やっと!久しぶりのコンサート「古澤巌 ヴァイオリンの昼と夜」

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

やっと!久しぶりのコンサート「古澤巌 ヴァイオリンの昼と夜」

音楽も演劇も再開しているのはわかっていましたし、魅力的な催しに心惹かれることが増えてきてもいましたが、なかなか足を運ぶに至っていませんでした。今年(2021年)5月に発表された文化庁長官・都倉俊一氏の「文化芸術に関わる全ての皆様へ」のメッセージを読んで勇気を得ていたところに、タイミングよく演奏会の案内が届き、個人的に「やっと復活!」した週末でした。

出かけたのは、隣町にある宗像ユリックスハーモニーホールでの「古澤巌 ヴァイオリンの昼と夜」。古澤巌さんの演奏会は、宗像でほぼ毎年開催されています。宗像ユリックスハーモニーホールは、全部で600席ちょっとのコンパクトなホールで、いわく「どの席で聴いても音が好い具合に響く」のが人気です。コロナ対策で座席がひとつ置きに設定されるなか、後方中央の席をゲットできました。わたしは昼の部でしたが、はじまってみたらほぼ満席でした。

ヴァイオリンとピアノのシンプルな構成。はじまってすぐにその音色の美しさに涙腺崩壊。わたしは音楽は「聴くだけの人」なのでまったく詳しくありません。でも自分の好きな音、そうでない音はわかります。古澤巌さんのヴァイオリンも、金益研二さんのピアノも、生で触れるのは初めてでしたが、とても心地良くすんなりと入ってきました。

一緒に行ったダンナはダンナで、ソナタがはじまるとすぐに舟をこぎはじめました。第1楽章が終わると目を覚まし、第2楽章、第3楽章がはじまるとその都度また舟をこぎ…(笑)。でもコンサートで眠くなるのは、音楽の効果で深いリラックス状態に導かれているから=音楽が脳にも体にも届いている証なので、悪くないことなのだと聞いたことがあります。周りに迷惑をかけることが無ければ、これもまた良しです。

途中休憩を挟んでの約2時間。全体的には小品中心の選曲で、カジュアルに楽しめました。曲の合間に入る古澤さんのトークもさりげなく示唆に富んでいて、大満足。足を運んでよかったと、心から思いました。むしろ、今まで「ヴァイオリンの昼と夜」に行かなかったことが悔やまれるくらい。来年以降必須のイベントとなりそうです。