こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
福津市立図書館協議会委員の任期中最後の会議に出席して参りました。
2023年7月からの2年の任期で採用された「福津市図書館協議会委員」の、任期中最後(たぶん)の会議に参加して参りました。任期自体は2025年6月末までとなっていますが、次回の会議は7月以降の開催になるため、実質最後のお務め。
市立図書館の運営について、年に数回、有識者・図書に関わる地域の諸団体・市民が集まり、よりよい図書館運営のための意見交換をするための協議会。「図書館協議会」の設置は、図書館法で定められているもので、全国にある公立図書館の多くがその仕組みを採用しているとのこと。設置していないからといって、罰則があるわけではないようですが。協議会メンバーに有識者だけでなく市民委員を公募する方法も、多くの公立図書館で採用されているようです。
今回の会議も、活発な意見が出ていました。行政関連の他の審議会に入っていないのでよくわからないのですが、こと図書館協議会に関しては、特に公募による市民委員さんの発言が活発で、意味のある公募採用になっているな、と感じます。わたしもそうですが、市民の代表として選ばれて席に着いたからには、図書館発展のために少しでも寄与しなければという思いがあるのですね。一方、これまでの流れから、さまざまな団体で役職的に席を得ている方々のなかには、どんどん進む図書館運営の在り方についてこれていない、あるいは自分の所属に直接的に関係のあるテーマ以外は興味が無いのが態度に出ている方々も。そういうなかで、今回の会議でもお一人傍聴に入った方がありましたので、良かったと思いました。客観的に評価する目線があることは、重要ですね。この傍聴制度は、もっと知られるべきだなぁなどと思いつつ。
ともあれわたし自身の想いとしては、お世話になっている図書館が健康的に存続してくれることが一番で、そのために自分にできることをちょっとでもできれば、というその一点。2年間の任期で遺せたものはほとんどないのかもしれませんが、ほんの少しでも貢献できていたらよいなぁ、と思いました。