ギャラリー栂さんに持っていくもの。その5。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ギャラリー栂さんに持っていくもの。その5。

岡山・ギャラリー栂さんでの藤吉憲典作品展。昨日の初日は、既に追加のご注文をいただくなど、ありがたいスタートとなりました。

昨年来、「凝ったデザインの珈琲碗皿」がちょっとしたブームの藤吉憲典。今回も赤絵の技芸が満載のコーヒーカップ&ソーサーをいくつかお届けしています。

藤吉憲典 錦氷烈文珈琲碗皿

華やかな色彩に縁のゴールドが効いている錦氷烈文珈琲碗皿。

藤吉憲典、錦牡丹文(古九谷調)珈琲碗皿

九谷調の色遣いとやわらかい筆遣いが美しい錦牡丹文珈琲碗皿。

藤吉憲典 赤絵群馬文珈琲碗皿

こちらは藤吉憲典の定番となった九頭の馬で「うまくいく」錦群馬文珈琲碗皿

せひお気に入りの一客を見つけてくださいね(^^)


花祭窯 藤吉憲典作品展
4月17日(火)~4月27日(金)
(注)4月23日(月)は定休日
10:00~17:00

ギャラリー栂
岡山県和気町清水288-1(TEL0869-92-9817)(地図はこちら)

ギャラリー栂さんに持っていくもの。その4。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ギャラリー栂さんに持っていくもの。その4。

本日、岡山のギャラリー栂さんでの藤吉憲典作品展は初日です。

野鳥とピラカンサスをテーマにした陶箱は、もう何代目でしょうか。いずれも気がつけば SOLD OUT。つくるたびに、形・サイズ・野鳥の枝へのとまり方・ピラカンサの枝ぶりなどが異なりますが、持つ雰囲気は一貫しています。

肥前磁器の伝統文化が現代的に昇華した」ものとして、わかりやすいひとつ。日本のお客さまには「新しいけれど、なんとなく懐かしい」、ロンドンのお客さまには「日本らしさ(日本人らしさ)が滲み出ている」作品と受け取っていただいているようです。

今回の箱は、蓋の枝ぶりがまた見どころ。平面から立体へ。その美しさをご確認ください(^^)

藤吉憲典、鳥陶箱


花祭窯 藤吉憲典作品展
4月17日(火)~4月27日(金)
(注)4月23日(月)は定休日
10:00~17:00

《美酒の会》4月21日(土)18時~(お食事5000円+お酒代)
美酒の会のご予約は、栂さんにお電話(TEL0869-92-9817)にて。

ギャラリー栂
岡山県和気町清水288-1(TEL0869-92-9817)(地図はこちら)

 

鋤田正義写真展@直方谷尾美術館。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

鋤田正義写真展@直方谷尾美術館。

とっても個人的なことですが、2013年に福岡は福岡パルコで開催された鋤田正義写真展「きれい」に足を運べず「見そびれちゃった」と思っていたら、2016年1月デヴィット・ボウイが亡くなってしまい、ずっと心に引っかかっていたものがありました。

直方谷尾美術館の学芸員さんとは、昨年の学芸員研修でご一緒したことがあり、一度伺いたいと思っていました。そこに、鋤田正義さんの写真展が生まれ故郷の福岡・直方(のうがた)にあるこの美術館で開催されると知り、チャンスとばかり行って参りました。

作品そのものが持つパワーを感じたのはもちろんのこと、展覧会タイトル「ただいま」に込められたいろいろな思いをイメージする展覧会でした。直方で生まれた鋤田正義さんが、写真に興味を持ち、そうそうたるミュージシャンに信頼され世界を飛び回る写真家になった。そこに思いを寄せることのできる展覧会でした。

直方谷尾美術館サイトはこちら

それにしても、自分やダンナと同年代かそれ以上の年齢層のファンがたくさん。思わず心のなかで「そうだよね~」としみじみ。わたしがデヴィット・ボウイのファンになったのは中学生になってすぐのころ。それからずっとわたしにとってのヒーローでした。そして、そのヒーローを間近でずっと撮り続けた鋤田正義さん。やっぱりすごいです。

会期は2018年5月20日まで。興味のある方はぜひお出かけくださいね。

おまけのお薦めは、別館のアートスペース谷尾。本館から歩いて5分ほど。この奥にある古高取焼の出土品の展示が良かったです。茶入れ・水差し・茶碗・向付など、姿の良い茶陶がいくつも展示されていました。残念ながら完品はほとんどありませんでしたが「これ完品だったらすごくいいだろうね~」と思われるもの多々。展示数は少ないながらも、とても興味深い内容でした(^^)

