古代エジプト美術館展@福岡アジア美術館、観てきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

古代エジプト美術館展@福岡アジア美術館、観てきました。

今年初めに挙げていた「2023年度に観に行きたい美術展」のひとつです。「これは観たい!」のわたし的ベスト5に入れていました。上半期のうちに、1位の木米展(サントリー美術館)と3位の本展を観ることが出来たのは、とても嬉しいことです。

さて古代エジプト美術館展。素晴らしかったです。なかでも動物神信仰のなかで生まれた護符や神像は、とてもユニークで豊かな想像力が形になっており、見ごたえたっぷりでした。造形も絵や文様も、いくら眺めていても飽きません。平日昼間の訪問で、来場者数はまあまあありましたが、混みあうというほどでもありませんでしたので、気に入ったもののところに何度も戻って見て参りました。

約200点の展示内容は、多くは小品ではありましたが、大満足の展示内容でした。大きいものは大英博物館で見ればよいのです(笑)。良い意味で、日本のコレクションらしい魅力にあふれていました。小さいながら丁寧で繊細に作られた作品のなかに、生命力とでもいうようなパワーを感じました。ミュージアムショップで、展示のなかでも特に気に入った3点を絵葉書で見つけ、連れて帰りました。そういえば、連れて帰りたいという衝動が働いたのは久しぶりだったかもしれません。

渋谷にあるという古代エジプト美術館。いずれ上京のタイミングで、足を運びたいです。