NHK BSプレミアム『美の壺 File543 「青と白の粋 染付の器」』撮影協力しました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

NHK BSプレミアム『美の壺 File543 「青と白の粋 染付の器」』撮影協力しました。

ひと月ほど前に「たま~にメディア取材。」のタイトルでブログを書いていましたが、ようやく情報解禁となりました。NHK BSプレミアム『美の壺 File543 「青と白の粋 染付の器」』に、藤吉憲典がちょっぴり登場いたします。

テーマはずばり「染付の器」。三段構成(一の壺、二の壺、三の壺)の「三の壺」で「文様」をクローズアップすることになっているということで、そのなかで登場する予定です。時間にして5-6分と聞いています。撮影はほぼ一日半かかりましたが、それがどんなふうにまとまっているのかは、わかりません(笑)。ともあれ肥前磁器の魅力、染付の魅力が伝わるといいな、と思いつつ。


美の壺 File543 「青と白の粋 染付の器」

< BSプレミアム/BS4K>
本放送: 7月 2日(金)19:30~20:00
再放送: 7月10日(土) 6:45〜 7:15
再々放送:7月16日(金)12:30~13:00

<ワールドプレミアム>
国際放送:7月 3日(土)日本時間 3:30〜 4:00


ただひとつ気がかりは、我が家では映らないので、リアルタイムで放送が見れないということ(笑)。放送後に録画データを提供していただけるということでしたので、楽しみにしています。

お時間のある方、放送が映る方、ぜひご覧くださいませ。

個展ご来場へのお礼状。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

個展ご来場へのお礼状。

ダンナ宛てに嬉しい絵手紙が届きました。5月にあった桃居さんでの個展ご来場へのお礼状に、お返事をいただいたのでした。ありがたいことに、時々こうして、お客さまからのお手紙が届きます。

ダンナ・藤吉憲典が陶芸作家として独立して、数年後にギャラリーさんで個展を開催していただけるようになって以来、「個展案内状の宛名手書き」「個展にご来場くださった方へのお礼状書き」を続けています。

「個展にご来場くださった方へのお礼状」は、基本的には「芳名帳」にご記名くださった方、会場で名刺交換をした方、在廊時にお会いしてご連絡先がわかっている方にお出ししています。芳名帳に記入されない方もいらっしゃるので、ご来場くださったすべての方にお届けできているわけではありませんが。

お出しする枚数が少ないときは、本文も宛名もすべて作家本人が書くのですが、すべて書く時間をつくるのが厳しいときには、藤吉憲典が本文を一枚書いて、それを印刷してお礼状を作成しています。本人の手で書くのが一番良いとは重々承知しつつも、お礼状が届くのがあまり遅くなっては、受け取られたときに「?」となってしまうだろうと思うので、そこは出すタイミングの方を優先しています。

今回のように「お礼状へのお返事」をいただいたりすると、とっても嬉しいやらありがたいやら。SNSやメールなどでお礼をお届けすることもできますし、そちらの方が良いという方もいらっしゃると思います。でも、お手紙もずっと続けていきたいと思っています。

読書『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』(プレジデント社)オードリー・タン

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』(プレジデント社)オードリー・タン

今年は春から「オードリー・タン読書祭り」になっておりました。1冊目『オードリー・タン 天才IT相7つの顔』は本国台湾で刊行されたものの日本語訳2冊目『オードリー・タンの思考 IQよりも大切なこと』は台湾在住の日本人ライターさんによるもの3冊目『自由への手紙』はご本人の語り(クーリエ・ジャポンのインタビュー)によるものでした。そして本書は満を持してのオードリー・タン氏ご本人の自著です。

本人へのインタビューをもとにした本と、自著と。何が異なるかといえば、インタビューはあくまでも「インタビューする側が聞きたいこと(知りたいこと)」を中心に構成されるのに対し、自著はご本人が伝えたいこと、伝えるべきだと思っていることが前面に出ることです。だからでしょうか、これまでの3冊で出来事として知っていた内容も多かったにも関わらず、強いインパクトがありました。

以下、備忘。


  • 自分の精神が健全で安定していれば、自然とスマートで礼儀正しい人間になれる。
  • 「私の知識をシェアした人が、その知識を用いて私の望まないことを行わない」という信頼関係(中略)。その信頼関係をどのようにして構築するか。
  • 命令などの強制力がないことが重要
  • 何事も独学が可能なのだ
  • みんなのことを、みんなで助け合う
  • 他人から学び、考える
  • すべては学習を行う本人次第
  • 生涯にわたる「学習能力」
  • (デジタルに関する)「スキル」ではなく「素養」
  • (基本になるのが)プログラミング思考であり、デザイン思考であり、アート思考
  • 科学技術では解決できない問題に対処するために美意識を養う
  • 「こんな不正義が二度と起こらないために、私は社会に対して何ができるだろうか」

