充実の東京出張二日間。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

充実の東京出張二日間。

暖かく晴れた二日間、桜の開花宣言が出た東京でお勉強&お仕事でした。上の写真は、今回の訪問エリアの中間点、東京ミッドタウン内。ここはサントリー美術館のあるフロアですが、静かでゆっくり休憩できる場所が随所にあって、とてもいいですね。隙間時間の仕事もはかどります。

初日は朝から夕方まで、JETRO東京本部にて「中小企業海外ビジネス人材育成塾」のフォローアップ研修。JETRO会場集合組とZoom参加組のハイブリット開催で、半年の研修を締めくくりました。

運営してくださったJETRO職員の皆さん、研修ファシリエーターと講師を務めてくださった外資系コンサル・マーサージャパンの方々と、顔を突き合わせて研修に臨んだのは大きかったです。研修中ずっと、ざっくばらんな会話の応酬で、たくさんの課題やアイデアを検討することが出来ました。皆さん初対面でしたが(画面越しには会っていましたが)遠慮はまったく無く、お互いの事業に対するストレートな問答が楽しく面白くて、ずっと笑っていたように思います。雑談が止まらず、別途「雑談時間」をとってもらうことになるほど。やっぱ「リアル」大事!ですね。この研修ではスタッフ・参加者とも魅力的な皆さんとご一緒でき、ほんとうにラッキーでした。

二日目は、朝一番に美術館。サントリー美術館の木米展を観て参りました。

美術鑑賞で英気を養ったあとは、今年6月に藤吉憲典陶展を予定している、西麻布の桃居さんへ。オーナーの広瀬さんと久しぶりにお会いし、たくさんお話することができました。6月の展示内容について、課題に思っていた点をご相談して、すっきり解消。広瀬さんとお話すると、いつも確信を持てる解を導くことが出来るので、安心します。

続いて、アート作品を取り扱っていただいている、神宮前のインポートインテリア・ドーノさんへ。オーナー桐子さんとは、検討中の新しい取り組みをどのような形で進めるかを、しっかり詰めることが出来ました。少し時間はかかるかもしれませんが、とても楽しみなプロジェクトです。

最後は南青山の百福さんへ。オーナーの田辺さんとは「作家物の器」のこれからについて、根本的な課題を共有することが出来ました。「何をどうする」というところはこれからですが、今後わたしたちが取り組んで行くべき使命が一つ明らかになりました。ひとりで進めるには荷の重いテーマですが、同じ課題を共有できたことで、チームとしてできることがあるという発見に至ったのは、大きな収穫でした。

やっぱり自分の足で動くの大事ですね♪

「没後190年 木米」@サントリー美術館、観て参りました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

「没後190年 木米」@サントリー美術館、観て参りました。

上の写真は、「撮影厳禁」の会場内で唯一のフォトスポット。前回サントリー美術館で観たのは「智積院の名宝」でしたが、その時にチラシを発見し、足を運べたら嬉しいなぁと思っていた「木米展」に来ることが出来ました。

江戸の文人・木米。文人とは、中国から伝わった概念であり、中国文人は「詩書画三絶」つまり「詩」と「書」と「画」において優れていることを理想としたとされています。木米に置き換えてみれば、「陶芸」「書」「画」の三絶ということになるのかしらと、木米展の展示キャプションにあった「詩書画三絶」の文字を、検索してみたところ、以下の解説を見つけました。

詩と書と画に優れることを意味する詩書画三絶は中国文人の理想であった。書画と併称されるように絵画は書と密接な関係があり、書と画は根本的に一致すると考えられてきた。詩文は直接的に画題を絵画に提供する場合もあるが、両者は情景描写という点で共通することから、画を「無声詩」、詩を「有声画」と呼んできた。

(人文論叢 : 三重大学人文学部文化学科研究紀要より 藤田 伸也氏「南宋画院の詩書画 : 三絶の視点から」の一部を引用)

    この通りに理解すれば、画を嗜むことはすなわち詩を嗜むことと同意ともいえそうです。

    ともあれ「陶工であり画家」という木米の生きた道は、今まさに磁器作家・藤吉憲典が突き進もうとしているところであり、たいへん興味深い展覧会でした。木米が書画を本格的に発表し始めたのは50代後半ということで、この辺りの共通点も面白く。

    展覧会の感想としては、陶芸にしても書画にしても、木米の作品から伝わってきたのが、生真面目さと努力の跡であったということです。きっちり一生懸命にやってきたことが伝わってくる作品群をみれば、木米は天才とはとても言えないと思いました。展示作品を見る限り、文人のイメージに漂う浮世離れした感じはまったくなく、書画の線の細さと余白の無さは、生真面目な性格を思わせました。

