花祭窯の経営革新計画が福岡県に承認されました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の経営革新計画が福岡県に承認されました。

新たな経営革新計画を策定しようと決めたのは、昨年末のことでした。

年明けから計画を立て、3月に中小企業診断士の先生の面談を経て、4月に申請。先日承認書が届きました。通算5回目、福岡県では4回目の承認です。近年は、この承認があることで享受できる公的サポートがかなり増えてきており、経営革新計画の制度がスタートしたころに比べて、その使い勝手は隔世の感があります。活用できる補助金の種類もずいぶん増えてきているので、最初からそれを目当てに申請する事業者さんも少なくないようです。

とはいえ、わたしが思う経営革新計画承認を目指す一番の良さは、事業計画を立てる際に、商工会の指導員さんや中小企業診断士の先生との面談で、ガッツリ意見交換ができること。わたしは毎回、提出すべき資料をほとんど自分で仕上げたうえで、面談を申し込みます。そうすることで、事業計画における課題=外からの助言が必要な部分がより具体的になり、限られた時間内での面談でもピンポイントでアドバイスを頂くことが出来ます。

前回に引き続き、福津市商工会の経営指導員さんにたいへんお世話になりました。ともすれば経験値からの感覚的な論調になりがちなわたしに対し、産業統計など業界の客観的な数値データを準備してくださるなど、まさに足りないところをフォローしてくださいました。また今回お世話になった中小企業診断士の先生は、はじめましての先生でしたが、一般論ではない的確な疑問を投げかけてくださり、アドバイスもひとつひとつが腑に落ちるもので、面談の時間がとても楽しかったです。面談までにこちらの仕事や業界のことを調べたうえで、先生自身の考えをまとめて臨んでくださったことがわかり、とてもありがたかったです。

そんな皆さまのサポートのおかげで、新しい事業計画が承認されました。絵に描いた餅にならぬよう、しっかり推進してまいります。