久しぶりのお茶のお稽古で、気分晴々。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

久しぶりのお茶のお稽古で、気分晴々。

約2か月ぶりにお稽古に参加して参りました。12月は外せない仕事のスケジュールが稽古日に重なり、1月は初釜茶会には参加したものの、稽古日は暴風雪により博多に出れずと、すっかりご無沙汰してしまいました。

穏やかなお天気となった昨日は、お稽古の開始時間に合わせてお茶室に入りました。既に何人もの方がお見えになっていたので、まずは皆さんのお点前を拝見。ちょうどわたしと同じお点前をなさっている方がいらっしゃったので、拝見しつつ復習です。

現在わたしがお稽古をしているのは、奥点前のひとつ「盆点て」。ひとつのお点前を1年間通してお稽古することで身に着けていきます。コロナ禍下でのお稽古お休み期間を経て、盆点てのお稽古を再開してから、この春で一年になります。が、未だ「身に付いた」という感覚とは程遠く。進んでは戻り、の繰り返しです。

そんなわたしに呆れた顔もせず、淡々と稽古をつけてくださる先生方には、ほんとうに頭が下がる思いです。そして、炉の前に座り、ひとつひとつの所作を確認しながらお点前をしていくと、それが間違えながらではあっても、終わったときにはとてもすっきりとした気持ちになるのですから、ほんとうに不思議です。

思うに、一つ一つの所作に集中するときには、日頃常に頭の片隅にある仕事のこともすっかり吹き飛んでいるのが、良いのだと思います。間違えながらやっていても、「今のこの動作」に集中できているときは、大丈夫なのですね。同じようなミスでも、集中できていないときには、即座に先生から「心ここにあらず」と声が飛んできます。

そんなわけで、久しぶりのお稽古で、頭の中がすっきりとリフレッシュ。やっぱりお茶は良いですね♪