『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』より


これまで読んだ4冊を通して、やはり彼女が根本的に大切にしていることは終始一貫していると思いました。人物にスポットをあてた本は、ときに本人ではない第三者が書く方が、客観的で読みやすい(伝わりやすい)こともありますが、ことオードリー・タン氏に関しては、そんなことはまったく無いようです。わたしが読んだ4冊のなかで一冊だけを誰かにオススメするとしたら、この『オードリー・タン デジタルとAIの未来を語る』になります。

読書『アルケミスト 夢を旅した少年』(角川文庫)パウロ・コエーリョ

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

読書『アルケミスト 夢を旅した少年』(角川文庫)パウロ・コエーリョ

気になっていながら読んでいなかった本の一冊です。あちらこちらの書評で目にして、てっきり哲学書の類かと思い込んだまま、時間が経っていました。日本語訳の初版は地湧社から1994年となっていますから、30年近くも前なのですね。今もずっと出ていますから、ベストセラーのロングセラー。

わたしはパウロ・コエーリョの著書を読むのは、これが初めてでした。書評で、サン・テグジュペリの『星の王子さま』と並べて語られるのを何度か目にしましたが、なるほど最初の方から、教訓めいたセリフや心の声がちりばめられているのが、その理由かもしれません。個人的には、主人公の少年の自問自答を含む、数々の問答が面白かったです。物語のなかに説教臭い文章が入り込むと、あざとさを感じてうんざりすることもありますが、物語のなかに溶け込んでいればさほど気になりません。

そもそもタイトルが「アルケミスト=錬金術師」。哲学的な受け取り方、自己啓発的な受け取り方、スピリチュアル的な受け取り方、読む人によりそれぞれですね。わたしは単純に「羊飼いだった少年の冒険のお話」と読んで面白かったです。そういう意味では、読む前に持っていた「哲学書かしら?」という思い込みは当たりませんでしたが、それもまた良し。本書に限らずどんな小説にも、教訓的なエピソードや名言(名セリフ)を読み取ることができるので、これだけが特別という感じはしませんでした。

『アルケミスト』英語版も出ているので、英語と日本語との表現の照らし合わせをしてみても面白いかも、と思いました。

あらためて文様について調べるきっかけ。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

あらためて文様について調べるきっかけ。

肥前磁器、なかでも特に蕎麦猪口の文様の多様さ面白さに惹かれて『蕎麦猪口の文様小話』なる小冊子をつくり自費発刊したのは、2004年のことでした。こんなマニアックな小冊子、欲しいと言ってくれる人がいるのだろうかと思いながら、当時発行していたメールマガジン「蕎麦猪口蒐集」の読者の方々に喜んでいただけたら、と作ったのでした。

そんな、わたしにとってのライフワークのひとつでもある「文様」について、久しぶりにたくさん質問を受ける機会がありました。理解していること、覚えていること、きちんと説明できることがある一方で、「あれってどうだったかしら?」ということも少なからずあり、あらためて調べ直すきっかけとなりました。「他者に伝える」のは、自分にとって最高の学びになりますね。専門家としていい加減なことは言えませんので、ひとつひとつ資料にあたることになります。

資料を開けば「ああ、そうだった!」ということや「あれ、今まで気が付かなかった!」というものがどんどん出てきます。そういえば17年前もさまざまな資料にあたりました。やきものや肥前磁器の古い文献資料・研究書・学術書はもちろん、着物など他の伝統工芸における文様の資料、はては歳時記や植物図鑑、江戸時代の風俗文化に関する本まで。

今は、手元に持っている資料も、どこに行けば関連資料を手にできるかという知識量も、当時より増えていますので、さらに調べ甲斐があります。文様について調べ直しまとめ直して形にすれば、単純に文様の知識として便利だというだけでなく、陶片ミュージアムを解説する資料としても価値が生まれそうです。

ということで、17年ぶりに「文様小話」を作り直すことに決定。タイトルは変わると思いますが。そして、単に知識を調べて集めるだけではなく、諸説に対するより深い考察をして、自分なりの解釈を展開することができるのではないかとも思います。年内に完成するといいな、と思いつつ。きっかけとなる「たくさんの質問」を投げかけてくださったKさんに、心より感謝です。

花祭窯25年目スタート!

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

花祭窯25年目スタート!

6月9日ロックの日は花祭窯の創業日。応援してくださる方々のおかげで、また年を重ねることができました。ありがとうございます!