    会期は残すところあと10日ほど、3月26日(日)まで。ちょうど東京出張に合わせて足を運ぶことが出来、ラッキーでした。

    「没後190年 木米」サントリー美術館

    九州国立博物館メンバーズプレミアムパス。

    こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

    九州国立博物館メンバーズプレミアムパス。

    2022年春に初めて購入してみた、九州国立博物館メンバーズプレミアムパス。おおよそ特別展2回分の料金で購入したパスで、特別展4回の権利と常設展示見放題がついた優れものです。ちょうど有効期限を数日前に控えたところで、四つ目の企画展を観に行くことが出来たのでした。

    九州国立博物館

    入場スタンプは左から「最澄」「北斎」「ポンペイ」「加耶」。特別展4つは決して多い数ではありませんが、ミッションコンプリートの満足感があります。我が家から九州国立博物館までは車で約1時間半の距離。個人的にはちょっぴり「よいしょっ」という感じなので、このパスポートを持っていなかったら年に4回は観に来なかったかもしれない…というのも正直なところです。

    先日の「特別展 加耶」がまさにそうだったのですが、展覧会タイトルからのイメージよりも、実際の展示がものすごくよかった!ということがあります。できるだけ先入観を持たずにいろいろな展覧会に足を運びたいと、理想論的には思いつつ、集めた範囲の情報で判断するのが常。そういう意味でも、パスポートを持っていたからこそ出会うことができた名作が、2022年度はいくつもありました。

    2023年度の九州国立博物館特別展も、観たい!タイトルがたくさん。現在発表されているのは、以下の四つ。この春もパスポートをゲットすることが決定です。

    熊本市現代美術館で「博物館浴」 実証実験のお知らせ。

    こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

    熊本市現代美術館で「博物館浴」 実証実験のお知らせ。

    ここ数年、学芸員としての研修のなかで、美術・美術館が心身の健康に寄与できること、医療や福祉との連携について学んでいます。


    その学びの師で、「森林浴」ならぬ「博物館浴」を提唱する九州産業大学の緒方先生が、熊本市現代美術館で実証実験を行います。一般の方が参加できる貴重な機会です。このテーマに関心があり時間が取れる方は、参加をご検討してみてはいかがでしょうか。下記の熊本市現代美術館のサイトから、直接申し込みが出来ます。(※先着順だそうですので、すでに定員締切となっていたらごめんなさい!)かく言うわたしは、参加できるか否か、現在スケジュール調整中です。


    3月29日(水)熊本市現代美術館で開催中の展覧会に合わせ、「博物館浴」 実証実験開催。
    https://www.camk.jp/exhibition-event/9520/

    美術鑑賞が心身に良い影響を与えるということは、感覚的には頷けても、やはり社会に広く受け入れてもらうには「エビデンス」なるものが必要。その実証実験を、国内各地の館のご協力を仰いで、地道に積み重ねておられます。

    カナダをはじめ、先進的なエリアでは既に始まっていますが、日本でも処方箋に「美術鑑賞」と書かれる社会がすぐ目の前に迫っているような気がします。

    特別展 加耶(かや)@九州国立博物館を観て参りました!

    こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

    特別展 加耶(かや)@九州国立博物館を観て参りました!

    上の写真は、馬型埴輪が集まった牧場の展示。この展示方法を提案した学芸員さんすごい!と思わずうなった場面でした。加耶展は会場内撮影OKでしたので、このような展示がさらに魅力を増していたと思います。

    加耶展、素晴らしかったです。ほとんどの史料が4~6世紀古墳時代のもの。これは、ご近所の世界遺産である「新原奴山古墳群」とほぼ同時代のものであり、新原奴山からの出土品と同じようなものがいくつもありました。こういうのを見ると、やっぱり朝鮮半島から渡ってきていたのだなぁ、という思いが新たになります。

    サブタイトルに「鉄の国」の文字が入っていた通り、鉄製の遺物、金細工の飾りなど、「金属」の加工技術・文化に目が奪われました。いくつもの鎧や馬冑などの武具が、よくこのまま残っていたなぁと感心する状態で展示されていました。特に目を奪われたのは、剣の、日本刀でいえば柄(つか)に近い部分の細工の凝りようでした。

    出品目録で273点の資料の数々は、全体的に良いもので埋め尽くされていた印象でした。これはすごいことです。個人的な考えですが、特別展は展示規模が大きいだけに、「これはどうかな」という展示が入っていることがよくあります。今回の加耶展ではそのような展示が無く、すべての章(テーマ)に見どころがありました。

    会期が残り1週間というタイミングで観に行くことが出来ました。日曜日でもありましたので、混雑しているかな、と思ったのですがそれほどでもなく。それは鑑賞環境としてはラッキーでしたが、こんなに素晴らしい展覧会なのにもったいない!の思いが強く残りました。「加耶」という耳馴染みの無いタイトルが前面に出ていたので、集客が伸びなかったのかなぁ、と。もっとキャッチーなタイトルをつけることが出来たら、もっと集客できたかもしれません。

    特別展 加耶(かや)@九州国立博物館は、今週末3月19日(日)まで。おススメです!

