続・プレミアム〇〇デー。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

続・プレミアム〇〇デー。

「プレミアム〇〇デー」のススメ、をブログに書いたのは一昨年の誕生日ごろのことでした。〇〇には、その人の名前が入ります。わたしの場合は「プレミアムゆりデー」。「休み下手」「切り替え下手」のワタクシに家族が提案してくれた、月に1回「その日一日は好きなように勝手に過ごす日」。

ブログで「今月からスタートさせる」と書いてから1年半、毎月の月誕生日にパソコンがリマインダーで「今日はプレミアムゆりデー」と教えてくれるのですが、ちゃんとプレミアムデーをとった日は、ほぼ無いような(笑)…これではいけません。休むこと、切り替えることもまた、大切な仕事の一部だと頭ではわかっているつもりでも、ズルズルとしてしまう己の弱さ。

本日は2月2日豆撒きの日です。例年は2月3日の節分が、2日あるのは124年ぶりとのこと。この記念的な節目を生かさない手はありません。本日からプレミアムゆりデーも、リスタートすることに決定。そう、続けたい習慣が頓挫してしまったときは、また何度でもスタートし直せばよいのです。

まずはこのブログを書き終えたら、おいしいパン屋さんに出かけて大人買いしてくる予定です。夜ご飯は、大好きなFRANCE-YAさんのお持ち帰りシリーズの簡単で絶品の煮込み料理にして、そのあとは豆撒き…なんとも小市民的ですが(笑)家事を手抜きするところからスタート。

そういえば、花祭窯のコンセプトキーワードは「Democratic Luxury」。日本語にすると「庶民的な贅沢」といったところです。「手に届く贅沢」であり「日常生活に高揚感や安息の時間・空間をもたらしてくれる身近な贅沢」と解釈しています。まずはこんなところから「プレミアム」を目指すのも、わたしらしいかもしれません。

「休み下手」「切り替え下手」の同志の皆さま、ぜひ「プレミアム〇〇デー」はじめませんか♪

再読書『論語と算盤』渋沢栄一 と、あれこれ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

再読書『論語と算盤』渋沢栄一 と、あれこれ。

「渋沢栄一」の名前があちらこちらで目に付く今日この頃。「新一万円札の顔」と、「2021年NHK大河ドラマの主役」という二大トピックス故ですね。何度か読んだことのある『論語と算盤』ですが、恥ずかしながら、文章の難解なイメージが先に立ち「何が書いてあるか」にまで意識が回らない(=理解に至らない)という経験をしています。初めて手にしたのは、学生時代、経済学部での講義のときであったと思います。

わたしにとっては、そのうち「ちゃんと読める=理解できるようになる」日が来るさと、機会あるごとに引っ張り出している本のひとつ。最近あまりにもよく「渋沢栄一」の名を見たり聞いたりするもので、立春を前に書棚から引っ張り出してきました。

ひとつは『論語と算盤』角川ソフィア文庫版。各章ごとに「この章ではここに注目」と促してくれる、親切版です。あらためて少しづつ読み進めています。

次に岩波文庫版の『論語』。岩波文庫版は、原文・読み下し文・現代語訳に注釈まで入っているので、わたしにとっては「とりあえずこの一冊」です。こちらは『論語と算盤』を読む上での辞書的な役割。側に置き、原文を知りたいときに開きます。

論語は、佐賀県多久市にある孔子を祀った多久聖廟で手に入れた『よみかき論語』の本を使って友人と音読会をしたり、我が家の「日めくり暦」として10年以上使っていたりするので、かなり親しみがあります。

そして、少し前に手に入れた最新刊が『こども論語と算盤』祥伝社から出ている絵本です。友人から「これなら30分で読めるよ」とおススメされたもの。エッセンスを知るのに最適な、易しい言葉で書かれた超訳版です。これは、家人が気が向いたときに手に取りやすいように、居間の目につくところに置いておくことに。