直方谷尾美術館別館アートスペース谷尾

ギャラリー栂さんに持っていくもの。その3。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ギャラリー栂さんに持っていくもの。その3。

ギャラリー栂さんでの個展は、2016年以来の2回目となります。その1回目の個展のときから「藤吉さんのサイを見たい」とおっしゃってくださるお客さまがあるとお聞きしていました。

ひとつ制作するのに、かなりの時間と手間と精神力を要するサイ。これまでに制作したものは、すべてロンドンのギャラリーで “SOLD OUT” 。今回の栂さんでの個展に、小さいサイがなんとか間に合いました。

藤吉憲典、サイ

ぜひ、サイに会いに来てください(^^)


花祭窯 藤吉憲典作品展
4月17日(火)~4月27日(金)
(注)4月23日(月)は定休日
10:00~17:00

《美酒の会》4月21日(土)18時~(お食事5000円+お酒代)
美酒の会のご予約は、栂さんにお電話(TEL0869-92-9817)にて。

ギャラリー栂
岡山県和気町清水288-1(TEL0869-92-9817)(地図はこちら)

 

ギャラリー栂さんに持っていくもの。その2。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ギャラリー栂さんに持っていくもの。その2。

続々と出来上がっています。

オーナー・栂さんの「藤吉さんの作風の幅広さを、皆さんにもっと知ってもらいたい」とおっしゃる嬉しい気持ちにお応えしようと、このところほとんど在庫の無かった「アート系」もいくつか間に合わせることができそうです。

藤吉憲典、カエルと紫陽花の陶箱

最新作、カエルと紫陽花。


花祭窯 藤吉憲典作品展
4月17日(火)~4月27日(金)
(注)4月23日(月)は定休日
10:00~17:00

《美酒の会》4月21日(土)18時~(お食事5000円+お酒代)
美酒の会のご予約は、栂さんにお電話(TEL0869-92-9817)にて。

ギャラリー栂
岡山県和気町清水288-1(TEL0869-92-9817)(地図はこちら)


お一人でも多くの方に、楽しんでいただけると嬉しいです。

 

ギャラリー栂さんに持っていくもの。その1。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ギャラリー栂さんに持っていくもの。その1。

オーナー・栂さんの「藤吉さんの作風の幅広さを、皆さんにもっと知ってもらいたい」とおっしゃる嬉しい気持ちにお応えしようと、ダンナ、いろいろつくっています。

磁器作家・藤吉憲典の真骨頂でもある、赤絵の素晴らしさが伝わる壺。

藤吉憲典、柿右衛門調蓋付壺

藤吉憲典作、柿右衛門調(様式)壺。

柿右衛門といえば国の重要無形文化財であり、佐賀有田の柿右衛門窯で代々継がれているものです。でも「柿右衛門」という様式は、柿右衛門窯だけのものではありません。

染付と赤絵の技とともに余白の美が見どころとなる柿右衛門調。どうぞその目で確かめてください。


花祭窯 藤吉憲典作品展
4月17日(火)~4月27日(金)
(注)4月23日(月)は定休日
10:00~17:00

《美酒の会》4月21日(土)18時~(お食事5000円+お酒代)
美酒の会のご予約は、栂さんにお電話(TEL0869-92-9817)にて。

ギャラリー栂
岡山県和気町清水288-1(TEL0869-92-9817)(地図はこちら)

 

ギャラリー栂さんで藤吉憲典作品展 2018。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ギャラリー栂さんで藤吉憲典作品展 2018。


花祭窯 藤吉憲典作品展
4月17日(火)~4月27日(金)(注:4月23日(月)は定休日)
10:00~17:00

《美酒の会》4月21日(土)18時~(お食事5000円+お酒代)
美酒の会のご予約は、栂さんにお電話(TEL0869-92-9817)にて。

ギャラリー栂
岡山県和気町清水288-1(TEL0869-92-9817)
(地図はこちら)


岡山のギャラリー栂さんで、2回目の個展です。昨秋、蕎麦の器展に参加したので、展示としては3回目でしょうか。

オーナー・栂さんが「藤吉さんの作風の幅広さを、皆さんにもっと知ってもらいたい」とおっしゃってくださったので、うつわもオブジェも、前回にも増していろいろなものをお届けする予定です。

今回は《美酒の会》なるものも登場。併設の蕎麦処で、お料理とお酒をいただく会が催されるとのこと。こちらも楽しみです。美酒の会参加ご希望の方は、ぜひお早目のご予約を(^^)

