秋祭り金毘羅さん

今年も重陽の節句は、秋祭りのスタート「金比羅さん」。

こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。

今年も重陽の節句は、秋祭りのスタート「金比羅さん」。

花祭窯のあるここ津屋崎エリアでは、8月も末頃になると、波折神社で子どもたちの太鼓の練習がはじまります。おくんちの行列で太鼓をたたきながら練り歩く、その練習です。うちの息子も、小学生の時からずいぶん長いことお世話になりました。夜、風に乗って太鼓の音が聞こえてくると、まだ暑さが厳しくても、ああもうそんな時期かぁ、と季節を感じます。

ご近所エリアで秋祭りシーズンの幕開けを告げるのは、毎年9月9日に行われる「金比羅さん」。昨年があまりにも暑かったので、今年はスタート時刻を少し遅く夕方にしたということでしたが、ここ数日涼しい日が続いていましたので、さまざまな装束に身を包んで練り歩くのも、そこまでたいへんではなかったのではないかしら、などと思いつつ、行列を待ちます。

行列をねぎらう「接待所」が設けられ、ダンナはそのお手伝い。わたしは気楽にただ行列の到着を待つばかりです。ここ津屋崎に移転してきて15年目。気がつけば、いつもおしゃべりしながら一緒に行列を待っていたおばちゃんたちは、お亡くなりになったり施設に入居なさったりと、年々少なくなってしまいました。路地で行列を眺めながら、ふと寂しさがこみ上げてきました。

お神輿にお賽銭を入れ、神主さんからお祓いをしてもらい、行列を見送って、ミッションコンプリート。このあとは宮地嶽神社の周期大祭に、波折神社のおくんちと続きます。

投稿者:

ふじゆり@花祭窯

花祭窯おかみ/Meet Me at Art アートエデュケーター ふじゆり のブログです。1997年に開窯した花祭窯は、肥前磁器作家である夫・藤吉憲典の工房です。その独立準備期から、マネジメント&ディレクション(=作品制作以外の諸々雑用)担当として作家活動をサポートしています。工芸・美術の現場で仕事をするなかで、体系的な学びの必要性を感じ、40代で博物館学芸員資格課程に編入学・修了。2016年からは「Meet Me at Art(美術を通して、わたしに出会う)」をコンセプトに、教育普及を専門とする学芸員(アートエデュケーター)としても、並行して活動しています。美術を社会に開き、暮らしと美術をつなぐことをライフワークとして、コツコツと歩んでいます。