ショッピングモール内のコワーキングスペースが意外と便利で使えると判明。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ショッピングモール内のコワーキングスペースが意外と便利で使えると判明。

我が家から一番近い書店は、イオンモール内にある未来屋書店。この春、売り場のレイアウトがガラッと変わったと思ったら、奥にコワーキングスペースが出来ていて、正直「こんなところで利用者いるんだろうか…」と思っていたのでした。

未来屋書店のコワーキングスペースMIRAIYA Book mark Lounge福津店

連休最終日の夕方、用事があって近所のショッピングモールへ。ちょっと時間をつぶす必要があったので、まずは本屋さんへ。久しぶりにゆっくり本屋さんの書棚を眺めました。光文社新書の棚に美術系の新刊を見つけ、ゲット。本を手に入れると読みたくなるわけで、さてと思ったものの、カフェはどこもいっぱいの様相。書店のレジからふと顔をあげたら、そこにコワーキングスペースの受付があって、その手があったと申し込んだのでした。

全35席のスペースに、利用者は数名。ひとつのシマに1人ほどでしたので、悠々と使えました。Wi-Fi環境も整っていますし、書籍や雑誌もあり、書店からの持ち込みも3冊までOK。フリードリンクの内容は、カップ式の自販機で緑茶・烏龍茶・リンゴジュース・コーヒーがいずれもホットとアイスで選べ、1時間300円に対しては十分な内容でした。

本を読もうと思って入ったものの、仕事環境としての整い具合に後押しされて、思いがけず1時間集中して仕事をすることが出来ました。仕事をしようと思ったら、カフェに入るよりずっといい環境ですね。当たり前かもしれませんが。しかも割安。

まだスタートして数カ月ということで、受付で利用目的などをヒアリングされました。「仕事」と答えると、若い男の子の店員さんに露骨に「え!?」みたいな反応をされてしまい、なるほどこの界隈ではまだ中高齢女性の仕事ユースは珍しいのね、と思いつつ。いや、ジーンズにパーカーにリュックというあまりにもラフな格好だったからかもしれませんが。駐車場からの風雨で髪ぐちゃぐちゃだったし…(笑)

たまに博多天神辺りでこの手のスペースに入ると、常連顔のいかにも「仕事がデキる」空気感をまとった感じの方々がわんさかいらっしゃって、ちょっぴり居心地の悪さを感じることもあります。「ローカルエリアのショッピングモールにある書店内」という立地には、もちろん仕事できる感満載の人もあれば、参考書を抱えた学生さんと思しき姿もあり、親子で並んで本を読んでいる方もありとさまざまで、その雑多感がとっても居心地よく感じました。

思いがけず、外で仕事のできる場所の選択肢が一か所増えました。なんだかとっても嬉しいです。