花祭窯の十月の庭。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯の十月の庭。

今朝目が覚めたら、キンモクセイの香り。九月の台風で潮風に吹かれた花祭窯の小さな庭は、枯れてしまった植物も多いなか、一カ月を経て力強く復活しています。

季節を間違えて咲いたのかと思いきや、偶然耳にしたラジオ番組で、よく言われる「狂い咲き」というのではなく、台風などで実が落ちてしまったときに、種を保存するために、もう一度咲くのだという説明をしていました。種子を遺すためには花を咲かせる必要があるということですね。季節外れの花桃を眺めつつ、生命力の素晴らしさに感心しつつ、色とりどりの庭を楽しんでおります。