こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
2026選書ツアーの本が図書館に入りました♪
「お待たせしました!選書ツアーで選んでいただいた本が、図書館に到着しました!」とお電話をいただき、嬉々として貸し出しの手続きに行って参りました。選書ツアーで選んだ本は、その本の「ポップ」を書くという任務と引き換えに、選者が一番最初に借りて読むことができます。2年ぶりに選書ツアーに参加してきたのは5月のことでしたので、どの本が入るかな?とワクワクしながら待っていました。
わたしが選書した10数冊の中から、カメリアステージ図書館の司書さんたちが選んでくださったのは、『悪癖の科学―その隠れた効用をめぐる実験』(紀伊國屋書店)、『世界を解き明かす地政学』(日経BP)の2冊でした。だいたい毎回、ツアー参加者1名につき1~2冊。図書館から連絡が来る頃には、自分がどんな図書を候補としてピックアップしたか、ほぼ忘れていますので、「そういえば、これ選んでたのね」という感じです。
ポップを書くという使命がありますので、さっそく読書。わたしが選書ツアーで本を探すときは、まだ読んだことの無い本を探します。いろんなメディアで目にした書評を参考にすることもありますし、現地=本屋さんで表紙や、あとがきや、ざっと読んだ感じの印象で決めることもあります。ですから、これらの本が真の意味で「おススメ」といえるかどうかは、読書するまではなんとも言えず、「当たり外れ」があることも否めません。まあ、だからこそ、間に図書館司書さんの眼が入るわけです^^
まず『悪癖の科学』。心理学者という人たちのなかには、そんな研究で食っている人たちがいるのね、という感じの内容でした。あるいは役立つ場面もあるのかもしれません。わたしは「イグ・ノーベル賞」のユーモアセンスが好きで、毎年発表が楽しみなのですが、そこに通じるものがあるかな、と思ったら、なんと著者のリチャード・スティーヴンズ氏は、実際にイグ・ノーベル賞を受賞したことのある、心理学の研究者でした(笑)。
続いて『世界を解き明かす地政学』。どうやら近年は、日本だけでなく世界的に『地政学』ブームだそうです。そういわれてみれば、わたしもここ数年で、地政学の本を何冊か読んでいました。今回さらに本書を読んで思ったことは、同じ事実をもとにしても、それをどのように解釈して論理展開するかは、著者によってそれぞれであるということ。そしてそれは、正しいか間違いかということではなく、その著者が経験してきたことや立場によって変わるのが当たり前だということです。だからこそ、どんな人がどのように考えているのか、何冊も読んだほうが良いよね、と感じています。
無事にポップを書き上げて、図書館に納品。限られた蔵書購入予算の中から買ってもらった本ですから、たくさんの人が興味を持って手に取ってくれたらいいな、と思います。
