こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
読書:「奥田英朗をより深読みするには」その2、その3。
お友だちから頂いた「奥田英朗をより深読みするには」リスト。
- 『最悪』『無理』『邪魔』
- 『延長戦に入りました』『泳いで帰れ』『用もないのに』
- 『イン・ザ・プール』『空中ブランコ』『町長選挙』
その第一弾を読み終わったのは、ちょうど約一か月前のことでした。
その後、グループ2.と3.から数冊づつに加え、上記リストに入っていないものまで数冊読み終わったところです。どれもが面白く、一気に読んでしまいました。
1.グループで感じた「社会に対する絶望や救いの無さ」を飛び越えて、向かったのは、お気楽でユーモアあふれるエッセー。わたしはあまりエッセーは好んでは読まないのですが、いや、面白かったです。そしてドクター・伊良部シリーズに代表されるコメディ小説は、思わず声を出して笑うレベル。その前に読んでいた家族小説シリーズといい、いやほんとうに、著者の引き出しの多さには脱帽いたしました。
というわけで、一冊一冊おススメ、というよりは「奥田英朗」を読む!というのがおススメです。伊良部シリーズはこの5月に最新刊が出ています。こちらも読むのが楽しみです。