陶板(レリーフ)に額縁、第一弾が完成。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

陶板(レリーフ)に額縁、第一弾が完成。

「久しぶりの額縁やさん。」とブログを上げていたのは、十二月の初旬のことでした。「出来上がりました」のお電話をいただき、ワクワクしながら再び額縁屋さんへ。この2週間「待つ楽しさ」を存分に味わいました。上の写真が、その出来上がり^^

思った以上にしっくりと馴染んだ仕上がりで、大満足です。選ぶときは、部分的に額縁のサンプルをあてて、出来上がりをイメージします。全体を囲んだ姿を見ることはできません。額縁をつけることでシマウマの躍動感が損なわれないように、と思っていましたが、杞憂でした。むしろその先への広がりを感じる仕上がりとなり、ニンマリ。色合い、質感、幅…この額縁だからこそ、の仕上がりです。

縞馬陶板 藤吉憲典

↑これが、↓こんなふうに。

藤吉憲典 縞馬陶板

通常絵画などを入れる場合は、ガラス(アクリル)をかぶせますが、陶板の半立体を直接ご覧いただきたかったので、かぶせていません。「縁」のみです。縁をつけることで、より立体感を感じる仕上がりとなり、それは当初のイメージ以上の効果でした。写真では伝わりにくい所でもありますので、興味のある方はぜひ花祭窯にお越しになって実物をご覧くださいね。

額縁に入ると、壁にかけたくなりますね。とりあえず写真を撮りたくて掛けてみましたが、飾る場所と飾り方をどう選ぶかも課題です。花祭窯のギャラリースペースの「白壁」は漆喰なので、鋲を打ち込むのは難しく。どこに何を使えば良い感じにピッタリはまるか、展示のテクニックもちょっと考えたいところです。

こうして一つ、仕上がりが目に見えたことで、俄然面白くなってきました。実はもうひとつ、縞馬陶板の額装を進めています。こちらは藤吉憲典のアート作品を扱ってくださるインポートインテリア・ドーノさんにお願いしています。インテリアアートを提唱するオーナー上田桐子さんのセレクトを圧倒的に信頼しており、全面的にお任せしています。まったく違う雰囲気のものが出来上がってくるのは確実で、とっても楽しみです。