6月9日は開窯記念日-おかげさまで花祭窯は30年目に入りました―

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

6月9日は開窯記念日-おかげさまで花祭窯は30年目に入りました―

もう6月も下旬ですが…^^; おかげさまで花祭窯は30年目をスタートしております。当日は、ラジオから流れてきた「今日6月9日は、ジョニー・デップの誕生日です!」の声に、開窯記念日だ!と気づいたのでした。そうか、ジョニー・デップと花祭窯は、年こそ違えど同じ日に生まれたのねと、6月9日ロックの日にもうひとつ嬉しい意味付けをプラスしてほくそ笑んでおります。

30年、けっこうな長さですね。時間だけは経っていますが、いつも言っているのですが「やめなかっただけ」。亀の歩みで進んで参りましたので、まだこれから実現したいこと、すべきことが盛りだくさんです。同世代の友人でも、会社員をしている人たちはそろそろ「定年」の二文字が頭に浮かび、セカンドキャリアを検討し始めるところだという話を聞くと、彼我の間にある大きな違いに気が付きます。人よりゆっくり進むわたしたちにとっては、年齢による定年の概念が無い働き方はありがたいこと。

先日、古くからのお客さまとお話していて、深く考えさせられることがありました。曰く「弟子はとらないんですか。藤吉(憲典)さんの、やきものの技術と哲学をきちんと遺さないと、ダメですよ。それは、磁器の文化に対する藤吉さんの責任だと思う」と。肥前磁器文化の継承は、独立時からずっと課題にしていることではありました。ただ「弟子をとる」という方法が、藤吉の制作スタイルに合わないことは、わりと早い時期に判明したので、その後は「作品そのものの姿形で遺し伝えていくしかないよね」という結論にしようとしていたわたしたち。お客さまの言葉は、藤吉憲典に対する評価があればこそで、とてもありがたいものでした。しっかり受け止めて、遺し継承していくべきものを、どのように伝えていく道筋をつけるのが、30年目からのテーマの一つになります。

ここまで関わってくださった皆さま、支えてくださったすべての皆さまに、心からの感謝を申し上げます。ほんとうにありがとうございます!そしてこれからもまだまだわたしたちのチャレンジは続きます。今後とも、よろしくお願い申し上げます!