空港で本屋さんブラブラ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

空港で本屋さんブラブラ。

用事があって福岡空港へ。せっかくならばと、新しくなった福岡空港3FのTSUTAYA BOOKSTORE さんをチェックしてまいりました。時間定額制のカフェラウンジを併設した本屋さんは、博多経済新聞の記事で『「旅に連れていく本、旅をわくわくさせる本」をテーマに、ビジネス書や文芸書をそろえる』と書いてあった通り、手に取りたくなる本がたくさん並んでいました。

久しぶりの本屋さん。朝早く、お客さんもほとんどいませんでしたので、思う存分ブラブラ。ちなみに朝6時半オープンだそうです。ビジネス書、文芸書、雑誌の棚を眺めながら、いくつか「お♪」と嬉しい発見もありました。

そのひとつは、タイトルに「アート」「教養」「哲学」の文字が増えていること。この手の書籍が増えつつあるのは、数年前から感じていましたが、一気に「メイン」と言える位置に並ぶようになっていることに新鮮味を感じました。ついにそんな時代になってきましたね。

もうひとつ気づいたのが、雑誌の並び方で「男性誌」「女性誌」という分け方が緩やかになっていること。わたしは若いころから、ビジネス誌や建築・インテリア系の雑誌やグルメ誌でも、男性が想定読者になっているものを愛読していました。ところが本屋さんの雑誌売り場は露骨に想定読者の性別を分けていると感じるところがほとんどで、居並ぶ男性陣をかき分けて目的の雑誌にたどり着くのには、ややストレスがあったものです。それが、ほとんど気にならない並びになっていました。

本屋さんの売り場もどんどん進化しているなぁ、と感心。カフェラウンジも使ってみたかったのですが、今回は時間が無くて入場は断念。外からざっと観察したところ、滑走路側に大きな窓で、とても景色がよさそうです。30分500円(税別)で、飲み物やちょっとしたおやつは用意してあるとのこと。仕事ができる環境(電源やwifi)完備。

これまで福岡空港に行くのは、いつも飛行機に乗る目的があるときばかりでした。なので、福岡空港で「時間に余裕がある」ということはほとんどなく、カフェや本屋さんも隙間時間に使う程度でした。でも今回TSUTAYA BOOKSTOREに来てみて、ちょっと考え方が変わりました。仕事やちょっとしたミーティングをするために福岡空港を使う、という選択もありですね。

久しぶりの「本屋さんブラブラ」で、世の中が大きく動いていることを感じました。