    特別展 加耶(かや)@九州国立博物館

    読書『絵で見て分かる伝統建築の図鑑』(秀和システム)斉藤武行著

    こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

    読書『絵で見て分かる伝統建築の図鑑』(秀和システム)斉藤武行著

    いつものカメリアステージ図書館新刊棚。素敵な本を見つけました。古民家に住んでいますので、伝統建築への興味はあります。けれども、これまでに見つけたその手の本には専門的な用語が多過ぎたり、学術的であったり、少々とっつきにくいものが多く、結果、耳で伝え聴いた古民家についての知識に頼った状態でした。本書はタイトル通り「絵」「図」がてんこ盛りで読みやすく、個人的に「押さえておきたい!」と思っていた知識がきちんと入っておりました。即、購入リスト入り^^

    1章「日本の伝統建築の歴史」、2章「日本の伝統建築物」、3章「伝統を支えた職人たち」、4章「日本の伝統建築に使われたものたち」、5章「建築と儀式」。なかでも3章の「伝統を支えた職人たち」と4章「日本の伝統建築に使われたものたち」の情報は、今後、花祭窯の古民家を説明するのにあたり、とても役に立ちそうです。

    津屋崎千軒には、明治~昭和初期に同じ筋の大工さんが建てた古民家が何件か残っていて、花祭窯の古民家もその1軒です。いずれの建物も、商家として建てられたからこそ、見栄を張り贅を尽くした作りが随所にあります。建具、欄間、鏝絵、卯立…ふだん身近にあって見慣れていますが、本書を読んで、あらためてその技術の素晴らしさと貴重さを思いました。文化財登録こそしていなくても、文化財に住んでいるようなものかもしれません。

    津屋崎千軒にある唯一の登録有形文化財・藍の家では、運営するボランティアスタッフの皆さんが、そのつくりを実際に見ながら詳細に解説してくださいます。わたしにとってはあまりにも身近で、前回ご説明を聞いてからずいぶん時間が経っていますが、本書片手にあらためて解説をお聞きしたら、また新たな発見がありそうです。

    『絵で見て分かる伝統建築の図鑑』(秀和システム)斉藤武行著

    映画『レナードの朝』を観てきました。

    こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

    映画『レナードの朝』を観てきました。

    昨年に続き今年も掲げた「月に1本映画を観に行く」。スタートの1月・2月と立て続けに映画館に足を運ぶことが出来ず、やっとこさ2023の1本目を見に行って参りました。映画館に行けるタイミングで観たいものがないとき、「午前10時の映画祭」の存在は貴重です。最寄り館が「午前10時」の上映館であるのは、とてもありがたいことです。

    午前10時の映画祭

    「午前10時の映画祭」から、『レナードの朝』。原題は『AWAKENINGS』直訳すると「覚醒」といったところですが、タイトルのつけ方が素敵だと思う映画のひとつです。ロビン・ウィリアムズに、ロバート・デ・ニーロ。デ・ニーロは「午前10時」映画の常連といえるほど、主演助演含め、出演作がとても多いようです。字幕は戸田奈津子さん。

    製作は1990年、舞台は1969年ニューヨークのブロンクス。タイトルは知っていましたが、今回観るまで、実話に基づいたストーリーだとは知りませんでした。実話に基づいていたからこそでしょう、ハリウッド映画にありがちなロマンスやハッピーエンドの演出はなく、重みを感じさせました。ロビン・ウィリアムズが、とても良かったです。この映画を観るまで、ロビン・ウィリアムズについてのわたしの認識は、人気コメディアンから俳優業へ、そして人気絶頂と思えるさなかの突然の自殺…というぐらいのもので、実は出演作を見たことはほとんどありませんでした。もっと見ておけばよかったな、と。

    2023年度の「午前10時の映画祭」のラインナップ発表が待ち遠しい!と思いつつ帰路につきましたが、サイトをチェックしたところ、すでに発表されていました。と、喜んだのも束の間、最寄りの映画館は上映館から外れているという悲しいお知らせが。

    でもまあ、鑑賞者数を考えると仕方がありません。わたしが観た回のいずれも、入場者数5名前後でしたので。観に行く人がいなければ、文化は定着しませんよね。守りたいと思ったら足を運ばなければと、あらためて思ったのでした。

    花祭窯の小さな露地に春が来ています♪

    こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

    花祭窯の小さな露地に春が来ています♪

    前回、花祭窯の小さな庭をレポートしたのは、2月22日のことでしたので、ちょうど2週間経ったところです。この間に暖かい日が続いて、お庭の景色が春っぽく変わりました。

