博多・御供所(ごくしょ)散歩。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

博多・御供所(ごくしょ)散歩。

博多駅から歩いて10分ほど、寺社が集まった「御供所町」があります。わたしがお茶を習っている円覚寺も御供所町にあります。通い慣れてすっかり当たり前になっていましたが、近代的なビルが立ち並ぶ大通りからすぐのところにたくさんの寺社が残っている風景は、この土地の歴史を感じさせます。

お天気が良かったので、ちょっとお散歩してみました。

東長寺

聖福寺

御供所町

東長寺

博多の御供所町についての情報源が無いかしらと探してみたら、その名も御供所ドットコム http://www.gokusho.info/ がありました(^^)

 

千軒やさんで「地域」を思った。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

千軒やさんで「地域」を思った。

とってもローカルな話題ですが。

千軒やさんというのは、現在福岡市東区にある、スパイスチキンカレーのお店。千軒やさんのスタートは、うちのすぐご近所、福津市のチャレンジショップでした。福津市が津屋崎千軒内に古民家を改修してつくったチャレンジショップ。そこで千軒やさんは2年間経験を積んでから、東区にカレーショップをオープンさせたのでした。

ご近所にあったのはたったの2年。ランチとカフェで夕方までの営業でしたが、地域に溶け込み、なにかと地域の人たちが使っていました。安心して行けるお店で、近所の小学生がお小遣いを握ってうどんを食べに行ったり、かき氷を食べに行ったり。

先日、津屋崎千軒から東区に移転なさった千軒やさんを初訪問。久しぶりに会ったオーナーさんと、笑顔で気さくにおしゃべり。今ある場所の地域性やご来店なさるお客さまの顔をみながらメニューを増やしたり変更したり、少しづつお店をつくりあげて行かれている様子が伝わってきました。

お昼は混雑することがあるというので、お忙しいランチタイムを外して伺ったところ、同じ時間帯に、津屋崎のご近所さんがご夫妻で来店。偶然のことにお互い顔を見合わせびっくり&にっこり。「なんだか津屋崎にいるみたいね」と笑いました。

津屋崎千軒にちなんだ「千軒や」の名前を新しいお店に使ってくださっているのも、とっても嬉しいのでした。

 

BBC Radio 2。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

BBC Radio 2。

英国BBC放送の「Radio 2」。今もまさに、パソコンでこのチャンネルを聴きながらブログ書き。つくづく便利な時代になりましたね(^^)

先日の「BOSEが来た!」にも書きましたが、そもそもは英語に耳を慣らそうと聴きはじめたBBCラジオ。ところがチャンネル2の選曲がツボにはまり過ぎて、音楽ばかりかけ流しで聴いているという次第です。

英会話の先生曰く「BBCはイギリスの国営放送だけれど、自由度の高さが素晴らしい」と。ニュースなど時事的なものをもっと聞くようになると(聞き取れるようになると)、そのあたりも自分で実感できるようになるのだろうな、と思います。

チャンネル数が多く、多種多様な好みに対応しているのもすごいです。ときどき聴くチャンネル3は、クラシックやジャズ。ちなみにチャンネル2のなかでも気に入っているのが、現地時間では早朝に放送されている The Chris Evans Breakfast Show。ニワトリの鳴き声とともにはじまるテンション高めのこの番組、子ども向けにもつくられていて、ほのぼのと楽しく元気が出ます。

皆さんも気が向いたら、BBCで自分のベストチャンネル探してみてはいかがでしょうか(^^)

 

BOSEが来た!

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

BOSEが来た!

20年以上パソコン用で使っていたスピーカーの調子が悪くなったので、買い替えにBOSEのパソコン用をゲット。30年以上「BOSEが欲しい」と言い続けながら、なかなか手を出せずにいたワタクシ。

パソコン用の、手にとりやすい価格帯のモデルとはいえ、思い焦がれたBOSE。さっそく繋いだところ、わたしには十分満足な音質で、すっかりテンションが上がっています。

週1日の「ノーパソコンデー」を除いて、ほぼ毎日朝起きてから夕食の準備まで、BGM代わりにパソコンでラジオを流しっぱなしにしているので、この音はとても嬉しいです。パソコンに向かって仕事をしつつ、思わずニヤニヤしています。

ちなみにこのところ流しているのは、英国BBC放送の「Radio 2」。そもそもは英語に耳を慣らそうと聴きはじめたBBCラジオ。その実、チャンネル2は音楽が流れている時間がほとんどで、しかも選曲がばっちりわたしのツボにはまっているのです。

