こんにちは。花祭窯おかみ/アートエデュケーターふじゆりです。
続々・「天氣晩来秋」北京の喜水ギャラリーさんで藤吉憲典個展。
いよいよ明日8月29日(土)初日を迎えます。北京・喜水ギャラリーさんでの、藤吉憲典個展「天氣晩来秋」。喜水のオーナーさんが立て続けに、詩的で素敵な個展告知文章を出してくださるので、ご紹介したくて「続々」のブログアップです。
中国語で書いてくださっていたものを、AI翻訳して、意味が通るようにわたしが手直ししています。
藤吉憲典個展 天氣晩来秋
- 喜水gallery:北京市朝阳区广渠东路1号创1958园区 3-9F
- 2026年8月29日(土)-9月2日(水)
藤吉憲典は、創造力の源泉は、日々の暮らしの中で身近に感じる自然の美しさにあると語っています。色を目で見て、形に触れる――そうした五感を通じた体験こそが、ものづくりの原点なのだと。彼は、器を実際に使う日常の中で、器と芸術が持つ意味や力を感じてもらいたいと願っています。その素朴で誠実な思いこそが、彼の作品が国境を越えて人々の心を動かす理由の一つなのかもしれません。
藤吉憲典の制作姿勢には、古来の中国思想にいう「格物」に通じるものがあります。「格物」とは、目の前にある一つひとつのものを深く観察し、考え、その本質を見極めていく姿勢です。一本の線、一つの余白に至るまで、何度も見直し、考える。その積み重ねの先にあるのは、流行に左右されず、時を重ねてもなお美しさを保ち続ける、気品と静けさなのです。
(喜水ギャラリーのインスタグラムより)
「格物」という言葉の意味を知りませんでしたので、調べてみました。いろいろと出てきましたが、雑誌『サライ』のウェブ版に掲載されている記事がわかりやすかったです。ご興味のある方は、ぜひご参照くださいね。その文章を拝読したうえで簡略にまとめると…
儒教の基本文献といわれる四書五経のひとつ『大学』にある「格物致知(かくぶつちち)」に由来します。『大学』に「知を致すは物を格すにあり」とあり、人間本来の知恵、生きる力は、実際に物事にぶつかり体験することによって初めて得られると解釈されています。そして「学び続ける姿勢」と「真理への探究心」この両輪が大切であると説いています。
告知以降、「北京にいる友人に、個展開催を紹介しました」などの嬉しいメッセージもいただいております。ありがとうございます!