    ジンチョウゲがついに満開。いい香りに満たされています。

    ジンチョウゲ

    ビオラも多様な色合いで咲きました。

    黄色と紫の組み合わせの妙。

    近くに寄ってみると、紫一色ではないことがわかります。

    薄紫色との組み合わせも可愛いですね。

    縁取りが珍しい種類も。

    新緑が目にまぶしい季節が近づきつつあります。

    ご近所からいただいた椿も、次々に開花。

    山盛りのミモザもご近所さんからのお裾分けです。

    こちらはご近所で見つけた早咲きの桜。

    目に嬉しいシーズン到来です♪

    旅立ちの季節に、藤吉憲典の器。

    こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

    旅立ちの季節に、藤吉憲典の器。

    3月に入り、新年度に向けての送別やお祝いの贈り物のご相談が、少しづつ増えて参りました。花祭窯のオンラインショップはずっと「売り切れ」状態が並び、たいへんご迷惑をおかけしております。蕎麦猪口や小皿豆皿は、相変わらずほとんど在庫の無い状態が続いていますが、津屋崎のギャラリースペースでは、酒器やお皿やマグカップなど、ご紹介できるものもございます。

    オンラインでのご相談の場合は、メールまたは花祭窯のオンラインショップ「蕎麦猪口倶楽部」の問い合わせフォームをご利用ください。

    花祭窯オンラインショップ「蕎麦猪口倶楽部」問い合わせフォーム

    お問い合わせの際は、下記の項目をお書きくださると、早めの対応が可能です。

    1. 商品到着の期限(特に日時指定があるときはお早目に)
    2. ご予算
    3. 贈り物の名目(進学祝い、転居のお餞別など)
    4. 器の種類についての、贈り先様のお好みまたは送り主様のご希望
    5. その他注意事項があれば

    ご要望により化粧箱、熨斗などをご準備いたします。桐箱をご希望の場合は別途料金となり、桐箱の制作に2週間ほどかかります。

    津屋崎の花祭窯へのご来店が可能な場合には、在庫のあるものから、お選びいただくことが出来ます。ご来店をご希望の際は、必ずあらかじめご予約を頂きますようお願いいたします。皆さまの贈る気持ちのお手伝いが出来れば嬉しいです。

    愉快な一日。

    こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

    愉快な一日。

    週末は快晴の小春日和。久しぶりにゆっくり電車旅でした。JR鹿児島本線を使い片道約1時間半の電車旅は、朝7時半出発の張り切りよう。休日でしたので、ゆっくり座って車窓の景色を眺めることができました。

    まずは甥っ子が働く和菓子屋さんへ初訪問。開店から間もない時間帯のはずなのに、お店の駐車場は既にいっぱいで、次から次へとお客さまが入っています。すごいなぁ、と驚きながら店内へ。どれもこれもおいしそうです。後ろにお客さまの列が出来るので焦ってしまい、「この段のお団子を全種類1つづつ!」というようなオーダーになってしまいました。他のお客さまのオーダーを見ていると、皆さんなにを注文するかほぼ決まっているようでした。きっと常連さんなのだろうな、と思いつつ。奥の厨房で「丸ぼうろ」を焼いている甥っ子に手を振り、任務完了。

    つづいては、本日のメインイベント「山梨市ワイン試飲会&ステーキ3種食べ比べ」へ。黒毛和牛専門店の中津留さんは、博多和牛を扱う超有名店です。いつか行ってみたいと思っていたところへ、親しい山梨組の皆さんのおかげで、思いがけず訪問の機会を得ました。前回我が家で開催した山梨市ワインのイベントから3年ぶりです。

    さてイベントは、山梨市ワインの紹介からスタートし、「黒毛和牛カットショー」へ。これが「カットショー」というよりは、和牛の勉強会でした。牛の品種の解説、仕入れの際に重視していること、等級表示の意味、肉の部位についての説明、生産者さんから一般消費者までの流通経路…。実際の部位肉を見ながらの学びは視覚的にも理解しやすく、社長自らの熱い解説で、専門店としての誇りと使命感がバンバン伝わって参りました。上の写真は、山梨市ワイン紹介中の東晨洋酒株式会社田草川さん。「関係者席」のわたしたちは背後から見守りました。

    お楽しみのお食事タイムは、カットしたばかりの各部位のステーキを、自分で焼きながら味の違いを確認しながらいただくという、豪勢なものでした。山梨市ワインも大人気。わたしは山賊ぶどうさんの葡萄ジュースでしたが、これがまた巨峰100%で最高においしく。お腹も気持ちもすっかり満たされました。

    良いお天気で、よく食べ、よく笑い、電車旅も満喫。帰宅後は、美味しいお茶を淹れて、和菓子を頂きました。この和菓子がまた、どれもおいしくて大満足。なんとも愉快な一日でした。