梅の収穫に行ってきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

梅の収穫に行ってきました。

毎年恒例の梅仕事。梅雨の合間の晴れの日、今年も佐賀花祭の創業地へ梅の収穫をしに行って参りました。昨年の梅仕事のブログを確認してみたら、なんと2020年6月8日付でぴったり一年前。写真を見比べてみると、今年は梅が少し熟していますので、梅が実るのも例年より少し早かったようです。

草も木もどんどん伸びる季節です。草刈りする人、梅摘む人に分かれて作業開始。今年も近所のお友だちが手伝ってくれて、心強い限りでした。昨年は不作だった「一番大きい梅」がつく梅の木に、今年はたくさんの梅がついていました。妙齢の大人が、梅を目指し嬉々として木に登る姿は、見守る側としてはハラハラしつつも、面白いものです。

いつも「あれがあったら!」と道具の反省があるのに、一年経つと忘れてしまって教訓が生かせないことが多々。そんななか今年は、高枝切りバサミの先にノコギリを取り付けた道具が大活躍しました。一方で「普通のノコギリも必要だったね…」という反省も。いつもノコギリは持ってきていたはずなのに、うっかりです。

梅農家さんの梅林を見ていると、ちゃんと採りやすいように低く枝が剪定されています。あのように美しく維持できないのは仕方がないにしても、毎年かなり思い切って枝を落としているつもりなのですが、それでも上へ上へと延びる梅の枝。どんどん手の届かないところに梅が生ります。そのうえ手に届かない位置にあるものほど大きく立派に見えるのですから、不思議と言いましょうか歯がゆいと言いましょうか。

ともあれ半日、梅のことだけを考えて山仕事。野鳥のさえずりが美しく響く中で、森林浴を満喫しました。天気が良く、風は心地よい程度に吹き、幸せな梅摘み日和でした。

一夜明けて今朝からは梅仕事です。梅を仕込むビンを洗い、外に干して日光消毒中。午後からは梅シロップ用のお砂糖と、梅干用の塩を買ってきます。梅に余裕があれば、梅味噌もつけようかな。梅酒はせっかく作っても減りが鈍いことに気づいたので、ここ数年つくっていません。と、「今年は何を仕込むか」考えるのも楽しみです。

自然の恵みに感謝です。