こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
熊本市現代美術館で「博物館浴」 実証実験のお知らせ。
ここ数年、学芸員としての研修のなかで、美術・美術館が心身の健康に寄与できること、医療や福祉との連携について学んでいます。
その学びの師で、「森林浴」ならぬ「博物館浴」を提唱する九州産業大学の緒方先生が、熊本市現代美術館で実証実験を行います。一般の方が参加できる貴重な機会です。このテーマに関心があり時間が取れる方は、参加をご検討してみてはいかがでしょうか。下記の熊本市現代美術館のサイトから、直接申し込みが出来ます。(※先着順だそうですので、すでに定員締切となっていたらごめんなさい!)かく言うわたしは、参加できるか否か、現在スケジュール調整中です。
3月29日(水)熊本市現代美術館で開催中の展覧会に合わせ、「博物館浴」 実証実験開催。
https://www.camk.jp/exhibition-event/9520/
美術鑑賞が心身に良い影響を与えるということは、感覚的には頷けても、やはり社会に広く受け入れてもらうには「エビデンス」なるものが必要。その実証実験を、国内各地の館のご協力を仰いで、地道に積み重ねておられます。
カナダをはじめ、先進的なエリアでは既に始まっていますが、日本でも処方箋に「美術鑑賞」と書かれる社会がすぐ目の前に迫っているような気がします。