ごりょんさん打ち上げ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

ごりょんさん打ち上げ。

今年の津屋崎祇園山笠は夏のはじめにとっくに終わりましたが、裏方ごりょんさんのおつかれさま会は、夏休みが終わって子どもたちが学校に行きだしてから。

もともと「ごりょんさん」というのは、博多では「商家の奥さん」を指す言葉として使われていたようですが、現在では意味が転じて「山笠の男衆を裏方で支える女衆」を指す呼び方としても使われています。

山笠期間中のほぼ1カ月しょっちゅう呑んでいる男衆に比べて、ごりょんさんの宴会はこの打ち上げひとつですから、慎ましやかなもの。宴会といってもランチタイム。お酒を呑まない分、デザートのスイーツまで楽しみつつ、おしゃべり。

わたしがこの末席に加わってから8年。毎年反省をしながら、やり方を改善しようとしつつ、上手く行ったり行かなかったり。皆さん仕事もあれば、子どもの学校行事もあり、家事はもちろんこなさねばならず。そんななか、時間をやりくりして山笠に関わる1カ月間は、「終わるとホッとする」というのが正直なところでしょう。とりまとめする役職の奥さん方はたいへんだなぁ、といつも思います。

皆が顔をそろえるのはまた来年1月の新年会。しばしの休憩です。