「やめなかっただけ」ではあるものの、四半世紀に突入するとなると、自分たちのことながら「ほほぅ」という感じは致します。来年の25周年を笑顔で迎えることができるよう、この一年も全力で仕事を楽しんでまいります。

今朝はロンドンに住む友人からの嬉しいメッセージでスタートしました。Sladmore Contemporaryで開催中の展覧会Beyond Bronzeに足を運んでくだり、「新作見たよー」と写真入りで報告。ロンドンはロックダウンが徐々に解除され、ギャラリー街も活気を取り戻しつつあるようです。

日英の往来がこんなに難しくなるなんて、ほんの2年前は思ってもいなかったこと。でもそもそも創業時には、海外展開するとはまったく思ってもいなかったのです。花祭窯創業時のダンナの志とか、陶芸家としての理念・使命感といったものはまったく変わっていませんが、その一方でマーケティング的な方法論についてはずっと変化し続けています。

変わるものと変わらないもの。両方あってこそ、生業として続けることができているのだとつくづく思います。今日も面白い一日をご機嫌に。

味噌も仕込みます。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

味噌も仕込みます。

昨日の梅仕事に続き、本日は味噌仕事。味噌を自分で作るようになってすぐの頃は、仕込む時期は大豆の収穫が終わり麹が出来上がる頃、2月~4月に一年分をいっぺんに仕込むイメージを持っていました。でもいっぺんに作るのって、体力的にもかなりたいへんなんですよね。常に材料を用意してくださる麹やさんのおかげで、ここ1-2年は必要に応じて年中仕込んでいます。ちなみに前回仕込んだのは1月でした。

隣町の麹やさんから「蔵出しセール」の案内が届いたタイミングで電話注文。樽ひとつ分が10キロなので、玄関先まで届けてくださるのが助かります。今食べている樽の味噌は残り三分の一ほどで、別に熟成中(もう食べごろ)の樽がひとつ。そして今日の仕込みが、三つ目の樽。ほぼ毎日味噌汁をつくる我が家。味噌消費量は多い方だと思います。

三つの樽をローテーションしながら、常に味噌が仕込まれている状態がこの1-2年できてきました。仕込んでから食べれるようになるまで、季節にもよりますが、夏場は熟成が早く進みますので3ヵ月ほど。食べ始めてからも日々熟していくので、最初は麹臭さが残っていた味噌も、樽が空になる頃には醤油っぽくなっていたりします。

味噌はそもそも長期保存食ですから、非常食にもなり。これって今流行りのローリングストックと言えるのではないか!?と勝手に嬉しくなっています。日本に限らず、発酵食品や乾物などの保存食文化はいろいろとありますが、非常時にも役立つものですね。

梅の収穫に行ってきました。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

梅の収穫に行ってきました。

毎年恒例の梅仕事。梅雨の合間の晴れの日、今年も佐賀花祭の創業地へ梅の収穫をしに行って参りました。昨年の梅仕事のブログを確認してみたら、なんと2020年6月8日付でぴったり一年前。写真を見比べてみると、今年は梅が少し熟していますので、梅が実るのも例年より少し早かったようです。

草も木もどんどん伸びる季節です。草刈りする人、梅摘む人に分かれて作業開始。今年も近所のお友だちが手伝ってくれて、心強い限りでした。昨年は不作だった「一番大きい梅」がつく梅の木に、今年はたくさんの梅がついていました。妙齢の大人が、梅を目指し嬉々として木に登る姿は、見守る側としてはハラハラしつつも、面白いものです。

いつも「あれがあったら!」と道具の反省があるのに、一年経つと忘れてしまって教訓が生かせないことが多々。そんななか今年は、高枝切りバサミの先にノコギリを取り付けた道具が大活躍しました。一方で「普通のノコギリも必要だったね…」という反省も。いつもノコギリは持ってきていたはずなのに、うっかりです。

梅農家さんの梅林を見ていると、ちゃんと採りやすいように低く枝が剪定されています。あのように美しく維持できないのは仕方がないにしても、毎年かなり思い切って枝を落としているつもりなのですが、それでも上へ上へと延びる梅の枝。どんどん手の届かないところに梅が生ります。そのうえ手に届かない位置にあるものほど大きく立派に見えるのですから、不思議と言いましょうか歯がゆいと言いましょうか。

ともあれ半日、梅のことだけを考えて山仕事。野鳥のさえずりが美しく響く中で、森林浴を満喫しました。天気が良く、風は心地よい程度に吹き、幸せな梅摘み日和でした。

一夜明けて今朝からは梅仕事です。梅を仕込むビンを洗い、外に干して日光消毒中。午後からは梅シロップ用のお砂糖と、梅干用の塩を買ってきます。梅に余裕があれば、梅味噌もつけようかな。梅酒はせっかく作っても減りが鈍いことに気づいたので、ここ数年つくっていません。と、「今年は何を仕込むか」考えるのも楽しみです。