そんなわけで、英語の聞き取りは二の次になっていますが、BOSEは音楽を聴いてこそとも思うので、これで良しということで(^^)

 

ゲティさんのこと。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ゲティさんのこと。

先日映画館に行ったら、予告チラシのなかに「ゲティ家」の文字を発見。ちょうどゲティさんについて、背景知識を学んでおこうと思っていたところだったので、なんというタイミング!と驚いたのでした。

「ゲティ」といえば、アメリカにあるゲティ美術館。ゲティ財団は、美術品のコレクターとしても知られた石油王ジャン・ポール・ゲティにより設立された私的財団で、芸術機関としては世界一の資産を保有。カリフォルニア州ロサンゼルスにあるゲティ・センターとゲティ・ヴィラの2カ所にあるゲティ美術館を運営しているほか、ゲティ基金・ゲティ研究所・ゲティ保存修復研究所があります。(参考:Wikipedia)

ゲティ財団 http://www.getty.edu/

わたしの言っている「ゲティさん」は、レディ・ゲティ。石油王ジャン・ポール・ゲティ卿のご子息サー・ジョン・ポール・ゲティ・ジュニアの3番目にして最後の奥さんです。サー・ジョン・ポール・ゲティもまた、特に英国での芸術・文化への多大な支援と多額の寄付を行った方。

そんなサー・ポール・ゲティの奥さんレディ・ゲティもまた、美術品蒐集家として有名な方で(というのもギャラリーオーナーから教えていただいて初めて知ったのですが)、セラミック・アーティスト藤吉憲典の作品コレクターの一人でもあるのです。2014年のロンドンデビュー以来、Sladmore Contemporaryギャラリーを通して、継続的に藤吉の作品をコレクションに加えてくださっています。

芸術・文化活動に造詣の深いゲティ一族に名を連ねるレディ・ゲティのプライベートコレクションに作品が入っているというのは、アーティストとして純粋に嬉しいこと。そんな経緯で、レディ・ゲティひいてはゲティ家のことを少しは勉強しておかなければと思っていたところなのでした。

映画「ゲティ家の身代金」は5月25日公開。

でも、それよりもなによりも、ゲティ美術館のあるロサンゼルスに行かねば!です。

 

(注)プライベート・コレクターのお名前を出すことについてSladmore Contemporaryの了承を得ています。

 

 

 

九州EC勉強会;「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

九州EC勉強会;「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる

九州EC(九州ECミーティング)平成29年度ラストの勉強会は、ブランドクリエイター阪本啓一さんをお招きしての勉強会でした。

「九州ECミーティング」は、2005年1月、EC事業に関する情報過疎地であった九州でも「大阪東京並みの情報を得られる場」を作る目的で結成されました。運営はボランティアによって成り立っています。

今回は、坂本啓一さんの新著『「こんなもの誰が買うの?」がブランドになる』で展開されている話を中心に、中小企業・個人事業主サイズのこれからの商売を考える勉強会となりました。

以下、勉強会備忘。


  • 非再現性
  • 自社にとって最適なサイズ
  • 宣伝ではなく広報
  • 手段=モノ+α
  • ユーザーエクスペリエンス
  • リポジション
  • 熱量
  • 狭く濃く
  • クライアントの意図
  • エコシステム
  • 強みだけに集中
  • 経験と知識
  • 安心ベース

 

ひさびさ京都(4)京都水族館

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ひさびさ京都(4)京都水族館

京都2日旅、最後の訪問先です。「京都に水族館があったのね!」と思っていたら、2012年にオープンしたのですね。1日目に出かけた鉄道博物館も含め、梅小路エリアの目玉のひとつ。

京都駅前から市バスで梅小路方面に、鉄道博物館と水族館は同じバス。バス停での乗降客の顔ぶれから、水族館もまた鉄道博物館と同様、地元のお客さまが繰り返し訪問し、喜ばれている場所なのだということが伝わってきました。神社仏閣等歴史的な観光名所の多い京都にあっては、観光的に後回しになってしまうのももっともですが。

が!京都水族館、楽しいです(^^)

特に嬉しかったのは、オットセイ、アザラシ、ペンギン、オオサンショウウオ。そして「京の里山」と名付けられたビオトープ。2周見て回って、3周目に入りたいところにイルカのショータイムが終わり、観客がどっと増えたため、3周目は断念。それにしても人の混雑さえ緩和できれば、もっとゆっくり滞在したい、ゆっくり滞在できる水族館でした。

