書き初めに見る「人となり」。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

書き初めに見る「人となり」。

昨日に引き続き、書き初め話。

書き初めでなんという字を書くかだけでなく、字の書き方にも人となりが出るというのは、自分自身を省みてつくづく感じます。そもそもダンナに教わってお習字をはじめた当初は、書く線すべてが太く大きく、半紙に文字が入りきれないという…。お手本を見ながら何度も何度も書くうちに、次第にお手本に近づいていくのではありますが。

わたし自身の2018年のテーマは、少し前に友人からいただいたことばのなかにあった「愛と美と調和」から「愛」「美」「和」。

ところが、「和」が書けません(汗)

愛、美と、比較的すんなり書けたのですが、調和の「和」が、なんともバランスよく書けない。なんだか縮こまっている。自分の苦手とするところがこういう形で現れるものかと、思わず苦笑いしました。

それでも繰り返し書くうちに、なんとか「今日のところはこれでよし」と、納得というか妥協できるものが書けるようになりました。思わぬところで、今年のテーマのなかでももっとも意識すべきもの=「和」が目の前に立ち現れた、今年の書き初めでした。

書き初めおそるべし(笑)

 

恒例!書き初め@花祭窯。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

恒例!書き初め@花祭窯。

正月の2日ですから、なにかとお忙しい方も多いとは思いつつ、例年通り1月2日に開催。朝10時ごろから夕方まで、今年も老若男女30名近くもの方がご参加くださいました。ありがとうございました。

「何と書くか」からはじまり「どう書くか」。それが決まったら、筆を持ち、紙に向かうのみです。花祭窯での書き初めのコツは、最初から清書のつもりで書くこと。集中力を長時間維持するのは至難の業なので、練習のための練習はしないのです。

とはいえ、1枚目で完成する人は皆無。「うまく書けるまで」というよりは「自分が納得するまで」何枚も書くことになりますが、書き上げるまでの道のりにもそれぞれに個性が表れるのが、とっても面白い時間でもあります。

書きはじめるまでの順番待ちもあり、また集中力が切れたときには一服の息抜きも必要なので、お抹茶とお菓子をお出しし、わたしにはお茶の「点て初め」の日にもなりました。

ご参加の皆さま、ありがとうございました。

 

2018年藤吉憲典個展予定。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

2018年藤吉憲典個展予定。

磁器作家・藤吉憲典の2018年の個展予定は、2018年1月3日現在次の通りです。

  • 4月 岡山 ギャラリー栂(とが)個展
  • 6月 熊本 SUNNY蕎麦猪口・小皿豆皿展
  • 7月 東京銀座 黒田陶苑個展
  • 12月 東京町田 ももふく個展

このほかに、現在調整中のものや、津屋崎の花祭窯での催しなども予定しております。詳細決定次第ご案内いたします。楽しみにしていただけると嬉しいです。

藤吉憲典への個展・企画展のご相談は

藤吉憲典公式サイト 問い合わせページからどうぞ。

藤吉憲典公式フェイスブックページからメッセージでのお問い合わせでも結構です。

「国宝より家宝」。今年もお客さまに、心から楽しんでいただける器、アートをつくり、提供してまいります。

2018年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

 

2017年もありがとうございました!

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

2017年もありがとうございました!

花祭窯の開窯20周年を迎えた2017年。5月のロンドン初個展西麻布桃居さんでの個展でスタートし、6月熊本SUNNYでの蕎麦猪口小皿豆皿展、7月神戸壺屋さんでの個展、12月鹿児島壺中楽さんでの個展まで、おかげさまでしっかりと走り切った1年となりました。(実は年末ぎりぎりまで窯を焚いていますので、まだ終わってはいませんが^^;)

忙しいなかにも、夏には台湾から翡翠青瓷文化芸術基金会理事長を花祭窯にをお招きして意見交換の機会をいただき、秋には藤吉憲典がミラノ・フィレンツェを訪問視察するなど、今後に向かっての動きを採り入れることができたのは、とても有難いことでした。

新しい取り組み、学ぶべきことも多いなかで、たくさんの方々にご協力いただき、助けていただきました。心よりお礼申し上げます。ほんとうにありがとうございました。

来たる2018年が、皆様方にとっても、素晴らしい一年になりますように!