自然の恵みに感謝です。

シロクマ、ジャガー、ペンギン、ヒクイドリ、カバ…どんどん新作。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

シロクマ、ジャガー、ペンギン、ヒクイドリ、カバ…どんどん新作。

ロンドンのSladmore Contemporaryでは、展覧会「Beyond Bronze」開催中です。今、ロンドンでは、London Gallery Weekendが毎週末開催されています。2021年3月18日からスタートしたこの動きは、ロンドンでのロックダウン緩和・解除に伴うもの。各ギャラリーがそれぞれに展覧会を企画し、週末ごとに楽しむことのできる企画をウェブ上でマップに載せて紹介していくもの。コロナ禍で疲弊した人々をアートで励ます取り組みです。

もともとロンドンには、市内のギャラリーやアート関係者が協力し合って作り上げるイベントがいくつもあり、アートの力を人々に届けようとする使命感と結束力にはいつも頭が下がる思いです。そういえば藤吉憲典のロンドンデビューも、そんなイベントのひとつ、London Craft Weekでした。

さて、藤吉憲典は西麻布桃居さんでの食器をメインとした個展が無事終わり、さっそく次はアート制作に入っています。Sladmore Contemporaryからいただいたテーマ「Endangered animals(絶滅危惧種)」。ギャラリーからテーマを与えられることは、作家の制作の自由を狭めることにはならず、むしろ視野を広げることになるのだと、いつも思います。作家側がそのように感じることができるのは、ひとえにギャラリーオーナーのアーティストへの愛情と信頼ゆえですね。

というわけで、現在制作中のものをチラ見せ。

藤吉憲典 アートピース ヒクイドリ

藤吉憲典 アートピース

ジャガー 藤吉憲典

いずれも「素焼き」が終わったところ。これから形がさらに磨き上げられ、絵が付き、本窯、赤絵窯へと進みます。まだまだいくつもの工程が控えています。毎度のことながら完成が楽しみです。

やっぱりここのケーキが好き。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

やっぱりここのケーキが好き。

美しいケーキを買って来ても、写真を撮ればよかった!と気づくのは、いつもお腹に入ったあと。仕方がないので、上の写真はケーキタイムに使ったお皿など。染錦チューリップ文(上)、染付唐草文(左)、染錦なずな文(右)、いずれも藤吉憲典作。5寸の丸皿は使い勝手がよくて、この3枚も食卓に頻繁に登場しています。

さてお気に入りのケーキ屋さん、このブログでもたびたび登場していますが、住宅街のなかにあります。車でうっかり通り過ぎてしまうくらい、コンパクトに住宅街に溶け込んでいます。パティシエのご主人と、接客担当の奥さまのお二人。店内はお客さんが二人も入れば身動きできなくなる広さ。先にお客さまがあるときは、次のお客さまは外で待つマナーが、コロナ禍になるずっと前から定着しています。

小さなショーケースは、いつも色とりどりのケーキでいっぱい。その奥に厨房が見えて、ご主人がケーキを作っている様子を拝見できるとともに、ときに会話を楽しむこともできます。新作お菓子のうんちくを、作っておられる方から直接伺うことができるのは、ここでケーキを選ぶときの楽しみのひとつ。作り手と買い手(食べ手)の距離をとても近く感じます。

フルーツを使った定番のタルト系がおいしくて、それらを目当てに足を運びます。わたしの一押しは、リンゴがおいしい「シブースト」。定番のケーキを決めていても、いつもなにかしら新作があって、それがまた美味しそうなので(実際おいしいので)、オーダーに迷います。今回は新作のなかから、レモンをたっぷり使った「シトロン」を。

選び終わると、「お待ちの間にどうぞ」とこれまた新作の「ミントクッキー」をひとついただきました。パンチの利いたミントの香りがクッキーにマッチ。おいしくいただいていると、奥でケーキのデコレーションをしていたご主人が、クッキーに使っているミントの葉っぱを裏のハーブ畑からとってきて「よかったら食べてみて」と。ミントの種類もいろいろあるようで、ご自身が納得する苗を探し育てたミントを使っておられるということでした。

以前は何人もの職人さんや店員さんを抱え、カフェスペースもあるケーキ屋さんとして腕を振るっておられたご主人。前のお店を閉めるときに「次は本当にやりたいことだけをするお店を作るので、お楽しみに」とおっしゃっていたのでした。自分の好きなことを仕事にする喜びと楽しさ。わたしたちと業種は全く違えども、共通するものを感じて嬉しくなるのです。