ひとつだけ残念だったのは、ミュージアムショップにあったらいいな♪と思っていたグッズがなかったこと。京都水族館には上の写真のように、素敵なイラストを多用した展示解説があり、入場チケットも同じイラストのオオサンショウウオでした。

京都水族館

このイラストがとってもよかったので、絵葉書とかグッズがあったら買って帰ろう♪と思っていたのですが、見つけられず…。次回訪問時には商品化されているといいな、と思いつつ。

ともあれ「梅小路エリア」、京都観光から外せません(^^)

 

 

 

ひさびさ京都(3)清水寺

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ひさびさ京都(3)清水寺

前回清水寺に上ったのはいつだったか…思い出せないくらい前のことです。が、やはり「ザ・京都」ですね。あいにくの雨にもかかわらず、大勢の方が傘を片手に訪れていました。上の画像のように、雨もやのむこうに景色を楽しむという感じで、これはこれで美しかったです。

約50年ぶりの本堂の檜皮屋根の葺き替え工事中ということで、見慣れた清水寺とは趣が少々異なっていましたが、個人的には、その工事のために組まれた木の足場のすごさに感嘆。文化財を維持し、後世に受け継いでいくためには、お金がかかるだけでなく、高度な技術と志とが求められることを、ひしひしと感じました。

五条坂を下り、途中河井寛次郎記念館を横目に見ながら、五条大橋へ。欄干から見下ろす鴨川沿いの柳が美しかったです。あと1週間あとだったら、桜が満開だっただろうな、と思いつつ。

河井寛次郎記念館は、また次回の愉しみに持ち越しです。

 

ひさびさ京都(2)東寺(教王護国寺)

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ひさびさ京都(2)東寺(教王護国寺)

映画「空海」をつい先日観てきたところでもあり、教王護国寺へ。

当初のお目当ては、講堂におられる仏像の数々でしたが、幸運なことに春季特別公開がちょうどこの日からスタート。講堂と宝物館と観智院の通しチケットで回ってまいりました。

宝物館の展示も素晴らしかったのですが、やはり講堂に居並ぶ仏像の迫力に圧倒されました。文化財について「本来あるべき場所にあってこそ、その素晴らしさがもっとも伝わってくる」と、以前どなたかがおっしゃっていましたが、ほんとうにそのとおりですね。

観智院では、宮本武蔵が描いたという襖画などがありましたが、個人的には、奥にある茶室に描かれていた襖画が素晴らしく感じました。上の写真は、観智院の庭から五重塔を眺めたところ。

東寺内で三カ所。ゆっくり時間をかけて観覧することができ、大満足でした。

ひさびさ京都(1)京都鉄道博物館

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ひさびさ京都(1)京都鉄道博物館

1泊2日で京都に研修旅行に行ってきました。

まずは、梅小路の京都鉄道博物館からスタート。京都駅からバスに乗った人たちの顔ぶれから察するに、観光客よりは地元のお客さまが多いように感じました。世間が春休みに入る前、平日朝一番でしたが、オープンを待つ列ができていました。入場してすぐに新幹線ゼロ系との記念撮影スポットがあり、お姉さんがテンション高めで写真を撮ってくれるサービス。否応なしに気分が盛り上がります。

本館の建物に入る前に、プロムナードで並んだホームに実物列車の展示。このあたりの構成は、規模は違えど門司港にある九州鉄道記念館と同様です。いよいよ本館に入ると、まずその広大なスペースにびっくり。展示もロンドンの鉄道博物館をほうふつとさせる、あるいはそれ以上の充実度合。大規模で手の込んだ鉄道ジオラマも素晴らしかったです。

館内では機関車トーマスのスタンプラリーをはじめ、幾つものイベントが同時並行的に開催されていました。展示物やコーナー間のスペースが十分に広く確保されているので、子どもたちがはしゃいでもゆとりをもって眺めることができます。空間の取り方がとてもよく考えられている博物館だなぁ、と思いました。

そしてやはり梅小路といえば、扇型車庫と転車台。蒸気機関車がずらりと半円形に並ぶ景色は、圧巻で感動的でした。扇型車庫は国指定の重要文化財だったのですね。大人も子どもも楽しめる、テーマパーク的な博物館でした。

最後におまけのサプライズがありました。帰りの移動で京阪電車の交野線に乗ったところ、思いがけず車両が「トーマス列車」。鉄道博物館で「トーマスのスタンプラリー」を見てきた直後だっただけに、嬉しい驚きでした。