津屋崎千軒お雛さま巡り。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

津屋崎千軒お雛さま巡り。

三月三日は雛祭り。津屋崎千軒でお雛さまといえば、登録有形文化財である古民家「藍の家」。毎年この季節になると、広いお座敷に古いお雛さまが所狭しと並びます。そして今年は、津屋崎千軒なごみでも、豪勢な七段飾りのお雛さまが二つ飾られています。上の写真は、なごみのお雛様。藍の家、なごみともに、3月3日を前に飾り付けが完了したとの報を受け、さっそく見に行って参りました。

まずはなごみ。空間がパッと華やいでいました。ともに七段・フルスペックの立派なお雛様。雛段飾りのなかでも、個人的におススメの見どころは、なんといってもミニチュアのお道具です。わたしはどうしても、お人形よりも道具に目が行きます。おままごと遊びの源流はここにあるのでしょうね。なごみのお雛様のなかでは、可愛らしくも豪勢な牛車が特に目に留まりました。

なごみのお雛様
なごみのお雛様

つづいては、恒例の藍の家。今年も古いものから近年のものまでさまざまなお雛様が並びます。手作りの「下げもん」が華やかに空間を飾るのも、例年通り。毎年見て、毎年思うのは、飾り付けが大変だっただろうな、ということ。

藍の家のお雛さま

金の色どりが華やかなお雛様。揃衣装の五人囃子の存在感が大きいです。

藍の家のお雛さま

本殿が凝った作りのお雛様。手前の御膳セットも素敵でした。

藍の家のお雛さま

展示の面白さ。ユーモアが感じられます。

藍の家のお雛さま

背景の屏風に映えて、重みを感じるお雛様。

おかげさまで眼福のひとときでした。なごみから藍の家まで、お散歩がてら「お雛さま詣で」おススメです♪