 

 

博多・御供所(ごくしょ)散歩。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

博多・御供所(ごくしょ)散歩。

博多駅から歩いて10分ほど、寺社が集まった「御供所町」があります。わたしがお茶を習っている円覚寺も御供所町にあります。通い慣れてすっかり当たり前になっていましたが、近代的なビルが立ち並ぶ大通りからすぐのところにたくさんの寺社が残っている風景は、この土地の歴史を感じさせます。

お天気が良かったので、ちょっとお散歩してみました。

東長寺

聖福寺

御供所町

東長寺

博多の御供所町についての情報源が無いかしらと探してみたら、その名も御供所ドットコム http://www.gokusho.info/ がありました(^^)

 

ゲティさんのこと。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ゲティさんのこと。

先日映画館に行ったら、予告チラシのなかに「ゲティ家」の文字を発見。ちょうどゲティさんについて、背景知識を学んでおこうと思っていたところだったので、なんというタイミング!と驚いたのでした。

「ゲティ」といえば、アメリカにあるゲティ美術館。ゲティ財団は、美術品のコレクターとしても知られた石油王ジャン・ポール・ゲティにより設立された私的財団で、芸術機関としては世界一の資産を保有。カリフォルニア州ロサンゼルスにあるゲティ・センターとゲティ・ヴィラの2カ所にあるゲティ美術館を運営しているほか、ゲティ基金・ゲティ研究所・ゲティ保存修復研究所があります。(参考:Wikipedia)

ゲティ財団 http://www.getty.edu/

わたしの言っている「ゲティさん」は、レディ・ゲティ。石油王ジャン・ポール・ゲティ卿のご子息サー・ジョン・ポール・ゲティ・ジュニアの3番目にして最後の奥さんです。サー・ジョン・ポール・ゲティもまた、特に英国での芸術・文化への多大な支援と多額の寄付を行った方。

そんなサー・ポール・ゲティの奥さんレディ・ゲティもまた、美術品蒐集家として有名な方で(というのもギャラリーオーナーから教えていただいて初めて知ったのですが)、セラミック・アーティスト藤吉憲典の作品コレクターの一人でもあるのです。2014年のロンドンデビュー以来、Sladmore Contemporaryギャラリーを通して、継続的に藤吉の作品をコレクションに加えてくださっています。

芸術・文化活動に造詣の深いゲティ一族に名を連ねるレディ・ゲティのプライベートコレクションに作品が入っているというのは、アーティストとして純粋に嬉しいこと。そんな経緯で、レディ・ゲティひいてはゲティ家のことを少しは勉強しておかなければと思っていたところなのでした。

映画「ゲティ家の身代金」は5月25日公開。

でも、それよりもなによりも、ゲティ美術館のあるロサンゼルスに行かねば!です。

 

(注)プライベート・コレクターのお名前を出すことについてSladmore Contemporaryの了承を得ています。

 

 

 

ひさびさ京都(4)京都水族館

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

ひさびさ京都(4)京都水族館

京都2日旅、最後の訪問先です。「京都に水族館があったのね!」と思っていたら、2012年にオープンしたのですね。1日目に出かけた鉄道博物館も含め、梅小路エリアの目玉のひとつ。

京都駅前から市バスで梅小路方面に、鉄道博物館と水族館は同じバス。バス停での乗降客の顔ぶれから、水族館もまた鉄道博物館と同様、地元のお客さまが繰り返し訪問し、喜ばれている場所なのだということが伝わってきました。神社仏閣等歴史的な観光名所の多い京都にあっては、観光的に後回しになってしまうのももっともですが。

が!京都水族館、楽しいです(^^)

特に嬉しかったのは、オットセイ、アザラシ、ペンギン、オオサンショウウオ。そして「京の里山」と名付けられたビオトープ。2周見て回って、3周目に入りたいところにイルカのショータイムが終わり、観客がどっと増えたため、3周目は断念。それにしても人の混雑さえ緩和できれば、もっとゆっくり滞在したい、ゆっくり滞在できる水族館でした。

ひとつだけ残念だったのは、ミュージアムショップにあったらいいな♪と思っていたグッズがなかったこと。京都水族館には上の写真のように、素敵なイラストを多用した展示解説があり、入場チケットも同じイラストのオオサンショウウオでした。

京都水族館

このイラストがとってもよかったので、絵葉書とかグッズがあったら買って帰ろう♪と思っていたのですが、見つけられず…。次回訪問時には商品化されているといいな、と思いつつ。

ともあれ「梅小路エリア」、京都観光から外せません(^^)