蕎麦猪口(メダカ、風鈴、鳳凰)

写真を撮るということ。

こんにちは、ふじゆりです。

蕎麦猪口展に出す蕎麦猪口が窯からあがったところで、
昨日から写真の撮りなおしをしています。

写真を撮るのも大切な仕事のひとつ

16年前(!)はじめてネットショップをつくることを決めたときから、
写真撮影は大切な仕事のひとつです。

もともとカメラの趣味があったわけでもなく、まあ、ド素人。
デジタルカメラなるものをはじめて購入し、ああでもないこうでもないと
撮っても撮ってもどうにもならない時期をどれほど過ごしたことか・・。

今でも突っ込みどころ満載の写真撮りですが
デジカメがどんどん進歩してくれたおかげで、ずいぶん助けられています。

もちろん、ここぞ!という写真撮りはプロにお願いしています。

圧倒的に信頼しているカメラマン赤司憲壕さんの abc photo
https://www.facebook.com/abcphoto.jp/

ただ、写真を撮る必要性というのは日常茶飯事にやってくるんですね。
そのタイミングですぐプロにお願いできるわけではなく、
もしお願いできたとしても、そんなことをしていたらお金がいくらあっても足りなくなるわけで(笑)
これはもう、ある程度は自分でなんとかしなければならず。

そんなわたしの、長年の座右の書(!?)が
その名も 『標準デジカメ撮影講座』 。
2003年発行ですから、もう10年以上前の本なんですね。
いまだにときどき開く本です。

「標準デジカメ」つまりコンパクトデジカメのことです。
はい。わたしはずっとコンデジできています。

写真撮影のセミナーやワークショップに足を運んだり、撮影の上手な方にお話を聞いたり
試行錯誤もしましたが、自分の性格と身の丈にあったやり方は、この本でした。
不器用なうえに大雑把なので「こうすればいい写真が撮れる」の方法を教えてもらっても、
きちっと突き詰めることができないまま、今に至り(汗)
そんなわたしはこの本に助けられ励まされてなんとかやっています。

 

お客さまのひと言

先日、蕎麦猪口のお得意さまからお電話をいただきました。
いわく
「今回も素晴らしい蕎麦猪口が届いてとても満足しています。ありがとう。
それでね、ひとつ気になってることなんだけど・・・」

「ネットショップの写真、もうちょっと頑張っていい写真載せたらもっとお客さん来ると思いますよ!
フェイスブックとか見てたらいい写真もあるんだから、蕎麦猪口も撮りなおしましょうよ」

「よく、ネットショップで写真がすごく良かったのに、現物見てがっかりするってことがあるけど
藤吉さんのところは、かならず本物のクオリティのほうが高くて嬉しくなるんですよ。
だけど、それじゃもったいないじゃない!」

はい・・・。とてもありがたく、同時に自分の手抜きを恥じ入った次第でした。

というわけで、新しいものが焼きあがるタイミングで写真を撮りなおし、
ひとつづつ少しでもいい写真にと更新していっているところですm(__)m

 

そんなわたしの野望。

個展のたびに毎回赤司さんに初日の撮影をお願いする、
やきものが窯からあがる都度に撮影をお願いする、
なんて贅沢ができるようになったら素晴らしいな~!と思いつつ。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯(はなまつりがま)の内儀(おかみ)であり、Meet Me at Artを主宰するアートエデュケーターでもある、ふじゆり のブログです。