波折神社のおくんちでした。

こんにちは。花祭窯・内儀(おかみ)ふじゆりです。

波折神社のおくんちでした。

毎年恒例のおくんち。波折神社を氏神様とする地域の持ち回りで、花祭窯のある新町は三年に一度回ってくる当番の年でした。が、我が家について言えば、息子が毎年「太鼓係」で行列に参加しているため、いつもの秋祭りといった感じです。

思えば息子が初めて太鼓係に入ったのは、小学校2年生の時。それまでは小学校4年生以上から参加となっていた子ども太鼓の叩き手がどんどん減ってしまい、人数集めのために、まだ小さかった息子にも声をかけていただいたのでした。

けっこうな距離を太鼓をたたきながら練り歩きます。休憩も入れながらとはいうものの、時間にして3時間以上。息子が初めて参加した年は、背丈に対して高めの位置にある太鼓を叩きながら歩いたため、翌日は首が痛いと泣いていたのを思い出します。

それでも翌年からも、おくんちの太鼓の練習のお知らせが来ると、一も二もなく嬉しそうに走って出かけるのですから、太鼓をたたくことがほんとうに楽しいのだなぁ、と思います。

今年は、大太鼓も小太鼓もたくさんの子どもが参加してくれました。ありがたいことに、いっときの「叩き手不足」の懸念はなくなりつつあるようです。こうして子どもたちが地域の主役になれる場がたくさんあることが嬉しいです。