こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。ダンナ・磁器作家 藤吉憲典の個展(Sladmore Contemporary @London)に伴うロンドン滞在レポート。
ロンドン4日目 骨董街とヴィクトリア&アルバート博物館
ロンドンの骨董街
KENSUKE FUJIYOSHI EXHIBITION(藤吉憲典 個展)開催中のSladmore Contemporary は、文字通りコンテンポラリー(現代もの)のギャラリーです。SladmoreにはもうひとつSladmore Galleryがあり、こちらでは19世紀から20世紀初めの物故者の彫刻、つまり骨董を扱っています。
個展のオープニングでSladmore Galleryのディレクター・Edwardに挨拶することができたので、訪問してきました。「ケンスケの作品は現代ものだから、うちには置きたくても置けないんだよ。まだ生きてるし」と冗談を言っていましたが、『特別に』ウィンドウディスプレイに、藤吉憲典のキリンの陶箱を飾ってくださっていました(^^)
ピカデリーサーカスにほど近く、周辺にはアンティークを扱うギャラリーが軒を連ねています。すぐ近くにオークションハウスのクリスティーズがあり、中国陶磁をメインとしたオークションが公開されていたので、のぞいてきました。オークションハウス、誰でも入ることができるとは知らなかったので、ちょっとびっくりしました。
世界最大規模を誇る美術工芸品の博物館です。足を踏み入れると、なんともゴージャスな気分になる空間。ここもまた広く、展示品の素晴らしさと多さに途中でお腹いっぱい(胸いっぱい)になります。
金属・陶磁・木工など、美術工芸品の素晴らしさを堪能したのはもちろん、今回個人的に面白かったのは、Theatre and Performance Collection。劇場模型や演劇・映画その他パフォーマーの衣装など、とても楽しめる展示でした。
一番上の写真のように、実際に手に触れて技術のすごさを知ることができるような仕組みがあったり、来館者がスケッチを作成して投稿できる仕掛けがあったり、子どもと一緒に楽しめる要素もたくさん。
すべてを回ることはできませんでしたので、また次回の愉しみです。