 

大掃除。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

大掃除。

花祭窯の大掃除といえば「窓拭き」です。

入り口から展示場にかけての土間、中に入って和室をぐるりととりまく廊下。いずれも外に向かってガラス窓になっているため、ガラスの面積が大きいのです。そして、この窓拭きさえ終わらせればなんとなく格好がつく(と思い込んでいる)ので、まず早めに取り掛かるのが窓ふき仕事。

昔ながらの建具で、窓も古いまま2ミリの薄さ。力を入れて拭くと簡単に割れそう。毎度ながら緊張します。が、今回の大掃除に備えて、念願だった3段ステップのミニ脚立を手に入れたので、高い所も力まずに拭くことができました!道具も大切ですね。

ガラスがきれいになると、気持ちがいいですね。日の光の入り方も変わってくるし、外の景色も一層美しく見えるから不思議です。

良い年が迎えられますように(^^)

 

恒例の津屋崎ブランチお餅つき。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

恒例の津屋崎ブランチお餅つき。

ご近所にある町おこしNPOの津屋崎ブランチ。年末恒例、自由参加のお餅つきに参加して参りました。

朝8時過ぎからセイロでのもち米蒸しがはじまり、薪割り、火の番。蒸しあがったら石臼に杵で餅つき。つきあがったお餅をもぎって、丸めて。その一方で、あんこを丸め、大根おろしをすりおろし、きな粉を用意し。一連の作業を、津屋崎ブランチのスタッフ数名と、近所から集まった人たちでこなします。

毎回、参加人数や顔ぶれが事前にわかっていないため、行きあたりばったり(笑)感のある運営ながら、足りないところに手の空いている人が回り、なんとなくうまくいくのが面白さ。自分の参加できる時間帯に立ち寄って、手伝って、楽しんで、お餅をいただく心やすさ。

2017年の餅つきも、無事楽しく終了。
地域にこのような場をつくってくださるブランチの皆さんに感謝です(^^)

 

 

読書『脳と音読』(講談社現代新書)

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

読書『脳と音読』(講談社現代新書)

「脳を鍛える大人の〇〇」シリーズで有名な医学博士の川島隆太氏と、独文学者の安藤忠夫氏による音読論。

音読に関する本がたくさんあるなか、実験や研究の結果をも通して論じられる音読論で、良い影響のある部分、関連性が見いだせない部分、まだわからない部分、正直に書かれていると感じました。「なんとなくイメージで音読がよさそう」というものとは異なっていました。

今は小学校の宿題に「音読」が出る時代。花祭窯ではときどき「論語を声に出して読もう」を実施していて、何人かで声に出して読むことの面白さを感じていました。また、個人的にはお経を声に出して読んでいて、意味は分からなくてもとりあえず音にして読むことを楽しんでいたのですが、そのいずれも、どうやら脳に好い面があったようです。

 

クリスマスにイチゴ大福。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

クリスマスにイチゴ大福。

と、スイートポテトをお隣の宗像市にある和菓子このわさんでゲット。今年のクリスマスイブは、バタバタしていてケーキを用意しそびれてしまったので、新春用のお茶菓子を買いに行ったついでに、クリスマス用に和菓子を選んでみました。

夕方になると売り切れも多いこのわさんの和菓子。午前中でしたので、まだたくさん和菓子が並んでいて、目移りしました。イチゴのショートケーキならぬイチゴ大福と、濃厚なスイートポテトをセレクト。

この顔合わせは、コーヒーとあわせてもぴったり。クリスマス=ケーキと決めつけなくてもOKと感じたひとときでした。

 

餃子100個。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

餃子100個。

包みました!

写真は、呑み会用に預け徳利。

12月に入り、週1のペースで開催されている我が家での忘年持ち寄りパーティー。家での持ち寄り忘年会のいい所は、子ども連れでも遠慮なく楽しめるところです。

毎回メニューを何にしようかと考えるのも楽しみのひとつ。大人8名子ども8名参加の忘年会では、餃子を焼くことに。100個作っても、一人当たりに換算したら約6個づつ。餃子以外のメニューもあるので、まあ良しとしましょう。

福津市には「餃子の山八」さんという、生餃子を販売してくれるお店があります。材料のほぼすべてを九州産にという食材へのこだわりをお持ちです。また材料も「生」にこだわり、冷凍材料などを使用せずに作っておられます。

我が家でよく使うのは、手作りキット。餃子の具と皮が50個分セットになったもので、子どもも一緒になって包む楽しみがあります。

お取り寄せでおいしいものをいただくのも嬉しいですが、地元にあって自慢できるお店があるというのも、とっても嬉しいものですね。

 

 

犬香合、嫁ぎました。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

犬香合、嫁ぎました。

「ミセス」2018年1月号「福を招く、正月」特集でご紹介いただきました、藤吉憲典のつくった昼寝犬香合、この記事がご縁で嫁いでいきました。

掲載感謝『ミセス』2018年1月号。

日頃から「ほんとうに喜んでいただける方のところに器や作品が届くのが一番嬉しい」「国宝より家宝になるものをつくりたい!」と言っている藤吉憲典。

おかげさまで今回も、素敵なお客さまのところにお届けすることができました。とっても喜んでくださったことが伝わってきて、こちらも心から嬉しくなりました。

ありがとうございました!