチェックです。英会話レッスンでお世話になっているトラヴィスさんと一緒に、伝えたいニュアンスを確認しながら修正していきます。これももう長くお願いしているので、美術的なニュアンスや、うちならではの表現を汲み取っていただけるのが、なにより助かります。もちろん、文法ミスやスペルミスなど基本的なチェックも。このネイティブチェックがあるからこそ、素案としての文章を安心して作ることができます。ありがたいことですね。

七月、山笠シーズン。津屋崎祇園山笠は来年夏まで延期になりました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

七月、山笠シーズン。津屋崎祇園山笠は来年夏まで延期になりました。

今日から七月。七月といえば山笠!ということで、花祭窯の土間の飾り棚には、毎年恒例山笠の飾り皿を出しました。残念ながら山笠は来年まで延期となりましたが、雰囲気だけでも楽しみたいものです。

昨年、津屋崎に越してきて以来初めての「山笠の無い夏」を経験しました。週末ごとに駆り出され、大汗を書きながら大人数の食事を作る「ごりょんさん仕事」が無い夏は、実に寂しいものでした。来年こそ!と楽しみにしていましたが、今年も延期。「密」を避けての山笠などイメージできないので、致し方ありませんね。2022年の夏には、遠慮なく山笠を盛り上げることができる世の中になっていますように。

津屋崎祇園山笠

津屋崎千軒内では「津屋崎千軒民俗館 藍の家」「津屋崎千軒なごみ」で、「津屋崎祇園山笠今昔展」がはじまっています。会期中7月19日までの週末(土・日)には、津屋崎千軒の散策を楽しめる「山笠スタンプラリー」も開催されます。スタンプラリー参加店舗のゲストハウスみんなの縁側・王丸屋には、ラムネなど冷たい飲料も売っていますので、熱中症対策をしながら、津屋崎千軒をお楽しみください。